好きな漫画〜出発のバラード〜
ブログ開設から「TRPGを始めるきっかけ」「好きなTRPG」と語ってきたわけですが、まだまだブログとしては始まったばかり。
とゆうワケで、今回はTRPGからは少し離れるけれど、「始まり」にふさわしい話を。
始まりとはすなわち旅立ち、そう、旅立ちと言えば
銀河鉄道999です!
(BGM:テイキング・オフ!byゴダイゴ)
鉄郎、999に乗りなさいですよ!(岩田光央調)
少し前から小学館よりMy First WIDEって企画で、昔の漫画が隔週でコンビニ発売されてまして、『からくりサーカス』なんかが刊行中。『999』もその一環として出てまして、真夏の深夜にヤケ酒あおった帰りに見つけました。
いやあ、いいですね999。
ページめくってるだけで野沢雅子さんと池田昌子さんの声が蘇るようです。
ちなみに鉄郎のメーテルの呼び方は「メーテルぅ」←平常時、「メーーーテルーーー!!←」絶叫時
メーテルの鉄郎の呼び方は「鉄郎。」←平常時、「鉄郎!……」←緊迫時
と覚えておくと、より脳内再現がしやすいと思います。
なんちゅうか、流石は漢(おとこ)でもなければ侠(おとこ)でもない、「男」を描かせたらナンバーワンの松本零士先生(島本和彦先生のお墨付きだ!)。読むだに男の魂が燃え上がること必定です。女性はそれっぽいものが燃え上がります。多分。
特にこの999、見た目は不味いが勇気と誠実さは比肩し得る者のいない星野鉄郎少年に、美しく優しいながらも終始ミステリアス(の割に脱衣にはあけっぴろげ)なメーテルの対比、そして一度も進路を変えたことがないとかご大層な説明と矛盾しまくる性能(そして当然、無闇やたらと多い計器)のハイテケ列車999、松本イズムがここに集約されてる感じですなあ。
また、サブキャラクターと小道具が毎度毎度ハズレなく秀逸なのも松本漫画の魅力かと。列車の運行と鉄郎やメーテルへの人情に板挟みになる車掌さん(あ、この人も「さん」付けで呼びたくなる人だ)のお人よしぶりは鉄郎と別の意味で人間臭さがほほえましい。そして鉄郎の愛銃コスモドラグーン、またの名を「戦士の銃」。ネーミングセンスがシビれます。宇宙に数丁しかない最強の銃、そんな銃の名前が「戦士の銃」。シビれます。
メーテルの指輪光線とか、アニメで頻繁に使った耳飾り爆弾なんかも好きでした。SW2.0の火トカゲの髪飾りを見て真っ先に思い出したのがコレでしたね。
『999』の物語は登場期間の割にはナイスネームと顔面レーダーというインパクトのためか知名度の高い機械伯爵に母を殺された鉄郎が、永遠に生きられる機械の体をタダでくれる星へと向かうため銀河鉄道999に乗り込む…ってのが大筋ですが、まず999に乗り込む前に伯爵の家に乗り込んでライフル乱射、挙句伯爵の顔面にライフルぶち込み放火、とのっけからアナーキズム全開。下宿に遊びに来たちばてつや先生にサルマタケ食わせる松本先生だけはあります。
そして途中の停車する星で様々な事件に巻き込まれ、友達を作ったり、パスを盗まれたり、パスを盗まれたり、命を狙われたり、命を狙われたり、命を狙われたり、命を狙われたり、メーテルが惑星をブチ割ったりブチ割ったりブチ割ったり…繰り返しの回数は全体における比率ですが、最後はインパクトの度合いです。そんなに惑星ブチ割った回数ないはずなんだけど、何故か惑星クラッシャーってイメージがあるなあ。と、まあ、各星でのエピソードを積み重ねていくのが基本的な流れで、毎度毎度個性豊かな星と話が広がるんですが、特記しておきたいのが999のマスターピース「蛍の街」。
この話、999関連の話になると必ず出てくるぐらいの定番回なんだけど、何度語られようと取り上げる価値あり。
いやもう、何もかもが良過ぎる。
ゲストキャラクター・フライヤ(アニメーター志望)の施しをつっぱねる誇り高さに、鉄郎の語る労働への思い。そして、精一杯のフライヤの申し出に応えながらも、アニメーターの命と言える絵コンテは返してやり、
「映画ができあがってそのコンテが用ずみになって、いらなくなったらぼくに送ってよ。
ぼくは必ずそのコンテを持って宇宙のどこかで映画館で、きみの親友のネコのアニメーションを見るから……
そうしてコンテといっしょにフライヤさんを思い出して、ネコのためにもう一度泣くからさ!!」
という鉄郎の優しさと誠実さ、そしてフライヤの誇りのためにヤサ男に挑む勇敢さ。
出番が少ないながらも、メーテルも鉄郎がフライヤを訪ねやすくするために見せる気配り、また決闘にチキったヤサ男に強烈な諌言を加える厳しさ、と彼女の魅力も存分に発揮。
鉄郎の「男」、それにメーテルの「母性」、ゲストキャラクターとの「交感」、何れもが一級品に仕上がった、999の全てがあるような気がしてならない逸品中の逸品です。これに震えない輩はホモ・サピエンスではない! と断言してもいい! いや! かなり譲歩して日本人ではない! と断言してもいい! 日本語読めないと話わかんないからな!
あと、個人的に好きなのは、「大四畳半惑星の幻想」。『男おいどん』がゲスト出演してる話ですが、バイト帰りの鉄郎が寝言でメーテルの名前言ってるのを聞いたときのメーテルがメチャクチャ可愛い。
「美しい」とよく評されるメーテルですが、ここで頬を染めてるメーテルは「可愛い」以外に思いつきません。
2009年9月9日と9が3つ並んだ記念にブルーレイ発売された劇場版、これもイイ。ハーロックとかエメラルダスとか、結構松本作品の予習をしてないと話の流れがわからないトコもあるんですが、ラストの野沢・池田両氏がボロ泣きしながら演じた999との離別、間髪入れずに流れてくるGALAXY EXPRESS 999は一発退場モノの反則技。アブドラザブッチャーの地獄シューズからフォーク攻撃ぐらい卑怯です。
何かと突っ込まれる鉄郎少年のTV版との容姿の違いですが、劇場版は15歳なのであんなに凛々しくなってるとか。あの変化は二次成長とかそういう次元じゃないだろ、と思うのですが、パタリロ八世の例もあるから、そんなに騒ぐほどのことじゃないのかな。
一話一話ごとに違う舞台と違うゲストっていうのは常に新鮮味が求められる、かつ伏線回収を後回しにできる…という理由でTRPGキャンペーン向きかと。
やるならデータごとのアクの強いD&Dで1ダンジョン(都市)1モンスターとか、SF色入るならファンタズム・アドベンチャーで毎回違う種族とかか。当然不定形惑星ヌルーバではスリッジ、ロケットランチャー開発に命を懸ける熱血タフィボーゼ話とかあるわけですよ。萌え(※スリッジはまんまスライム。PC種族。タフィボーゼはケツに頭がついた三本足・三本腕の宇宙人。PC種族)。
ソレを言ったら『テラ・ザ・ガンスリンガー』はモロにそうだったわけですが、その、なんだ。
とゆうワケで、今回はTRPGからは少し離れるけれど、「始まり」にふさわしい話を。
始まりとはすなわち旅立ち、そう、旅立ちと言えば
銀河鉄道999です!
(BGM:テイキング・オフ!byゴダイゴ)
鉄郎、999に乗りなさいですよ!(岩田光央調)
少し前から小学館よりMy First WIDEって企画で、昔の漫画が隔週でコンビニ発売されてまして、『からくりサーカス』なんかが刊行中。『999』もその一環として出てまして、真夏の深夜にヤケ酒あおった帰りに見つけました。
いやあ、いいですね999。
ページめくってるだけで野沢雅子さんと池田昌子さんの声が蘇るようです。
ちなみに鉄郎のメーテルの呼び方は「メーテルぅ」←平常時、「メーーーテルーーー!!←」絶叫時
メーテルの鉄郎の呼び方は「鉄郎。」←平常時、「鉄郎!……」←緊迫時
と覚えておくと、より脳内再現がしやすいと思います。
なんちゅうか、流石は漢(おとこ)でもなければ侠(おとこ)でもない、「男」を描かせたらナンバーワンの松本零士先生(島本和彦先生のお墨付きだ!)。読むだに男の魂が燃え上がること必定です。女性はそれっぽいものが燃え上がります。多分。
特にこの999、見た目は不味いが勇気と誠実さは比肩し得る者のいない星野鉄郎少年に、美しく優しいながらも終始ミステリアス(の割に脱衣にはあけっぴろげ)なメーテルの対比、そして一度も進路を変えたことがないとかご大層な説明と矛盾しまくる性能(そして当然、無闇やたらと多い計器)のハイテケ列車999、松本イズムがここに集約されてる感じですなあ。
また、サブキャラクターと小道具が毎度毎度ハズレなく秀逸なのも松本漫画の魅力かと。列車の運行と鉄郎やメーテルへの人情に板挟みになる車掌さん(あ、この人も「さん」付けで呼びたくなる人だ)のお人よしぶりは鉄郎と別の意味で人間臭さがほほえましい。そして鉄郎の愛銃コスモドラグーン、またの名を「戦士の銃」。ネーミングセンスがシビれます。宇宙に数丁しかない最強の銃、そんな銃の名前が「戦士の銃」。シビれます。
メーテルの指輪光線とか、アニメで頻繁に使った耳飾り爆弾なんかも好きでした。SW2.0の火トカゲの髪飾りを見て真っ先に思い出したのがコレでしたね。
『999』の物語は登場期間の割にはナイスネームと顔面レーダーというインパクトのためか知名度の高い機械伯爵に母を殺された鉄郎が、永遠に生きられる機械の体をタダでくれる星へと向かうため銀河鉄道999に乗り込む…ってのが大筋ですが、まず999に乗り込む前に伯爵の家に乗り込んでライフル乱射、挙句伯爵の顔面にライフルぶち込み放火、とのっけからアナーキズム全開。下宿に遊びに来たちばてつや先生にサルマタケ食わせる松本先生だけはあります。
そして途中の停車する星で様々な事件に巻き込まれ、友達を作ったり、パスを盗まれたり、パスを盗まれたり、命を狙われたり、命を狙われたり、命を狙われたり、命を狙われたり、メーテルが惑星をブチ割ったりブチ割ったりブチ割ったり…繰り返しの回数は全体における比率ですが、最後はインパクトの度合いです。そんなに惑星ブチ割った回数ないはずなんだけど、何故か惑星クラッシャーってイメージがあるなあ。と、まあ、各星でのエピソードを積み重ねていくのが基本的な流れで、毎度毎度個性豊かな星と話が広がるんですが、特記しておきたいのが999のマスターピース「蛍の街」。
この話、999関連の話になると必ず出てくるぐらいの定番回なんだけど、何度語られようと取り上げる価値あり。
いやもう、何もかもが良過ぎる。
ゲストキャラクター・フライヤ(アニメーター志望)の施しをつっぱねる誇り高さに、鉄郎の語る労働への思い。そして、精一杯のフライヤの申し出に応えながらも、アニメーターの命と言える絵コンテは返してやり、
「映画ができあがってそのコンテが用ずみになって、いらなくなったらぼくに送ってよ。
ぼくは必ずそのコンテを持って宇宙のどこかで映画館で、きみの親友のネコのアニメーションを見るから……
そうしてコンテといっしょにフライヤさんを思い出して、ネコのためにもう一度泣くからさ!!」
という鉄郎の優しさと誠実さ、そしてフライヤの誇りのためにヤサ男に挑む勇敢さ。
出番が少ないながらも、メーテルも鉄郎がフライヤを訪ねやすくするために見せる気配り、また決闘にチキったヤサ男に強烈な諌言を加える厳しさ、と彼女の魅力も存分に発揮。
鉄郎の「男」、それにメーテルの「母性」、ゲストキャラクターとの「交感」、何れもが一級品に仕上がった、999の全てがあるような気がしてならない逸品中の逸品です。これに震えない輩はホモ・サピエンスではない! と断言してもいい! いや! かなり譲歩して日本人ではない! と断言してもいい! 日本語読めないと話わかんないからな!
あと、個人的に好きなのは、「大四畳半惑星の幻想」。『男おいどん』がゲスト出演してる話ですが、バイト帰りの鉄郎が寝言でメーテルの名前言ってるのを聞いたときのメーテルがメチャクチャ可愛い。
「美しい」とよく評されるメーテルですが、ここで頬を染めてるメーテルは「可愛い」以外に思いつきません。
2009年9月9日と9が3つ並んだ記念にブルーレイ発売された劇場版、これもイイ。ハーロックとかエメラルダスとか、結構松本作品の予習をしてないと話の流れがわからないトコもあるんですが、ラストの野沢・池田両氏がボロ泣きしながら演じた999との離別、間髪入れずに流れてくるGALAXY EXPRESS 999は一発退場モノの反則技。アブドラザブッチャーの地獄シューズからフォーク攻撃ぐらい卑怯です。
何かと突っ込まれる鉄郎少年のTV版との容姿の違いですが、劇場版は15歳なのであんなに凛々しくなってるとか。あの変化は二次成長とかそういう次元じゃないだろ、と思うのですが、パタリロ八世の例もあるから、そんなに騒ぐほどのことじゃないのかな。
一話一話ごとに違う舞台と違うゲストっていうのは常に新鮮味が求められる、かつ伏線回収を後回しにできる…という理由でTRPGキャンペーン向きかと。
やるならデータごとのアクの強いD&Dで1ダンジョン(都市)1モンスターとか、SF色入るならファンタズム・アドベンチャーで毎回違う種族とかか。当然不定形惑星ヌルーバではスリッジ、ロケットランチャー開発に命を懸ける熱血タフィボーゼ話とかあるわけですよ。萌え(※スリッジはまんまスライム。PC種族。タフィボーゼはケツに頭がついた三本足・三本腕の宇宙人。PC種族)。
ソレを言ったら『テラ・ザ・ガンスリンガー』はモロにそうだったわけですが、その、なんだ。

























