D&D5e余話#01~5e遊んできた~

 いよいよNEXTあらため5e上陸! いや正確には原語版をアマザンなどで注文した人の手元にそろそろ届いたカナーという時期だから、上陸させたと言うべきか?
 さておき、それに合わせて開催されたセッションに参加してきました。5eはイベントで一度参加したが、あれはまだNEXTの枕が取れていない頃だったから、色々変わったようだ。だいぶ記憶も曖昧なのだが、あの時相当シンプルになったのう、と感じたのが更にシンプルになり、ええっ!? こんなに簡素でいいのかい!?(マスオ調) てな具合だ。シンプルになっただけじゃなく大幅に変わった部分も多々。
 ザッと列挙してみると

種族による能力値の修正値が全然違う。ヒューマンなんか合計+6だが全ての能力値に+1と平たく伸びるのに対し、【筋力】【耐久力】+2と前衛に必要な能力値がピンポイントで伸びるドワーフ大人気。
・hpのケタが3eに戻った。クラスごとに定められたHDの最大値+【耐久力】修正値。相変わらず飛び道具など、【敏捷力】で攻撃する武器はダメージも【敏捷力】を適用できるので、ゴブリン程度の流れ矢でも冷や汗をかける。まあ4eになって増えたと見せかけて、エッセンシャル仕様だと敵の火力もごっちゃり上がってたのであんまり変わってないのかも。
・攻撃ボーナスやセーヴ修正値、技能ボーナスなど個別のボーナスは“習熟ボーナス”に一括。習熟している武器や道具、技能に、クラスで定められた習熟ボーナスが乗る。習熟ボーナスの伸びはあんまり早くないようなので、固定値の変動幅は以前より小さくなりそう。ダイスの出目をより問われるようになったと言えようか
頑健、反応、意志セーヴの分類廃止。3eからの付き合いの我ちょっとショック。セーヴは能力値ごとに存在するようになった(【敏捷力】セーヴなど)。これで「とりあえず【魅力】捨てて【判断力】上げとけ」みたいなビルドは通じない。また、クラスで指定された能力値のセーヴを習熟できる。
・戦闘中のアクションは移動+メイン1行動に。なんと全員《一撃離脱》搭載!(移動→攻撃→移動) 機会攻撃受けるけど。また武器の持ち替えを行動に数えないなど、地味に自由度が上がっているのが嬉しいな。
・アクションは“ボーナス・アクション”という形でクラスが成長するごとに増えていく。使用回数が記されていない場合は、ばんばん毎ターン使っていけるみたい。ファイターなんか2レベルから2回アクションし始める。

 4eで遭遇毎やら一日毎やらパワーでドンパッチしていた身からするとえらく先祖返りしたもんだなぁ、と言うか4eブッ飛ばして3eとAD&Dの中間ぐらいまで後戻りしたような感覚。AD&Dほとんどやったこと無いですが。
 恐竜化したルールと表現された3eに対し、違う意味で軽くも重くもなってた4eを経て、一挙豪華絢爛から簡素簡便路線に舵を取った5e。まだサワリの部分でしかないから思い切ったことは言えないけど、D&Dなりのリセットということなんでしょーか? MTGが一定のタイミングで基本セットを出してフォーマットを切り替えるように、どっかしらでリセットかけないとコンテンツを長持ちさせるのは難しい、と常々語ってきた事ですが。ここまで思い切った先祖返りはかなりキアイ入ったリセットと言えるんではないのか。確かに「D&D=難しそう」というイメージを持たれてるのは否定できんなぁ。そういう人達も初心者の方々も取り込めるようになれば……ってホントになんで翻訳ライセンス下ろさなかったねーん。
 とりあえず1レベル時の辛さは3eの経験からなんとなく想像できるので良いとして、習熟ボーナスの小ささのせいで、今まで以上に出目を問われそうなのがとっても心配です、もとい早く成長してどうPCが強くなるのか楽しみにしてます。



Player's Handbook (D&D Core Rulebook)Player's Handbook (D&D Core Rulebook)
(2014/08/19)
Wizards RPG Team

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

D&D4e余話#178~D&D Encounters『死の国サーイ』第十回レポート~

抽出の大伽藍…
 破滅の迷宮の中でも、最も魔力の集中する場所といえば“抽出の大伽藍”であろう。
 ザスタムの最も信頼篤き者だけが立ち入ることのできるこの場所では、より強大な魔力を得るための儀式が日々行われているという。その重要性故、“抽出の大伽藍”はポータル化されており、通常の世界とは切り離され、容易に接近を許さないのである。
 部外者であれば秘門の鍵に加えて迷宮内に囚われているエンジェル、ルマリアの助力、そして大伽藍を守るレッド・ウィザードの命までも必要とする、それはもうキャンペーン一本分に匹敵する手間を要求されることは間違いない。ひょっとしたらザスタムの腹心でもうっかり間違えて入れなくなるんじゃないかと心配になるぐらいである。
 なお海と大地の狭間にあるというバイストン・ウェルのナの国で使用されていた旗艦は、この“抽出の大伽藍”の知識が地上人によって伝えられ、オーラ力を集積するオーラシップにふさわしいと評価されて、威厳さや壮大さを示す「グランド」と「伽藍」を組み合わせて「グラン・ガラン」と名付けられたという説がある。
 民明書房刊『世界のネーミング・意外なる関係』より

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

昭和かよぅ

 阿佐ヶ谷ロフトで開かれている『オーケンの名曲喫茶』に足を運んだ。
 この企画はのほほん学校の一環で、オーケンorゲストのセレクトによる懐かしのエー曲を聞いて、その間にトークが挟まるだけというひじょうにシンプルな構成。大槻さん本人まで「曲かけるだけでみんな結構聞いてくれるもんだなあと」「俺、もしかして今まで色々やり過ぎたんじゃ?」とのたまうぐらいであるが、これはこれで楽しいですよ。あんまり音楽に触れてられない多感期であったから、聞く曲聞く曲が新鮮であるし。それに、「面白い話とかしません」といいながら、ついついこじゃれたトークを披露してしまう大槻さんのサービス精神が好きだ。
 その中で、「家が厳しくてテレビを七時~八時の一時間しか許してもらえず、歌のベストテンとか見た事なかった」という発言があったが、私もそうだった。チャンネル権がない上に「流行り物=悪しき物」という2ちゃんのオタクみたいな思考の親だった(この嗜好、今のオレにソックリ)ため、流行り歌とか人気アイドルなんかまるで知らなかった。あの当時、SPEEDのメンバーを一人も知らない少年はかなりのマイノリティであったろう
 代わりに親が大音量で流すラジオからJ-POP以前、所謂「歌謡曲」を散々浴びせられてきたため、一時代前の音楽への親和性はバッチリだ。カラオケに行く度に年齢詐称疑惑を受けるのは、恐らくこの辺に根っこがあると思われる。今時の音楽にいまひとつピンと来ないのも、流行歌がプロトカルチャー扱いだった少年期のコンプレックスが原因だろう
 で、いにしえの名曲めぐりなんかをしていて思ったのだが、どうして歌謡曲ってああも悲しい歌詩ばっかりなんだろうか
1.実らない愛の歌
2.実らない夢の歌
3.別れ歌
 が異様に多いことに気づかされる。聞いているだけで
to6.jpg
 となれる、演歌ならぬ怨歌とでも言うべき三上寛的情念が炸裂している。無論希望を歌っている歌だって無いわけではないんだが、どこかしら諦念や挫折などマイナスイメージを抱え込んでるような気配を感じる。
 当時の働き盛りの生年を考えればまだまだ戦争の傷跡癒えぬ頃、焼跡の中から立ち上がって来た人々だ。そんな生い立ちからすれば、ノー天気な歌詩なんてとても書ける気分でもなかったんでしょうか。そういう世界に「好きな人とキャッキャウフフしてウルトラハッピー」な歌詞を持ち込もうというアイドル文化とは、相当にパンクな行為だったのだなぁ。一体いつから出てきたのかワカらんけど。
 あと80年代ジャニーズ系の男性アイドルの歌って例外なくダサいな。当時はその青春サワヤカ路線の若々しさで売り込んでいたんだろうが、今聞くとあからさまに「未成熟な若者の声」で、聞いてるとえもいわれぬ気恥ずかしさに襲われる。それも含めて許容できちゃういい曲ももちろんあるのが歌のパワーってやつですが。今でも光GENJIの『STAR LIGHT』は好きだ。
 ほんじゃもっちゃここから先はサビぐらいしか知らなかったが、あらためて聞いてみたら「なんじゃこりゃ??」と仰天した懐かしの曲の話でも。

●狙いうち(山本リンダ)
 フルバージョンで聞いて最もブッ飛んだのはコレ。
 まず、ウララウララウラウラよ、って、何? アパッチの雄叫び? 天地を喰らうの張飛? というかリンダさん「ウダダウダダ」って歌ってるし。とりあえず「狙いうち」というタイトルを彷彿としないことは確実である(少なくとも、俺は「ウララウララウラウラよ」がタイトルと思っていた)。それなのに採用しちゃうところが作詞界の帝王・阿久悠先生たる所以か。
 その上「この世は私のためにある」「神がくれたこの美貌、無駄にしては罪になる」こんだけ超上から目線なのに狙いは玉の輿か、という大槻さんのツッコミが冴える。なんでしょうね、この傲岸不遜極まる歌詞。どこからこの自信が生まれるのか。山本リンダさんの低音バリバリに効いた歌声に乗ると不思議とハマってるんだけど。
 ちなみに『奇跡の歌』というノストラダムスブームに乗っかったと思われる曲も聞いた。「信じる? 信じなぁーい?」と胡散臭さ全開のイントロから、以後まったくそれと関係のないウララウララと同じようなリズムが続くバカ歌です。

●ブーメランストリート(西城秀樹)
 帰ってくる人という題材に、ブーメランをモチーフにもってくるその風雲拳的発想(これも阿久悠先生。この言葉選びから生まれたフレーズのためか、子供にもヒットしたらしい。恐るべし)も凄まじいが、何より衝撃を受けたのはその曲調。いきなり「ブゥゥーーーメランブゥウーーーメラン」という待ちガイルもかくやのタメっぷりを見せておいて、ブーメラン以外の箇所は結構ハイテンポで進む。歌詞に「ブーメラン」という単語が登場するたびに、「ブゥゥーーーメラン」という超スローボールの変化球を叩きこんでくるのである。こんな物凄い変調よくつっかえずに歌えるもんだ。
 しかもしかも、この歌詞も曲調もヘンな歌が、またカッコいいんだー。暑苦しいビブラート付きで「戻ってくーるーだーろーおおおー!」と絶唱するヒデキのセクシーさに惚れない人類がいるでしょうか!? てかホントに当時22歳!? デビュー当時からヒデキ30歳説が流れていたのもうなずける。

●太陽がくれた季節(青い三角定規)
 君も♪今日から~は♪のくだりを、よく親がネタとして口ずさんでいたのでそこだけは覚えていた。
 実際聞いてみたら驚いたよその構成に。名曲喫茶というこの企画以上にシンプル。AメロBメロの繰り返しだけで完成している。実は↑の『狙いうち』もそうなのだが、メロが短いもんだからよりシンプルさが際立つ。その短時間の繰り返しで青春のなんたるかを語り切っているのだから、これはもう職人芸と言えよう。
 また青春を燃える若さではなく、未熟故の哀切という切り口で表現するところがグッと来る。「逃げてゆく白い鳩、それとも愛」とか「届かないあの手紙、別れた夢」とか、実はみょうに歌詞が後ろ向き。ここらへんは、上記のやたら悲しい歌が多かった時代の影響か。それらを乗り越えた上でこそ、「僕らの仲間、飛び出そう青春の海へ」という呼びかけが震えるのだ。
 今の若い人が聞いたら、きっとこの青春像に笑ってしまうことだろう。でも、当時の人々にとっては、これが青春のすべてだったと思うんだよね。

●夜へ急ぐ人(ちあきなおみ)
 オーケン幼少期のトラウマ歌。家族だんらんでテレビ見てたらコレが流れてきたそうですが、正直エロシーンが流れるより気まずいと思いますなんだよ怖いよこの歌! 最初から人を暗い気分にさせるつもりの歌というのは探せば結構出てくるが、それにしてもコイツぁ演出とかを越え、入り過ぎてて怖い。「おいでおいでぇ!」の後に、ソッポ向いてブツブツ呟く所とか、大槻さんでなくても「壁に向かって話してるよ~…」と泣きが入りますよ。カンカン照りの昼は怖い、正体現す夜も怖い、って俺はアンタが怖くて仕方ないよ!
 日野日出志か丸尾末広かってジャパーニズホラーの世界、こんな歌現代にぜってぇ出てくるわけがない。混沌と自由の昭和が生んだ鬼子、奇形児だ。

●DESIRE(中森明菜)
 これはもう、単純に曲の完成度にオラおったまげただ
 歌唱力・歌詞・演奏・振りつけ・ビジュアル、全てにおいて完璧。アイドルマスターに出たら全てのパラメータがカンストしてチートかと疑われる。時代・業界・才能がガチッと噛み合った時にだけ発される無敵感とはコレかぁ! 怒りの天使アクローマも真っ青の無敵のオーラだ。
 オカッパ頭って私あんまり好きでない髪形なのだが、この映像を見てしまったら、もーこの人にはオカッパしかないと納得させられる。ビブラートをかけてる時の悩ましい表情には数十年前の映像とワカっていても君に胸キュンいやさズギューーーン状態である。
 歯~ニラ~という替え歌でしか知らなくてすいませんでした。



ちあきなおみの喝采 おぼえてますか、1972年の大晦日に見せた“伝説の歌唱シーンちあきなおみの喝采 おぼえてますか、1972年の大晦日に見せた“伝説の歌唱シーン"…。今こそ、ソロヴォーカルの神髄を!
(2013/10/23)
ちあきなおみ

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テーマ : 昭和の歌謡曲
ジャンル : 音楽

D&D4e余話#177~D&D Encounters『死の国サーイ』第九回レポート~

ダム不足…
 一年戦争と呼ばれた宇宙世紀、地球連邦軍とジオン公国軍の戦争において、アムロ=レイの駆るモビルスーツ・RX78-2ガンダムはめざましい戦果を上げていた。この精強さの秘訣は、ジオンの赤い彗星ことシャア=アズナブルの分析によれば「ふくらはぎのくびれ」であり、ガンダムの「ダム」こそ、この「ふくらはぎのくびれ」を示す言葉だという。
 ジオン公国のMSは揃いも揃って大根足どころではない太ましい足首の持ち主であり、また後に開発されたごつい上半身の割に頼りない細さのふくらはぎの持ち主であるMA-08ビグ・ザムが、ドズル=ザビが操り連邦軍相手に多大な損壊を与えたことを鑑みれば、彼の論理の正しさが実証されていると言えよう。
 一年戦争の最終決戦に使用されたMSN-02ジオングは脚部を装着して完全な兵器となるはずであったが、その脚部はそれはそれは見事にぶっとい足首であった。このようなダム不足の脚部では装着されても効果を期待できず、「脚なんて飾りです」という整備兵の言葉は実に慧眼だったと頷かされる。
角川コミックス・エース『トニーたけざきのガンダム漫画』より

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

魔獣使いの少年少女#50~エリュシオンレポート炎上編・火達磨状態あったかいナリィ の巻~

 リプレイを読んだ貴兄もエリュシオンを遊んだ貴姉も御存じのことと思いますが、やっぱりあそこで詰まりました

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

カードゲーム百態#08~Forge~

 昔のゲーム仲間が「MTGやりたいんだよ~」と言っているのを聞いて、「フム最近はカードパワーも上がってコモンでも十分戦えると聞くし、ひとつコモンアンコモン箱でも買ってみようか。しかし集める根気と置く場所がなぁ」とか身の程知らずなことを考えていたら、MTGができるというフリーウェアを発見。それがForge
 CPU戦のみと聞いており、対人戦できないんじゃ物足りないなぁ、とりあえず落としてみっかーと使ってみたら、これが凄く良いなんせ使えるカードの種類がめちゃくちゃ多い。全部確認したわけではないが、最初期のカードからM15に至るまで網羅しているようだ。懐かしの名デッキ再現から、話題のニューフェイスまで思い思いの構築を楽しめる(その分画像のダウンロードにえらく時間がかかります。数時間かかるので落とす時は注意を)。オールイングリッシュな上カードの複雑化が進む中やれんのかなぁ、と心配だったけど結構何とかなるもんですね。難しい事を考えず、今日も元気に緑単でストンピィ
 残念ながら対人戦は不可(そのうち搭載されるかもねー、だそうです)でCPU限定ゆえ、ちょびっと挙動が怪しかったりすることもある。MTGの腕を上げると言うよりは、作成したデッキのシミュレーションと考えた方がいいのかな?
 あと禁止カードとかブラックロータスとかやばいカードがシレッと使えたりするが、些細なことだから気にすんねい。
 CPUのデッキをランダムに選んだらオースデッキで、二戦連続で《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》をタダ出しされた挙句殴られて即死した時はキレるかと思った。俺も《Berserk》を愛用してるのであまり人の事を言えないが。2/2クリ―チャーに《怨恨/Rancor》を2枚つけて、なんとなく《古きクローサの力/Might of Old Krosa》をメインフェイズで使った後《Berserk》してみたら相手が死んだ。あの時はビックリした。
 そういや禁止カードも使えちゃうので、せっかくだから伝説のMoMaでも再現してみたのだが、バカじゃねぇのアレ。軽量アーティファクトをゴソッと並べた後、《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》と《精神力/Mind Over Matter》が場に出た瞬間ほぼゲームセット確定。手札1枚につき10マナぐらいに化けるので、アカデミーを起こしたり倒したりしながら《意外な授かり物/Windfall》や《時のらせん/Time Spiral》を使いまくり、60マナばかし溜まったところで《天才のひらめき/Stroke of Genius》を撃てば相手は死ぬ。その不条理な突然の死たるや
    北斗有情破顔拳
  \   テーレッテー    /
    \  ∧_∧   /
     .|∩( ・ω・)∩|   
    / 丶    |/  \
  /   ( ⌒つ´)    \
 を彷彿とさせる。そりゃウルザズ・サーガの開発スタッフ全員が社長室に呼び出されて怒鳴られますわ。MoMaの冬が来るのも納得の強さよ。《島/Island》に書き換えられるエンチャントをアカデミーにつけられて負けたりしましたけど( ´∀`)
 これで対人戦までできるようになったら、まさに夢のソフトですが、無料なんですからそこまでは求めますまい。気長に実装される日を待ちながら、変なデッキでもモソモソ作ってようと思います。


テーマ : Magic:The Gathering
ジャンル : ゲーム

クトゥルフ神話TRPGヨタ話#52~クトゥルフ神話への招待のキャンベル先生話読んだ~

 『クトゥルフ神話への招待~遊星からの物体X』『古きものたちの墓 クトゥルフ神話への招待』のキャンベル先生作品を読みました。

クトゥルフ神話への招待 ~遊星からの物体X (扶桑社ミステリー)クトゥルフ神話への招待~遊星からの物体X (扶桑社ミステリー)
(2012/08/01)
J・W・キャンベルJr.、H・P・ラヴクラフト 他

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古きものたちの墓 クトゥルフ神話への招待 (扶桑社ミステリー)古きものたちの墓 クトゥルフ神話への招待 (扶桑社ミステリー)
(2013/06/29)
コリン・ウィルソン、ブライアン・ラムレイ 他

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 前々からキャンベル先生の編み出すモンスターの造形は気に入っていたので、それを直に読む機会を得られたのは僥倖。またダーレスの「安易に既存のアイテムに頼ってはいけない」という戒めより生み出された架空の都市ブリチェスター一帯の不気味さも独特の味があってヨイ。『クトゥルフの呼び声TRPG』において、いまひとつサポートの薄かったキャンベル神性を出す際の参考としても読み応えあり、で楽しめました。
 神性や怪物の扱いがショボいということを除けば……。
 どれも個性的な外見に脅威的な能力を持ってる割に、どうも人間にアッサリ対処される連中が多いような。

ダオロス→呼び出されて魔法陣から動けない
淵みに棲むもの(マレウス・モンストロムより)→銃で撃たれて死ぬ
グラーキ→針を手斧で折られて退散

 グラーキなんて“グラーキの黙示録”が別作品で何度も言及されるぐらいで、てっきりキャンベル神性におけるクトゥルー、総元締めか象徴的な存在なのかなぁとか想像してたらエレキング並みだった
 特に凄いのはキャンベル版『ダニッチの怪』とも読める『罠の橋』の“淵みに棲むもの”、召喚主ライオネルが「俺は天才だぁあ!」とばかりに呼び出してみたら、呪文で弱って若者に銃殺、ライオネルもショックのあまりかうわらばと白骨化。あんだけ気合い入れて描写されてたのにレオパルドンばりの瞬殺ぶり、いやぶったまげた。あんまりにもあんまりな扱いなんで、てっきり街に入り込んだのとは別種のヘボい眷族でもいたのかと思った
 この辺は「人類には対抗しようもない脅威」を描こうとしたラヴクラフト先生とのクトゥルフ感の違いですかね。なんせ指摘したダーレス先生その人が核弾頭でクトゥルーを倒そうとしてたしな。文章は読みやすく、雰囲気も良いだけにここらへんがラヴクラフト原理主義者のクトゥルーファンとしては少々物足りねぇ。
 むしろ大々的にクトゥルフ要素が出てこない、『呪われた石碑』のようなブリチェスター怪奇譚の小話の方が本領を発揮しているような気がする。見てきたようなブリチェスターやゴーツウッドの風景描写は、流石執拗な写実的表現を追求したラヴクラフト先生のファンであり、また現地人ならではの技巧やね。
 そんな中で、『ムーン・レンズ』は大迫力のシュブ=ニグラスの化身にどキモいコンパニオン、何より安楽死を願う男と医者の邂逅から始まる物語、という構成に至るまで素晴らしい、クトゥルフ小説にしてキャンベル先生にしか書けないブリチェスター怪奇譚。一番のお気に入りです。

テーマ : 海外小説・翻訳本
ジャンル : 小説・文学

読んだ本#25~どこにもない国&平ら山を越えて~

 なんとなく手に取った二冊とも大当たりでトシちゃん感激。

 どこにもない国

どこにもない国―現代アメリカ幻想小説集どこにもない国―現代アメリカ幻想小説集
(2006/06)
柴田 元幸

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 平ら山を越えて

平ら山を越えて (奇想コレクション)平ら山を越えて (奇想コレクション)
(2010/07/10)
テリー・ビッスン

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テーマ : 海外小説・翻訳本
ジャンル : 小説・文学

D&D4e余話#176~D&D Encounters『死の国サーイ』第八回レポート~

血祭りの館…
 中国清朝の時代に活動した毒蠍党(スコーピオン)は貧しい家の少年たちで構成された盗賊団である。
 その規律は子供に適用されるとは思えぬほどに厳しく、特に最も重い罪・脱走に課せられる刑罰が血祭りの館である。
 血祭りの館の実体は巨大な水槽であり、刑を受ける者は檻に押し込められ、水の中に沈められる。この水槽には凶暴なホオジロザメが飼われており、絶好の餌と見て檻へと襲いかかるのである。
 ただでさえ動きと制限される水中の戦いで、それもサメの中でも特に危険なホオジロザメが相手とあっては、待っている運命は食い殺されるか窒息死のいずれかであり、生還する者は皆無だった。檻に入れられる前に好きな武器を一つだけ選べるものの、そのような温情は焼け石に水である。
 なお、最も恐れられたのはサメに偽装している格闘家であり、サメ以上に人間が危険、それも清朝の時代なのにダイバースーツでゴーグルとアクアラングと足ヒレまで完備という絵面を臆面もなく描くゆでイズムの発想の自由さに拍手を惜しまない読者は少なくない。
 集英社ジャンプ・コミックス『闘将!! 拉麺男4巻 熱波の死闘!の巻』より

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

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銀河アズマ

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頑張りましょうと言えないのがとても残念です

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