PSYCO-GUNDAMキャンペーン『タイム・オブ・ティアーズ・アゲン』第四話「赤熱の降下」~

(小杉十郎太声で読み上げて下さい)
 人が宇宙で生まれ、宇宙で死ぬようになった時代でも、地球はなおも生命の源であった。
 しかし宇宙と地球の間を渡ることは、今でさえ容易ではない。
 それは未だ越えられない、アースノイドとスペースノイドの距離感の象徴でもあるのだ。

第四話「灼熱の降下」(デデデデッデーデッデデデデッ)

 えらく久しぶりのPSYCO-GUNDAMキャンペーンレポートです。
 アナハイムで機体の受け渡しを終えた後、スタギラは次の戦場の選択を迫られていた。
GM「地球でもうじきジャブロー攻略が始まるので、大気圏を抜け、カラバと合流するというのが原作の流れですな」
「つまり激戦地に赴くというワケだな」
GM「スタギラはサラミス改級という設定なんですけど、大気圏突入能力があったか定かでないんで、多分皆さんバリュートで自力で降下してから、カラバに拾ってもらうという流れになるでしょう」
「確かカミーユ達って大気圏突入してから、直接ジャブローに降下してなかったっけ? すげえ力業だな」
GM「もうひとつは、ティターンズが最近地球圏に帰還した木星船団と接触をして、宇宙での勢力圏を固めようとしている情報がありまして。その牽制のために宇宙に残る。この場合は、地上に降りるカミーユ達を防衛するのが任務となります」
「あの変な髪形のスケコマシが来てるんだな。初登場したのもこの辺だったっけ」
「どうも宇宙と地球を巻き込んだ連邦内の内ゲバというストーリーラインのせいか、話の流れがごっちゃになるんだよなあ」
GM「そもそも原作を見返すとZはしょっちゅう宇宙と地上を行き来してる上に、何故せわしなく行ったり来たりしているのかイマイチ把握しづらい気がしますな。宇宙に命からがら上がってきたクワトロが速攻で地上に戻ってダカール征圧に加わるとか」
「噂によると地上にいるはずの人が宇宙にいるミスとかあったらしいな、原作でも」
「さてどうすっかねえ。地上でカラバと戦うか、それとも宇宙に留まるか」
「そういえば、地球に行くとアムロと会えるかもしれないんだよね。Zの時は地上に出ずっぱりだったし」
「危険地帯には進んで赴くのが主戦力というもの。というワケで激戦地のジャブローへと行こうじゃありませんか」
「いや、俺は隊長機がネモ指揮なんであんまり激しい戦闘はしたくない……←前回火球となった」

 方針が決まったところで、新型MSの選定に移る。

「というわけで機体を新調したぞ。せっかくネモ小隊だから、ネモシリーズの最新鋭、ネモⅢを使わせてもらおう」
GM「僕は使われてるの見たことないんですが、ハイパーザクマシンガン改と同等の性能の240mmカービンに大火力のメガビームキャノンを搭載してるんだから、こりゃ高コストなだけはあります。思うに、百式と同時期に搬入されるタイミングが悪かったんぢゃないかな
「ユニコーンにも出てたよね。焼かれてたけど」
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そりゃねぇぜ……
「ジェガンといい連邦の量産機は性能に比して待遇の悪い運命にあるのだ(南無南無)」
GM「あ、そうそう、ガンダムmk-Ⅱは機体の強度が問題ありということで量産は見送られたけど、カミーユやメガネ小隊の奮戦を見てネモの次にできないかと考えているそうですぞ。なんで、地上に降りるなら是非機体データを持っていって、カラバに渡してほしいと」
「ほう? するとこれはなんぞ新型機のフラグかね」
GM「即ち量産型ガンダムmk-Ⅱがカラバの手によって造られるわけです!
「そんな機体あったのかよ!?」
GM「いや勝手にツクダホビーが造ったんでしょうけど、最近は後付けで本当に存在するようになったりするから油断できねぇ。ちなみに宇宙だとアナハイムが開発にあたるぶん、ちょっと早めに今回のシナリオで登場してました」
「まあ、企業主体の開発だとマラサイみたいに流れる危険性もあるから。カラバで開発なら多少は安心なんじゃないの」
GM「なお、ティターンズではない連邦軍の腕利きが加わっているそうです。ネモ隊の噂を聞きつけて、腕前で勝負する好敵手と対決を楽しみにしているそうです」
「ほお。原作でいうとライラみたいな立ち位置なのな」
GM「それと木星船団の連中が降下阻止に加わってるらしいので、ソッチの新型に出くわす可能性もあります」
「……まさかあの変な髪形じゃないよなー……」

 バリューとを装備し、各々宇宙空間に飛び出す。
 既に進路には、ティターンズのMSが展開し、スタギラ隊を迎え撃つ。

GM「スタギラ隊の受け持ちはティターンズ&連邦の複合部隊、それにブルネイ(サラミス改級)が一隻です」
「とりあえず俺はブルネイの近くにいる、スタックしてる二機が凄く気になる
「早く確認した方がよさそうだよね」
「て、モンク小隊はなんでそんなに後方にいるんだよ!
「いやだって隊長がネモ指揮だし……」
「量産型リック・ディアス二機を擁するそこが前衛に立つのに一番適してるはずなんですが……」

 とかすったもんだしている間に、左翼の一部隊がスーッと接近してくる。

「おいあの隊長機推力を1回使っただけで8歩も動いてるぞ!? なんだあいつ!?」
GM「さーなんでしょーねーフホホホ。そしてその僚機の放つのは、妙に減衰しないビーム兵器です」
「うわマラサイのビームライフルより強い! こいつも新型!?」

 一方、メガネ小隊はスタックしている謎の機体に急行する。

GM「その距離なら確認されたな……ハイザックがメガランチャーを構えて、スタギラを狙っていますね。スタックしているのは、メガランチャー担当の一機にエネルギーを供給するためです」
2352.jpg
「うげ、そんなもん用意してたのか!」
GM「メガランチャーはHML相当、射線上全てに誘爆チェックをさせた上、命中すれば威力16の2d6ダメージ兵器だったのですがな。しかも艦船相手だと外すのが難しいぐらいだし」
「だが射程内に捉えたからにはそうはいかん。ガンダムmk-Ⅱに加えリック・ディアスも揃った今、ハイザック程度恐るるに足らんわ!」

 メガランチャーを用意していたハイザックは、脇を突かれる形となり、やむなく狙撃を放棄して交戦に入る。
 また、ジョッキー小隊は謎の新機体と渡り合う。

GM「高機動MSの正体、それはガルバルディβ! そして部下はビームランチャーを装備したハイザック・カスタム、通称かくれハイザックだったのですよ」

HGも出てないってマジ?
「なんだこいつ、全然攻撃が当たらん上にスゲエ勢いで動きやがる!」
GM「そりゃもうガンダムmk-Ⅱ以上の回避能力に、ハイザックの倍近くの移動力ですからな。この時点ではトップクラスの機動力ですよ」 
「ウオオビームランチャーではリック・ディアスの装甲をも貫かれる危険性がある! これ以上殺られてたまるか、オドリャ隊長機にクレイバズーカブチ込んじゃる!(はだしのゲン調)」
GMその代わり装甲はハイザック並なんで当たると死にマース! ウギャー!」

 武装もマラサイより性能の良いビームライフルなのはいいとして、サブ武装がシールドミサイルという珍機体流石はあのギャンの後継機とされるだけはある。ガルバルディβの超薄装甲にリック・ディアスのクレイバズーカは、ゴキブリに熱湯並の即効性を発揮する。一撃で哀れ鉄塊と化す。
 さてその頃ハイザックを片付けたメガネ小隊に、後続が追い付いてきていた。

GM「マラサイが本格的に戦線に加わってきている頃ですな。そっちに行ったのはマラサイだけの小隊です」
「ジェリドもカクリコンも大気圏突入の時は乗ってたよね。ここでカクリコン死んだんだったか」
GM「狂犬ニュータイプにリック・ディアスと戦力としては最強の部隊だがなんぼのもんじゃい、隊長機を落とすことぐらいできらぁ! ビームサーベルならいかにリック・ディアスでも、どこに当たっても抜けるんでぇ!」
「なんの、隊長機だって反応できらぁ! (出目を見て)できねぇー!!
GM「あ、クリティカルで命中してますぞ」
「ぬな!? だが格闘兵器ならビームサーベルで“受け”ができる! これで反応できれば……(出目を見て)できねぇー!!

 で、誘爆チェックの結果は……。

一同(出目を見て顔を覆う)

 リック・ディアス死す……於大気圏突入
(宇宙空間に笑顔でキメ。あとパイロットは死んでません)

部隊中最高額の機体がまた消し炭に……
GMリック・ディアスに乗っていた人は残らずロクでもない目に遭っているのである意味正しいと言えば正しい運命ですが」
※アポリー&ロベルト、エマ、カミーユの親父→死亡、カミーユ→ぷっつん、ファ→ぷっつんの世話、クワトロ→ノーコメント
「Vガンダムのガンイージみてーだな」
「ししししかしニュータイプのmk-Ⅱはまだやる気十分じゃい! 残存戦力の掃討と艦船ぐらいやっちゃるわい!」

 この発言通り、進路上の敵はおおむね片付けられていた。残ったブルネイは艦船独自のルールに従って処理される。艦船は必ず反撃し、かつ全ての砲門を一度に使用できるので、非常に攻撃回数が多い。その代わり物凄く攻撃が当たりづらく、かつ物凄く回避が低くて、かつ装甲が物凄く薄い
 さて、この特性を聞いて、今回のレポートを読んでいる人にはこの後の展開はおわかりですね。

「量産型リック・ディアス×2がクレイバズーカで攻撃!」
「ニュータイプがハイパー・バズーカで攻撃!」
「オマケでネモⅢがメガビームキャノンで攻撃!」
GM「ガルバルディβ以下の装甲に威力8で3dダメージとかやめてくだち! ウギャー!」

 物凄い勢いでブルネイの耐久力は削られていく。
 崩壊しかけているティターンズの戦線であるが、そこに闇の中から翔ぶ一筋の光があった
 ポツンと盤上に一つだけの機影が現れる。同時に、凄まじいプレッシャーがガンダムmk-Ⅱを襲った

GM「こいつは単体で一部隊です。隊長だけがいると思って下さい」
「どこからともなく現れた増援、なんかすごーくやーな予感がするなー」
GM「ところでmk-Ⅱのニュータイプの方」
「ウィ?」
GM「貴方戦闘開始時にニュータイプ覚醒チェックを行ってませんでしたよね? 今ならできますよ」
ってことはこいつニュータイプレベル2以上か!?
※ニュータイプと遭遇した場合、それが自分よりレベルの高いニュータイプなら“ニュータイプ覚醒チェック”を行える。戦闘開始時点では1レベルのニュータイプしかいなかったので、メガネ小隊のニュータイプは“ニュータイプ覚醒チェック”を行えなかった。

 忽然と出没した機体は、ガルバルディβを遥かに上回る機動力で、一直線にスタギラへと突進していった。

「なんじゃああの移動力は! とてもMSの移動力じゃねえぞ!?」
「もしかして、あれが木星船団から派遣されたってやつじゃ……」
「このまんまだと、スタギラが無防備になっちまう! 仕方ない、こっちの小隊が止めに行くぞ!」

 ジョッキー隊のネモⅢが捉えた敵影は、MSではなく航空機のようなシルエットだった。しかもそいつは、ネモⅢの目の前で、複雑な機構を経てMSへと変形したのだ!

GM「変形したそいつは全高30メートルもの巨体、強大なスラスターであの移動力を生んでいたようですな」
「てーことは、まさかメッサーラ!?」
GM「
esakuta.jpg
 ですが、流石にまんまをぶつけるのは気が引けたんで、性能を落とした量産型メッサーラです」
「あいつ量産されてたん?」
GM「いやツクダが勝手に作ったんじゃないかと」
「もうそればっかりや」
GM「しかし超火力&2dダメージのビームキャノンは量産とて健在。しかも同時砲門射撃で命中+1まで乗るのじゃオラー!」
「なんじゃあそりゃあ! ぐぬぬ、しかし回避性ではこっちだって負けておらんわ! お返しにしこたまビームライフルを撃ち込んじゃる!」
GM「う~む巨体故に回避性はそれほどでもないんだなぁ。あ、でも隊長に反応した一発が当たった」
「なにぃ!? やべっ、盾も動いてない!」

 で、誘爆チェックの結果は……。

一同(出目を見て顔を覆う)

 ネモⅢ死す……於大気圏突入
(宇宙空間に笑顔でキメ。あとパイロットは死んでません)

買ったばかりのワイのネモⅢが消し炭に……
「我々の買った高額機は爆発する運命なんでしょうか」
「まあ、これで三人とも揃って爆散したんだからいいじゃない」
&「よくねー!」
GM「僕も買ったばかりの百式を次のシナリオで壊すとかよくやったものです(遠い目)。しかし、そろそろ他の二小隊もこっちに近づいてきてるな……結構ジョッキー小隊との戦闘で損傷してるし、止むを得まい、量産型メッサーラはまた変形して戦線を猛スピードで離脱していきます」
結局ネモⅢ壊して帰るだけかよ! 待たんかーい! お礼参りさせろやー!」

 というわけで、大気圏突入には成功したが被害甚大に終わったスタギラ隊。
 果たして次なる戦場、初めて踏み締める土の大地は彼らをどう迎えるのであろうか。
 地上は揺り籠か、はたまた墓穴となるか

~次回予告(小杉十郎太声でry)~
 カラバと合流したスタギラ隊は、ジャブロー攻略に参加する。
 だがジャブローでは、ティターンズの仕掛けた核爆弾が時を刻んでいるのであった。攻撃するエゥーゴとカラバには、それを知る由もなかった。
 第五話「大地が燃える日」。君は、刻の涙を見る……。

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