D&D4e余話#36~D&D Encounters Season3: 第15回レポート~
で、当日の話。
会場に赴いたら、見学されていた方から「ああ、あなたが銀河さんですか」と声をかけられました。
( °3°)ホェ?
確かに参加者としてはペンネームで登録してたけど、そんなに名前と顔を覚えられるほど参加してたかなあ…と思ってお名前をうかがったら、4th Cageのいしかわさんだった。
Σ(;°3°)エェーッ!?
PFでお世話になりまくってる方じゃないですか。
なんでも当方のブログも見てご存知だったそうな。どっちかとゆうと無知と恥と迷惑多きブログを自覚しているすぐワルぶるが気は小さい筆者に「ええい上様がこのような所に来られるはずがない!」などとネタにする度胸があるはずもなく、印籠見せられたアーク代官状態であった。
幸い「クソマスター呼ばわりは称号ですよ」とありがたいお言葉を頂いたので、これからもセッセとクソマスター道を精進する所存(PFwikiで最も低い脅威度の能力値吸収モンスターをチェックしつつ)。
[毒]への脆弱性を与える効果と、[毒]ダメージの範囲攻撃をほうほうの体で乗り切った我々。戦闘種族はオークかと思っていたが、まさか無属性でまだ話の通じる余地のあるリザードフォークまでこうだったとは。オークがサイヤ人ならリザードフォークはピッコロ産魔族って感じか(肌の色と外皮的な意味で)。
安息砦はこれから、こんな種族の猛攻を受けようとしてるのか…。
/ ̄ ̄`ヽ :
/. i /ヘ\ヽ\:
;| ! |/__.xト、L,_ ト}: な…
; |!ヘ cモリ lモ!oV なんなんですか?
;| !|.ト" rっ ツ|.|、: ここ、どこですか?
,',ノ 斗ャ fて`Y トミヽ これから何が
/ {トミトv|'´ゝ } ノノ:l }: 始まるんですか?
:/イ { ゝィVr-ヘト、 ! ハ
. | !|Y⌒'ミ{ヾ=' | /イ|
ヽ人 |! /\ :
`'┬' トー'´ ヽ :
:,/{、 || ,.|='´ } :
第三次大戦だ!
それにしても、よくもまあ毎回毎回ジヲン脅威のメカニズムよろしく血反吐撒くような遭遇を考えてくれるもんです。まったくこれだからアングロサクソンはよォ、などと悪態をついていたら、なんか本国のプレイヤーからも似たような意見が交わされてるそうです。思ったよりもアメ公どもも冷静だった。なあんだ、イカレていたのはデザイナー陣だったのか。流石は1レベル用公式シナリオにコーデル先生を招聘(以下略)。毎度のテストプレイも楽しそうで羨ましい限りです。そりゃ楽しくないはずがないっすよ、アメリカンゲーマーまで畏怖させる遭遇のテストプレイなら! 俺ならテスト中、黒い笑いが止まらないに違いない。
なお、意外なことにまだ死者は出ていないそうです。筆者も薄々死の覚悟はしながらも、戦線崩壊の惨事に至ったような経験はしておりません。阿鼻叫喚の苛烈な遭遇をデザインしながら、マスタリングの真骨頂、「生かさずコロッサス」を実践しているあたりは、4e発表以来の積み重ねの成果か。この絶妙なバランス感覚には素直に拍手を送りたい。
DMもPCも死力を尽くした死闘、4eの戦闘はやっぱりこうでなくっちゃ!
追撃先には、高い木々と朽ち果てた塀に囲まれる、石造りの祭壇のような建築物が。
そして前情報通り、階段いっぱいを占める巨体のブラックスケイルの暴れん坊が待ち受けていた。
…それよか私は、背後の祭壇に空いた2×2の黒い穴が気になるんですけど…。
祭壇に穴、と聞くとさっきネタにした『シャドウフェル城の影』のカラレル様とのラストバトルを思い出して戦慄が走る。まさかいきなり自動命中ダメージを受けたり、つかみで引き込まれたりしませんよね?
加えて、周辺の木々には前回のブロウガン使いが隠れていた。あの5%の気絶再びと悲鳴が上がりかけるも、こいつらは雑魚ではなく、しかも獲物をクラブに持ち替えていた。なーんだだったら怖いことないや。
来いよリザードフォーク! ブロウガンなんて捨ててかかってこいよ!
と思いきや、こいつもマイナー・アクションでつかむや追加ダメージ・ダイスを得て殴りまくるとんでもない奴だった。やっぱりリザードフォークMAJIヤバイ。第一回・二回天下一武道会トーナメントクラスが挑んでいい相手ではない。
関係ないけどビッグ・ベアってコマンド投げよりベアハッグの方が強い変なプロレスキャラだったよね。
戦闘開始と同時に、まずはローグのメリックが飛び込み、ブラックスケイルに急所攻撃を叩き込むと同時に幻惑状態に陥れる。その隙を突いて、アストロノーカスも波状攻撃を仕掛ける。この間、重傷状態に陥るとテイル・スラップが襲い掛かるはずだったのだったが、なんと幻惑状態ではフリー・アクション以外の割り込みを発動できない、とゆうメリックのファインプレーにより被害を免れる。さらにはアクション・ポイントまでつぎ込んだ急所攻撃によって、ほとんどブラックスケイルに行動させることなく轟沈せしめた。
しかし、大物が倒されたとなっても、リザードフォークの戦意が消沈することはない。
メリック、アストロノーカスの脇を抜けて、まだ前線に参加していないエルデスやヘイゲンらに襲い掛かる。慌ててアデーレはフェイ・ステップを使って樹上に瞬間移動。近接戦闘に巻き込まれたくなかったからだそうですが、樹上に瞬間移動! そういう使い方もあるのか。
エルデスに向かってきたつかみは、空を切る。フハハハ、これも背が低いキャラの恩恵らしく、コマンド投げがスカったんですな。嘘です。アストロノーカスのディフェンシヴ・オーラでACが上がってるおかげです。その上アストロノーカス以外を攻撃すると自動ダメージまで与えると至れり尽くせり。いやあ、4eにはこういう防衛役がいてこその安全ですね。だからなんで赤箱にはいないんだよぅ!
反撃とばかりに、アストロノーカスから挟撃ボーナスを得て、自慢のd12を喰らえィ! バーサーカー・チャージの構えに突撃も加えて、貴様のACなら外す方が難しいわー!
しかし出目、1。
その間、レドガーは塀の周辺を回って警戒中、スピッティング・ドレイクと遭遇し、パワー・ストライクを乗せた一撃や機会攻撃で着実に仕留めていた。後顧の憂いを断ってもらったところで、今度こそグレートアックスの錆にしてくれようぞ。
しかし出目、1。
結局この後、リザードフォークのつかみはまた外れ、エルデスの反撃も出目2で失敗している間に遭遇が終わってました。1遭遇中の出目の合計が4とd20にあるまじき数字。その上1点のダメージも与えないのはままあることですが、1点のダメージも受けないと4eでは信じられない結果に。これこそ正しく空気。あるんだなあ、激烈な戦闘が売りのEncountersでもこうゆうことって。
まあ、今回の失態とパワー・ストライクは次なる戦い、ブラック・ドラゴンの首根っこにブチ込んで晴らしてやりますよ! この次の遭遇で、このチャプタ終わっちゃうし!
それでは皆様、次なる遭遇で、また会おう!
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