アニメノ無チカラ#30~加齢を感じた瞬間・声優編~

 加齢を感じる時、というのは視力の低下であるとか性欲の減退であるとかいろんな方面で意識するものであるが、最近知人氏と共通したのが「アニメの女性声優を覚えられない」ことだった。
 筆者は現在、ごく限られた本数のテレビアニメしか見ていない。週に一回モニターの前でジッとしていないといけないテレビ番組の宿命がだんだん億劫になってきたためだ。多少はその手の情報も入っては来るのだが、どうもよく混同する。にゃんばすでれんちょんがごちうさでもなくきんモザでもなくのんのんだという事実は定期的に確認しないとすぐ曖昧になる。「今日も一日がんばるぞい」とは違うんだっけ? 違うよな……。『ラブライブ!』と『メガネブ』が違うアニメなのだなと最近気付いた、というのはシャレだから安心してほしい
 作品名はその程度で済んでいるからまだいい(よくはないけど)。問題は、冒頭で述べた女性声優だ。ここ最近声優業界はベテランを除くと入れ替わりが非常に激しく、特に女性声優は凄まじいサイクルで新人の名前が上がるようになっている。ハタと気付いたのだが、その新人、ないしは今をときめくアイドル声優となると、筆者は誰一人名前を上げられない声優の知識が10年ぐらい前で止まってるせいだ(ハルヒとかやってた頃だな)。AKB48の話を後輩がしてる時に「おおアイドルなら知ってるぞ、モー娘な!」とか割り込んでくるオヤジか、ってなもんである(俺ピンクレディー以降のアイドルグループってこれとおニャン子クラブとSPEEDしか知らない)。しかも声を聞いたところで全然聞き分けられない。昔からそんなに聞き分けられたわけではないのだが(折笠愛と久川綾を間違えて絶句された。これは声質じゃなくて芸名のせいだろう)。それでも今日日の声優に関していえば共通点は女性ということぐらいで、こおろぎさとみとかないみかほど芸名も声質もカブってるわけでもないのに、聞いた端からスポスポ名前が抜けていく。だから出演声優を見ても反応するのはベテランか大御所ばっかりだったりする。でも10年前も好きな声優はベテランばっかりだったな。土井美加さんとか松井菜桜子さんとか。
 かつて熱心にアニメを視聴し、今もその筋に近い趣味をウロウロしている身としては、どうにもこうにも情けない。筆者の親はゲーム機と言えば全部ファミコン、アニメと言えば全部エバンゲリオン(エヴァンゲリオンではない)だった。多分今でも新作アニメと聞くとエバンゲリオンを想像するのだろう。あながち間違ってないのが恐ろしいがその気持ちが少しワカった
 熱意を失った世界に対しては、その感性もどんどん鈍化していくのだなあ、と身をもって知り、なんだか少し恐ろしい気がする。そういえばゲーム機に関しても似たようなことが言える。今、据え置きにせよ、携帯機にせよ、何が業界のトップブランドなのか全然答えられない。PS3の時はギリギリ把握していたのに。昔は所持していたゲーム機は皆無だったが、雑誌で情報を仕入れていた。「こんなハードを作るとは○ガはやっぱりアレだな」とネタにして笑ったり、「そうかPCエンジンのゲームではセミヌードを拝めるのか(魔物ハンター妖子の裏技)」と鼻息を荒くしたりできていたのである。今ではWiiUを見て「ナニこれ新しいゲームギア?」とか口走ってしまった。やっぱりゲーム機ももうダメだ。

似てるでしょ!?
 もしもTRPGへの熱意を失ったら、十年ぐらいたった後は全部のタイトルがD&DかソードワールドかクトゥルフかN◎VAかダブルクロスのいずれかに見える日がやってくるのだろうか。いや恐ろしいことだ。でもなんか最近似たような状態になってる気がするぞ。

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テーマ : アニメ
ジャンル : アニメ・コミック

PSYCO-GUNDAMキャンペーン『タイム・オブ・ティアーズ・アゲン』第四話「赤熱の降下」~

(小杉十郎太声で読み上げて下さい)
 人が宇宙で生まれ、宇宙で死ぬようになった時代でも、地球はなおも生命の源であった。
 しかし宇宙と地球の間を渡ることは、今でさえ容易ではない。
 それは未だ越えられない、アースノイドとスペースノイドの距離感の象徴でもあるのだ。

第四話「灼熱の降下」(デデデデッデーデッデデデデッ)

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テーマ : ボードゲーム
ジャンル : ゲーム

D&D5e余話#99~D&D Encounters『Elemental Evil:Princes of the Apocalypes』最終回レポート~

 就寝時大休憩前のシナリオ終了以上に衝撃的なDMの発言で幕を閉じた前回!
 エレメンタル・カルトのうちまだ三つしか出てきていないよとかそもそもPrinces of the Apocalypesって誰やねんとか色々消化しきれてないネタが多過ぎる気がするホントに終わるのか!? そいで場合によっては一回伸びるって「その場合」ってどんな場合なの!? 突然現れた超強いシナリオライター入魂の新キャラがPCを叩きのめして、PCが生きてたら次回へ、全滅したら終了とか?このネタ前にもやったかなあ
 さあ、いよいよ物語は風雲急を告げている。
 果たしてこれが我ら最期いやさ最後の冒険になるのか!? エレメンタル・カルトとの抗争に決着はつくのかつかないのか!
 今回も括目して見よ!
 ……まあ、タイトルが語ってる通りなんですけどね。

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#246~芸能界は荒野だ! 唯一野望を実行に移す者のみがこの荒野を制することが出来るのだ!!~

 サイコロフィクションシリーズの新作は『ビギニングアイドル』だそうだ。
 アイドルマスターとかラブライブとかの人気に影響されてのことだろう。ま○マギのヒットを受けて『マギカロギア』にタイトル変更したぐらいだしな。誰も言ってないがそうに違いない、いやそうに決まった!(横山袁紹)
 興味が無いわけではない。筆者もその筋の端くれとして、どっちも女の子が魅力的なのは知っている。とは言えアイマスは旧作ぐらいしか名前を覚えておらんのだが。デレマスはアニメの12人はフルネームでは覚えられていない。しまむらくんが天使なのときらりんがにょわー☆なのとみりあちゃんをディスった知り合いと掴み合いになったぐらいしか把握できていない。ラブライブはもっと無理だ。真姫ちゃんが可愛いぐらいしか感想出てこないよ
 そんな偶像すなわちアイドルムーヴメントにも乗れないはみ出し根性はおいといて、購入に二の足を踏むのは、プレイしたところで絶対我々だったらアイドルものにならんだろうという懸念が燻っている、と言うか、ツイッター炎上並に燃え盛っておるからな。
 時間いっぱいかけて積み上げてきた人気とプロジェクトが社長のツルの一声で霧消とかある意味リアリティある芸能界であり、その刹那性がサイフィクと笑って済ませられるプレイヤーならいいが、洞窟で赤竜と血みどろの戦いを演じ、現代都市で邪神とそのカルティストの陰謀を封じて、未来にては巨大ロボットでコマンタレブーどもに怒りの鉄拳を叩き込んでいた俺たちがそれで済ますわけがない。社長宅の前でゲリラライブを開いて抗議するぐらいならまだいい。ファンを暴徒化させて社長を襲撃させようと差し向けるプレイヤーが絶対出てくる
 プレイ中の光景もアイドル業とはかけ離れたものになるだろう。シューズの中に画鋲を仕込んでおくとか、匿名掲示板にライバルの悪口を書きまくるとか、ネットにアップするための隠し撮りを敢行するとか。なりふり構わず薬物とか愛人とかで地に堕ちたかつての敏腕プロデューサーを説得して起用するとか、キラキラした萌えイメージよりも、原作:雁屋哲が似合いそうな野望の王国的ストーリーになっていく。ファン相手に「諸君! アイドルオタはブタだ! ブタは養われなければならない!」とか主張するアイドル、うーんなんかいそうな気がする(オチは「養われなければ…おなかがすくじゃないか」)
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こんなこと言って説得するアイドル
 そんでこんなプレイをしてるプレイヤーどもにGMがブチ切れて「てめえらそういうことはカブキが重要NPCのシナリオでやれ」とか叫びながら椅子を投げつけてきたりしてな。
 単純に可愛い女の子のロールプレイなんてそうでけんという理由の方も大きいけどさ。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

勘違いして覚えていた歌詞・うろ覚えの歌詞

 『島本和彦のマンガチックにいこう!』で『勘違いして覚えてた歌詞特集』という回があった。その中でパーソナリティ島本先生、アシスタントのモナミン、としてリスナーを爆笑の渦に巻き込んだのが、『メルモちゃんガモってる事件』であろう。『ふしぎなメルモ』の主題歌で「メルモちゃんが持ってる♪」という部分、「メルモちゃん」と「が持ってる」が分離していて、「ガモってる」という動詞と勘違いしているというネタであった(多分、その前に「メルモちゃん」を連呼しているのがよくない)。
 言われてみるとこういう勘違いやうろ覚えの歌詞って多い。少年期には自由にできる金がなくて、歌詞カードのついているレコードやCDが手に入らず、ネットで調べることもできないから、歌詞を覚えるには流れている番組にじーっと耳を澄ませるしかないのだが。でも、手軽にネットで調べられる今でさえ曖昧な歌詞って存在する
 個人的に勘違い・うろ覚え歌詞の俺の中の帝王は『とべ! グレンダイザー』。「おそれを知らぬエネルギー」が、何度も聞いて歌詞を見てなお「おそれを嫌がるエネルギー」に聞こえる。かれこれ二十年以上聞いてるはずなのだが、いまだに「おそれを嫌がるエネルギー」なんだよなあ。
 アニソンの定番は『スペースコブラ』の『コブラ』(『スペースコブラ』なのに主題歌は『コブラ』なんだ)。英語パートを放送だけで認識できた人は相当の手練れだ正確には「Leaving me blue」「Missing you true」「Only few memories after you」ね。英語歌詞というと、『CAT'S EYE』も難易度高い。ひとつひとつの単語はワカりやすいんだけど、ちゃんと順番通り覚えている人はあんまりいないんじゃないでしょうか。「町はきらめくpassion fruit」は『番長学園!!』の怪盗道三のセリフ「儂はきらめくパッションフルーツ♪」で間違いなく覚えていたんですけど(追加キャラがアレだった時点で、『番長学園!! 大吟醸』は再版として非常に良かった)、辛うじて記憶にあった「月明かり浴びて we get you」の後、「mysterious girl」を「mysterious eye's」と思ってました……。
 『覚悟完了!』に並ぶ熱血ソング、『勝利のマシンロボ』は「友よ一緒に腕を組め」なのか「友よ一緒に腕を振れ」なのか判断に困る。後の「そして明日の戦いへ」に、どっちでも繋がってしまうのがまた。調べたら「腕を組め」が正解でした。
 ファンである筋肉少女帯、その中でも屈指の名曲だと思っている『くるくる少女』でも、「星巡りした」の部が「○○○~し~よ~」と言ってるようだった。これは歌詞を読んだり、公式セルフカバーを聞いたりすると、ちゃんと「星巡りした」と聞こえますな。『サンフランシスコ10イヤーズ・アフター』の「サンフランシスコ10イヤーズ・アフター」が、「サンフランシスコってやだった」と聞こえるのは、当時のオーケンの精神状況を考えると、ワカってやってたんでしょうなあ。特撮の『パティー・サワディー』の「過去は過ぎ去りもう無い、未来来たらずまだ無い」は特攻服にも書かれている名フレーズですが、「未来来たらつまらない」とどーしても聞こえてしまう。オーケンの言語能力を思い返すと、ダブルミーニングと思えちゃうのが心憎い。
 パンクはハードコアの隆盛もあって、なんて言ってるのか聞き取れない場合が多かった。その中でじゃがたらは聞き取りやすい方だが、『スーパースター』は「おお偉大なるスーパースター」が「おいらなるんだスーパースターに」、「ホモの英雄」が「ほんもんの英雄」に聞こえる。テーマとしても合ってるし、もしかしたらその意図もあるんじゃないかなあ、と思えてしまう。
 この手の歌詞を知って「ああそうだったのか! ユリーカ! デカルチャー!」と目覚めるのは歌詞カードと並んでカラオケが定番ですけど、「そこが知りたいんだよ!」という箇所が表示されず切歯扼腕するのは、これまたよくあるって話ですなー。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

TRPGこぼれ話#245~セッション会場は和室派~

 セッション会場の話の続き。
 とんと御無沙汰しているが、筆者はセッション会場は和室の方がいい
 洋室だと椅子に長時間座らねばならず、腰痛持ちの筆者に体を折り曲げたまんまなのは色々と辛い。それに、靴を履きっぱなしなのもよくない。雨やクソ暑クソ夏に終了後自室に帰って脱ぐと、もんのすごい臭気を発したりする。胴長短足味噌醤油、寿司天麩羅フジヤマゲイーシャの純正日本人体質な筆者には、部屋ではきものは脱ぐものなのよ
 和室はこのような心配がまるごと解消される。足や腰が痛くなったら崩して伸ばせるし、下が優しく柔らかい畳だから、痔も悪化しない。正座だろうと胡坐だろうと各自自己主張した姿勢が取れる。シナリオがつまらなければ、寝っ転がって意思表示をすればいい。なんなら睡眠にも転じられる。それに対してGMはインディアンデスロックをかけたりして反撃、たちまちTRPGからバトルロイヤルに雪崩込める。
 こんなにいいこと尽くめの会場を何故利用しないのか。今度の会場は和室にしましょうよ、ねえーんなどと手配人に気色悪いシナなど送るのだが、その度に「うーんそれはちょっと」と色よい返事を貰えていない。
 即座に目力を強めながらなんでですか、と問いてみると、「和室は音が漏れやすい」という理由だった。
 確かに和室は音に弱い。詩吟だとか浪曲だとか和室で声を出す催しはいくらでもあるが、いずれもそんなに大声でやるもんではない。ご丁寧に入り口まで襖になっているものもあれば、よりにもよって隣室との仕切りまで襖になっている場合もある。そういう所でいくら和気藹々キャッキャウフフでも四六時中喋っている、時として喧々諤々怒号騒乱となるTRPGという遊戯をするのは考え物だ。あと、ホワイトボードも和室には持ち込みづらいな。
 かといって洋室なら騒いでいいというわけでもないが、筆者は隣りが阿波踊りの練習場になっており、奥様の笑い声や子ゼルの悲鳴や壁ドン(文字通りの意味で)が響いてくる中でセッションをしたことがある。ダンスの練習場で使われているのもよく見るなあ。和室でこういう使われ方というのは普通想定されていまい。
 筆者が体験した中で最高の和室セッション会場と言えば、学生時代に利用させてもらった宿泊施設だろう。八畳ぐらいの部屋の真ん中に長机があって、脚は伸ばし放題崩し放題。寝室も兼ねているから、布団に入りながら眠くなるまで遊ぶことができた。他に利用者は我々のお仲間しかいないから大声の心配もない。窓を開ければ高地の景色が眺められる。施設前のコンビニは、いつも飢えた若者たちの略奪に遭っているからいつでも欠品だらけで、スッカスカの棚がよく記憶に残っている。迂闊に小腹を空かせたりすると、1時間ぐらいかかるスーパーに夕飯の買い出しに行く時まで我慢しなければならないのであるよ。コンビニで目当てのものを買えず、肩を落として歩く時も、宿泊施設まで続く並木道、その背後に聳える雪山が美しかった。
 時は流れ故郷を遠く離れた今では、あのような環境は望むべくもない。しかし和室の会議室もあるというこの現状を、指をくわえて見ていられようか。今度は「大声を出した奴は玉金を握り潰される」ぐらいの条件付きで譲歩を引き出せないか、と考えている。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#244~暑い日にはカレーを食べよう星の降る夜はペチカを踊ろう夏にはTRPGをしよう~

 梅雨が明けてきているそうだ。これはまったく喜ばしい
 筆者は寒いより暑い方が好きだ。寒さは貧しさを思い出すからな。そしてそれ以上に、雨という天候を長年憎悪してきた
 TRPGユーザにとって雨とは不倶戴天の敵である。ルールブックやシナリオノートが濡れるのに怯え、ただでさえ荷物が多いのにカサで片手は埋まり、ぐじゃぐじゃになった靴におお気持ちわりい、などと肌を粟立てながらセッションを回さねばならない。これほど忌々しいセッション環境はない。TRPGだけでなく自転車が主な移動手段である筆者には、雨とは大問題である。
 だから多くの人が夏バテや熱中症に苦しむ中でも、キリリと雲一つなく晴れ上がった青空の中、カッと本気の日差しを落とす太陽にも、ガンバレよ太平洋高気圧、小笠原気団にオホーツク海気団どっちも負けるな! などと鷹揚なハゲマシの言葉なども送ってやれるのだ。
 もっとも筆者もすっかりダラクしちまい、自室に帰ってくると冷房をかけて、冷たい麦茶で一服するのが幸せになってしまっている。
 考えてみれば、ずいぶん前には冷房付きの一室でセッションができるなんて考えられなかった
 筆者は十代の内のほとんどのセッションを、学内の部室で行っていた。豪雨には雨漏り対策に追われ、冬場は隙間風に悩まされるような部屋だったから、冷房を入れるという発想自体がナンセンスだろう。周辺には叢が茂り、雨が降った後にはグラウンドのそこかしこにアマガエルが飛び跳ねているような土地柄で、夏には蚊どもが嬉しそうにうわんうわん言いながら室内に入ってきていた。
 熱気と湿気に汗だくになりながら、陽が落ちて涼しくなるまで、下敷きやマスタースクリーン(嗚呼、この単語がすでに時代を感じさせる)でバタバタ風を起こしつつ筆者たちはセッションに興じていたものだ。時は既に世紀末、21世紀を目前にしながら、昭和部活動漫画、それこそ究極超人あ~るのような世界が繰り広げられていたのだなあ
 ところで書きながらふと思ったのだが、あの当時水分補給はどうしていたのだろうか。筆者は当時所持金の大半をダイスやルールブックなど、TRPG関連グッヅに注ぎ込んでいたので、ペットボトル一つ買うカネも惜しかったはずなのだが。学校の水道があるといっても、セッション中にそんなにしょっちゅう飲みに行くわけにもいかないだろうし。記憶を手繰ってみると、備品のピッチャーに水を汲んできて、そいつをポットで沸かしてお茶を淹れていた覚えがある。カップラーメンを食うメンバーもいるから、当時ポットに湯をキープしておくのは大事な仕事だったのだ。後は、家から持ってきた水筒に氷を大量に積めておき、放課後まで冷たさを保てるようにしていたとかか。
 なんにせよ、暑熱ニモ負ケズ渇水ニモ負ケズただひたすらにセッションに打ち込んでいたあの頃は若かったんだなあ
 部室が新しくなってからは、パソコンが本格的に導入されたのもあって、流石に冷房が入った。隙間風は相変わらず続いていたが、雨漏りに悩まされる心配はなくなった。卒業後、次に所属したサークルでは誰かの部屋が中心になり、冷房のないセッション環境はますます遠くなっていった。すすんで二度やりたいとは思わないが、あの熱気と湿気に包まれていた日々が、今はただただ懐かしい。

テーマ : TRPG
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D&D5e余話#98~D&D Encounters『Elemental Evil:Princes of the Apocalypes』第十三回レポート~

 PCが就寝に入り、大休憩を取る前にシナリオ終了という、超気になる幕切れであった前回。
 これで夜襲があるぐらいならまだマシ、コトによっては問答無用で永遠の眠りについてもおかしくないヒキですよ!?
 さあ、十二回続いてきた我々の冒険の行く末はどうなってしまうのか!?(政宗一成)
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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#243~TRPGにこそ試遊サービスを作るべきである!?~

※今回の(今回もか)記事は筆者の妄想欲求を書き連ねただけなので、実現性とか業界の事情とかは一切考慮してない。まあ、またあのアホが「どっかに一千万ぐらい落ちてねえかなあ」←筆者の口癖、みたいなことを言ってるよ、と思って読んでくれや!

 アナログゲームショップのプレイスペースの一角で試遊サービスを見かけることがある。店員さんにお願いすると、店内の商品を直々に開示してくれ、場合によっては一緒に遊んで体験することも可能。そんな光景を目にしている。購買者からするとこれは大変ありがたきしあわせ。アナログゲーム全般はひとつひとつでルールも感触も全然違うし、ここ最近のアイデア勝負な新作群を見ていると、買って箱を開けてルールを読んで遊んで内容を把握して評価を下すまでの流れがかなり長い。故にパッケージや解説だけで購入を決意するのはなかなか度胸がいる。その点、実際に遊べるこのサービスはなるほど近道直行垂直落下式ブレーンバスター的説得力を持つ判断材料となる。
 ホメちぎってはいるが筆者は利用したことはない。買うのがたいがいどうしようもないバカゲーで、初対面の店員さんと遊んで盛り上がれるかが果てしなく疑問であるからだただでさえ身内で遊んでも気まずい空気になることがあるのに。気が弱いんで忙しそうな店員さんに時間を取らせるのは悪いなあ、という引け目も感じてしまうし。
 この試遊サービスはボードゲームやカードゲームの利用が多いようだが、実はTRPGこそこのような事前リサーチが必要なのではないかとふと思った
 購入から評価を下すまでの時間が長いのはTRPGも同様。いやむしろTRPGの方が人を集め、スケジュールを調整し、会場を手配するなどの諸条件を考えるとこちらの方が長いとも言える。さらにTRPGはやってみなけりゃワカらないところが他種のゲームに比して極めて大きい。どんなに優れたシステムでも、卓の嗜好に合致せねばガッカリ扱いであるし(まあいいシステムは概して高評価を貰えるものですが)、ちょっとアレでも好みにマッチすれば受け容れてもらえちゃうなんてことは往々にしてあり得る。内容を知らずして、いや内容を知っていても一人の判断力で買うのはリスクが極めて大きい商品である。しかもルールブック一冊は安くない。買ったはいいがサークルの評判がイマイチで本棚に眠ることになったルールブックが一冊二冊で済まないのは、TRPGユーザなら等しく通った道だろう(涙)。前情報が少ない段階で踏み切らねばならないTRPG購入は、それ自体がかなりの出たとこ勝負行為だ。
 筆者もここ最近、ミズテンでルールブックを買ったことは殆どない。一度遊んでみるか、ゲーム内容を把握できるまで情報を集めてから購入に踏み切るようにしている。表紙買いで失敗するのはエロ同人誌だけで十分学んだしな。例外はメタリックガーディアン。あの表紙の一発でどんなゲームか把握できる訴求力はスゴいからな。

メタリックガーディアンRPG(2013/03/15)
藤田史人/F.E.A.R、林 啓太 他

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どんなゲームかデザイナーが何をやりたいか一目でワカる

 少しでもこのハードルを下げ、スムーズに購入につなげるためにはあの試遊サービスがピッタリだと思うのだが。と、いっても客の要望に応えてバババッと店内からプレイヤーとGMが飛び出し、即座にセッションを開催してくれるとかムチャな贅沢を望んでいるわけではない。試遊というのは誤解を与えそうでいかんな。貸出の方が適切か。実際に遊べなくとも、ルールブックを読んで、キャラクターや簡単なシナリオを作るぐらいまででいい。それだけでも実際に触れてシステムを知るぶん、徒手空拳やサッと見よりはずっと明確に購買を考慮できるだろう。勿論プレイスペースとルールブック一冊を短くない時間利用するのであるから、タダではない。料金は1時間毎に500円、ワンドリンク付きとかでどうだろうか。ゆっくり座って未プレイのルールブックやサプリメントを確認できるなら、そのぐらい払ってもいいかなあ。サンプルキャラクターとソロプレイ用のシナリオを用意しておく、というのも手だな。スペースを取ったサークルにルールブックを貸し出すサービスをやっている所はあるが、これをもっと短時間で手軽に実行できるようにしたいワケです。
 もちろん、ルールブックは貸出専用の一冊があり、必ずプレイスペースに入る時に渡して出る時に返してもらう。新品を誰もがいくらでも見られるというと不注意や無思慮による汚損で次々に売り物にならなくなる恐れがあるし、何より万引き被害に遭う怖れがあるから。ただでさえ書籍の万引きは大ダメージなのに、高額書籍のTRPGなら一大事でっせ(しかしTRPGも返本できるものなんだろうか? HJが関わってたD&Dは違ったらしいが)。
 こうなると求められるのはプレイスペースのカフェ化であるが、プレイスペースは平日ならともかく、土日は物凄い勢いで埋まってしまう。とても一人の人間に提供する余裕はないだろう。試遊専用のスペースができるぐらいの広さを設けるのも必要な第一歩だ。
 新作が発表されたり、未知のルールブックを目にする毎に、これは買うべきかなあ、どうかなあ、とウンウン唸りながら、こんな取るに足らないことを色々考えているのです。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#242~傷はキャラクターシートの勲章だと言うけれど~

 ルールブックは使い込まれれば使い込まれるほど貫録が出るというのが持論アモスであるが、キャラクターシートの場合はその、度を超すとちょっと困る
 Encountersで使っていたウィリーのキャラクターシートは、間に挟むものが多い(未訳ルールなんでサマリーとかクラス訳とか呪文カードとか。あとEncountersの都合上ログシートも増えていく)上に出したりひっこめたりが続いて、段々真ん中の折り目が裂けてきてしまった。もうちょっとでただし真っ二つだぞ。考えてみれば既に12回、1回2時間縛りでも並のキャンペーン以上の回数をやっておるのですから、汚れて傷だらけにもなりますわい。そろそろ新しくし時か? と前々から思いつつも、なんか先日残り(ピーブブーガー)とかで、すっかり
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感じ。
 しかしここまで使い込んだキャラクターシートは久しぶりだ。回数なら4eも負けず劣らずやっとるはずなのだが、フォーム形式のPDFファイルに打ち込んでレベルごとに印刷して使っていたから、損耗を気にすることが無かったのだね。汚れることは少ないし、いつでもログを取ってあるわけだからばんばん新しいのを刷って古いのを捨てられるのだけれど、これはこれでちょっと物足りなかったり。
 筆者はGMに比重を置いているユーザのため、キャラクターシートをボロボロになるほど使い込むより、ボロボロになるほど使い込まれたキャラクターシートを預かった方が多い。中でも一番すごかったのは前にも話したが、折り目から紙の中央ぐらいまで破れてしまったのを、背後からガムテープで留めていた例。何をもってしてそこまでさせたのかワカらぬが(半分以上がイジであろう)、そこまで来れば立派である。全身が戦傷だらけの古強者、呉の周泰かネプチューンマンかって風格だ。後ろから見ると背中に思いっ切り不覚傷を負っているのは気にするな。
 破れ以外にキャラクターシートの使用度を感じるのが、印刷部分のカスレ古かったりして質の悪いコピー機だとトナーの吸着が弱く、折ったり消しゴムをかけたりすると、黒い部分がすぐにカスレてしまう。特に書いたり消したりが多いキャラクターシートに、この傾向は顕著である。黒枠の中の白字がカスレにカスレて読めなくなっていくのを見ると、知らず知らずのうちに何だか遠くに来てしまった、と果てしのない侘しさに襲われる。おいどん安かったレーザープリンター(A3までコピー可能)を長年愛用しているのだが、このトナーがまたよくカスレてねえ。
 さらに白い箇所でもhpとかリソースを何度も書き込んでは消してを繰り返すと、その部分だけ四角くヨレヨレで穴が空きそうになったり、いっそうキャラクターシートのくたびれ具合を身をもって教えてくれる。
 ガープスなんかキャラクターシートに書き込む内容が多く、しかも細かい計算を間違って何度も書き直したりで、一度も遊んだことが無いのにスレスレ&ヨレヨレになってたっけなぁ……
 セブンイレブンのコピー機でキャラクターシートを刷ると、このような摩耗に物凄く強くて、悩まされることがない。消しゴムをかけても、クリアファイルに出したり入れたりしても全然印刷が落ちることがないのには感動した。十年以上前から「セブンイレブンのコピー機はコンビニの中でも特にヨイ」と教示を受けたが、それは間違っていなかったようだ。
 時々クリアファイルにキャラクターシートを入れて、ホワイトボードマーカーでリソースの増減を管理している人を見かける。やっているのを見ればなるほどキャラクターシートの汚損を避けられる目ウロコな工夫である。筆者は字がきちゃないのとホワイトボードマーカーが細字のものでもまだ太くて細かい文面を書きづらいので、どうしても直接の手書きを頼ってしまいますが、マップ上に障害物を書いたりするのにはこの方法を取り入れています。
 結局PL各自で使ってるもんだからどんなにボロボロになっていようと勝手にせい、でありますが、醤油のシミだけは許さんばい!

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頑張りましょうと言えないのがとても残念です

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