読んだ本#08~次は『宇宙の戦士』?~

 間が空いてるうちに『夏の扉』を読み終えた。
 『蠅の王』『閃光のハサウェイ』と生きているのがイヤになるド鬱小説のダブルパンチから『魔法の王国売ります!』のインターバルを挟んでの突撃でしたが、結論から言うと

 そして俺は勝った!
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テーマ : 海外小説・翻訳本
ジャンル : 小説・文学

読んだ本#07~ほんとに読んだ本の話~

 『蠅の王』に続いて『閃光のハサウェイ』を読破。
 もっとも立て続けに読んではいけない二冊を連続で読んでしまったようです
 ディック以上に外の光景が陰々滅々として見えました。
 次の本が『魔法の王国売ります!』であったのが多少の救いか…これも中盤を越えるまでは結構しんどい展開でしたけどネ。
 さて、今読んでる『夏への扉』はどうなることやら。

テーマ : 小説
ジャンル : 小説・文学

マスクコマンダーの中身はガンダムMk-Ⅱ(著しくネタバレ)

 SDXにまさかのマスクコマンダー参戦!
 くっ…このSDXシリーズ、騎士ガンダムとかコマンドガンダムとかブラックドラゴンとか、妙に俺のツボを刺激するセレクションをしてきやがる…! BB戦士とか元祖とかで自分が買ったのがラインナップのほとんどだし(接点ないのはネオブラックドラゴンとコマンドガンダムぐらい)。
 このマスクコマンダー、元祖で出てた頃もかなり出来が良かったっけ…今気付いたけど、両肩のウイングはスーパーガンダムを模していたのか。簡単に外れる上に分解しやすくてよく泣きを見たもんです。それにコマンダーの代名詞、ガンメタルのマスクデザインが凄くカッコ良くて、今でも見ていて飽きません。派生作品に過ぎないのは確かだけど、にしてもこのアレンジはたまらんなあ。オリジナルメカですと言われたらそうですかと納得してしまいそうないいツラ魂です。

 ある人が嗜好品は子供のときに触ってないと、将来買わない…と言ってたけど、ホントなんだなあ。
 いや、リアルタイム世代にこの値段とセレクションは卑怯ですよ、本当!


SDX  マスクコマンダーSDX マスクコマンダー
(2010/04/17)
バンダイ

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テーマ : SDガンダム
ジャンル : アニメ・コミック

俺は今この瞬間のよろこびに生きるのだ!

 何故SDガンダムやらズバットやら往年の名作に発作的に触れ出したのかと思ったら、知人氏が「今年は名作を読破していこうと思ってな」とハインラインの『宇宙の戦士』(ガンダムの元ネタらしいです)を見せられたからだった。対抗して筆者もそちらがガンダムならメガゾーンの『宇宙の孤児』を求めている…なーんか、ネームバリューに雲泥の差があるなー。

 その活動の一環(普段から80年代作品ばかり見てるんだけど)としてSDガンダムネタも語ったことだし、『うる星やつら』を見たけれど、こりゃ確かに面白い。そして絵柄の変化も凄い。原作と劇場版で270°の成長を遂げた星野鉄郎もビックリだ。原作のように漫画連載ならともかく、アニメという媒体でここまで変わった例も珍しいんじゃないか(初期と50話、100話、150話、と50話区切りで見比べるとわかりやすい)。アニメーターに自由にやらせた結果がこうなんでしょうけど、いい意味でこらぁ作画無法地帯だな(ビーストウォーズに対する『声優無法地帯』みたいなもん)。
 映画は『ビューティフル・ドリーマー』が名作にして押井監督の代表作として名高いですが、筆者は完結篇』が大好きです。テレビシリーズとはだいぶ違う絵柄だけど、これが一番ラムちゃんが可愛いく、あたるがかっこよく感じる。そして、一分のスキもないハッピーエンドが素晴らしい。普段はエログロバイオレンスやらバッドエンドやらに舌鼓を打ってはいるが、ハッピーエンドで終わるに越したこたぁないのだ。

 以前、ちらっと見た評価に「最近のアニメってメガネがいない『うる星』みたいなのが増えたな」続いて、「あたるのいない『うる星』も多いよ」というものがあった。
 が、アニメを見て、これは一面では当たっているけど、全体としては違う、断じて違う(古代進)。そもそも、『うる星』みたいなアニメって、今は無い気がする。

 『うる星』の外観はあたるの周囲にラムやしのぶ、弁天様、おユキさんなど美少女が取り巻くギャルアニメないしハーレムアニメに見える。「ある日突然現れた美少女に主人公が惚れられる」なんてのは、もう今となってはアニメの定型になってるし。そう考えると、あんまり進歩してないんだなあ、この手のジャンル。「今期のアニメは…」というお題で殆どが「ある日突然現れた美少女が主人公と…」で占められていく中、『ロザリオとバンパイア』だけが「ある日突然パンツ」だったっけ。
 閑話休題。
 しかしそうしたハーレム状態は単にるーみっくわーるど創世の中で生まれた副産物に過ぎず、『うる星』の真髄はギャルたちを産まざるを得なかった「何でもアリ」にある。
 るーみっくわーるどの必殺パターンは奇天烈な人物や奇天烈なアイテムが登場し、奇天烈な事件が繰り広げられる、これはもう言うまでも無いだろう。大変なことに、毎回これが繰り返される。おかげで奇天烈の度合いはどんどん広がっていく一方で、奇天烈の薄いキャラ、設定は消滅していき、さらに新しい奇天烈のためにはいかなるアイデアも許容される…「何でもアリ」の恐ろしいカオスが構築されることになる
 『うる星』のアニメはこの「何でもアリ」が特に凄まじい。
 劇中劇とはいえ『そして誰もいなくなった』をやらかして、主要人物が次々に死亡したかと思えば、『買い食いするものよっといで!』では、買い食いの取締りを巡って、学生運動さながらの血みどろの抗争劇が繰り広げられる。『みじめ! 愛とさすらいの母』では妄想と精神世界の横断とも言うべき内容で、オチも説明もへったくれもなく、見終わった後呆然としたもんだ(後で上層部に怒られたらしい)。マトモな神経で見たら頭痛がしそうな話だった。
 今のアニメの「何でもアリ」を考えると、不自然な閃光とか湯気とかパンツが飛んだりとか、まあそういった意味では「何でもアリ」なのかもしれないが、『うる星』的な意味での「何でもアリ」とはまったく違う。自由より犬の首輪の方が欲しいと『銃夢』でも言ってたけど、人間ほんとに好きにしていい、何でもやっていい「何でもアリ」となると、案外やることが見当たらなかったりする。『うる星』が突き抜けて見えるのは、そうしたほんまもんの「何でもアリ」に放り出された、もしくは自ずと選択したスタッフ一同が、知恵と血を搾って作り上げていったからではないのかと思う。

 もうひとつ、これは時代があるのかもしれないけれど、『うる星』はとにかく何もかもがオーバーに描写されている。ラムの電撃をはじめとした被害に、あたるの度を越した女好きなどのキャラクター設定もそうだ。さっきの例で挙げれば、買い食いを巡っての生徒と学校を挙げての戦争。たかが買い食いをここまで大袈裟に描く想像力、自分にはとてもできない。何もかもがハチャメチャに大袈裟に描く、これも「何でもアリ」の『うる星』の醍醐味か。
 メガネというキャラクターはその象徴とも言える。『うる星』のアニメファン、そして千葉繁ファンとオシイストであればその名を知らぬ者はいまい。千葉トロンのアドリブとオシイズムのシンメトリカルドッキング、彼がアジれば日常は非日常に、教室は戦場と化す。その演説を聴いて千葉ワールドに引き込まれない者はいない、ありとあらゆる物事をアジり飛ばすその弁才と迫力、ナチス・ドイツ的にしてニーチェ的強迫観念といえる。なお、メガネ節が爆発するのは出色のエピソード(押井監督本人は恥ずかしがってたけど)10話の『ときめきの聖夜』だから案外遅かったんだな。
 今となってはこのオーバーさが懐かしい。近年のアニメを眺めると、京アニお得意の「美少女のゆるい日常」を描くか、シャフトの「サイケデリックでなんだかよくワカらない」話が主流のようだ。アニメの制作範囲が狭まっていき、アニメファンのためのアニメになっている業界では、視聴層を考えるとこうなるのかもしれないけど…でも、今やってもいいような気がするんだけどなあ、こういうオーバーアクション
 オーバーな話を考える想像力が欠如してるから、スポンサーやらなんやらで作れないから…と、作り手のせいばかりにするのは簡単だけど、やっぱ今は売れないし流行らないのかしら? こういうの。娯楽なんざ「なんか面白いことをやってる」だけなんだから、ひとつぐらい破天荒な作品があってもいいと思うけど、アニメって娯楽ぁ作るのにやたらめったら金がかかるしな

 なんにせよ、こういう作品が許されて、それを面白がっていた時代は凄いというかとんでもない時代だったんだなぁ。


うる星やつら 完結篇 【劇場版】 [DVD]うる星やつら 完結篇 【劇場版】 [DVD]
(2000/06/21)
平野文古川登志夫

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テーマ : うる星やつら
ジャンル : アニメ・コミック

TRPGこぼれ話#26~社会思想社の頃のハナシさ…~

 駅で映画『タイタンの戦い』の文字をチラ見して、
「アレ? ウォーハンマー映画化? いや、タイタンだからファイティングファンタジーか」
 と思ってしまった。
 何でもTRPGに結びつけて考えるのはよくない習性、これもTRPGゲーマーの サガ か!
 あとタイタンを『ウォーハンマー』のサプリメントと混同するのも。いかんいかん、誇り高いエンパイアと取り違えたらシグマー神官と魔狩人に粛清されてしまう

 でも『ウォーハンマー』『ファイティングファンタジー』に匹敵するあたまわるそうな内容っぽくて安心した。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

飛鳥五郎という男を殺したのは貴様か!

 前回ズバット(くどいようだが発音はかいけつズ・バァーッ!)は探偵なのにフェイトが入らないと言っていたけど、よく考えたら早川さんは気持ち悪いぐらいに日本一対決の相手のことをよく知っている。場合によっては相手が名乗る前に名指し、その上「知ってるさ、有名だからな」とさえうそぶいている。
 そうか、相手の情報を握るために《真実》を毎回使っていたんですね。だからいつまで経っても真犯人に辿り着かなかったのか。これで名実共にフェイト枠は確保された。
 すると、残りのスタイルはカブキは死守として、カゼかアラシか(ダイナマンは両方か)…やっぱり自称さすらいのヒーローであることから、カゼでしょうかね。あくまでも自称ですが。関係ありませんがズバッカーで公道を走っていたら、いくら《脱出》があっても足りない。オープニングを見る度に思うけど。

 さて、これでズバットのスタイルのシークエンスが見えてきたぞ。
 まずは日本一対決の相手と遭遇したら、《真実》を使って個人情報を洗い出す
 そして日本一対決を制したら、次は敵中から《脱出》で退場。その間にズバットスーツを装着
 あとは思う様に敵を叩きのめし、「飛鳥五郎を殺したのは貴様か!」と尋問、ズバット・ア・ターック! を決めるだけ…駄目だ、やっぱり無理がある。足りない、三枚じゃとてもスタイルが足りない
 そもそもサラッと流してるけど、まず日本一対決に勝利するためにはやっぱり《天罰》でもなきゃ解決できない。何点経験点を積んだら居合い斬りからビリヤードまでカバーできるというんだ。ズバットスーツの装着は《タイムリー》で何とかしてるっぽいし。早川健ならここぞという時に手札にジョーカーを手元に置くとかは余裕だろうが、ソレを言ったら「早川健なので」で全てが片付いてしまう。

 これが『ブレイド・オブ・アルカナ』なら早川健は殺戮者だったで済むのだが。
 あの人あんまり尊厳値なさそうだし。


快傑ズバット VOL.2 [DVD]快傑ズバット VOL.2 [DVD]
(2008/02/21)
特撮(映像)宮内洋

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テーマ : 特撮
ジャンル : アニメ・コミック

し、知らん! 俺はその日シシリーでスパゲティを食っていた!

 何をやっても日本一のスゴイ奴、『快傑ズバット』を見た。特に理由はないけど。なお、タイトルは「かいけつ、ズ・バァーッ!」と読むのが正しい。『快傑』は平仮名表記と思って脱力気味に、「ト」は聞こえないぐらい気持ちよく、「ズ」の後に一息入れて「バァーッ!」と叫ぶのが望ましい発音である。
 放送は30年近く前なんだけど、当時(そして今も)異色中の異色ヒーローとして特撮魂を自慢のムチでビシバシ刺激して、根強いファンを持っているらしい。なお、ムチを使うのは本当なので、変な形容ではない。絡み武器をメインに据えるとは、さすがは日本一のヒーロー、《武器習熟》も当たり前に取得しているようだ
 なお、大きなお友達には人気があったけど、おかげでオモチャが売れずに打ち切りという『メタルダー』同様の悲劇を辿っているあたりは、あんまり日本一のヒーローらしくないよくある話になっている。それゆえの隠れた傑作ぶりも日本一ということか。
※実際、玩具展開を意識したテコ入れの指示があっても無視していたそうです。

 それにしても、なんてふてぶてしい野郎だ。宮内洋氏の快演いやさ怪演があまりにもハマる、ハマり過ぎて怖いぐらいだ。特攻野郎Aチーム』のハンニバル以上にふてぶてしい主人公なんて初めてですよ(ハンニバルも「いや~ここまで第一印象の悪い人も珍しいねぇ」、(相手の胸ポケットからタバコを抜き取り「火、ある?」とかぬかしてますが、羽佐間道夫さんの美声で)。ふてぶてしさも日本一か。
 物語のくだりを見ていても、まったく探偵らしさを感じないのもスゴイ。まあ、かのシャーロック・ホームズもバリツの達人だから拳法とかは百歩譲るとして、どこの探偵がトマホーク投げをするのだろうか。アパッチ野球軍ならぬアパッチ探偵事務所とかか。
 N◎VAでいうならフェイトの筈なんだけどなぁ
 《真実》を使えば毎度毎度敵をぶちのめした後、「飛鳥五郎を殺したのは貴様か!」なんて尋問をする間もなく真犯人にたどり着けるのだけど。空気を読んで使いどころを探っていたら歳終回まで引っ張ってしまったとか。あるよね、そういう経験。
 ソレを言ったらスパイダーマンとかスーパーマンとか、とてもトーキーが入ってるとは思えない能力のヒーローはたくさんいますが…自分の活躍を《スクープ!》で記事にしてるとして、特技は一切持ってないとかなのかなぁ。
 まあ、早川健はあまりにもキーのカブキ臭が強過ぎるので、全然フェイトっぽくなくても無問題。ひょっとするとホントに入る余地がないのかもしれないけど。他はアラシとか? ひょっとするとこの万能ぶりはハイランダー、毎回の日本一対決は《天罰》でなんとかしていたとか。
 つうか「ズバットの真似は危ないから絶対にしないでね」って、こんなヒーロー真似できる奴ぁいねえよ! 実際ちびっこの間で流行ったのもズバットごっこではなく、「日本じゃあ、二番目だ」「チッチッチ…」という早川健ごっこだったそうだが。


快傑ズバット VOL.1 [DVD]快傑ズバット VOL.1 [DVD]
(2008/01/21)
特撮(映像)宮内洋

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テーマ : 特撮
ジャンル : アニメ・コミック

TRPGこぼれ話#25~ボスキャラ5つの誓い~

 『SW2.0』を遊んで多部位制が思いのほかボスとして便利だと知った。
 攻撃を分散するにしても集中するにしても、実質ユニットが部位の数だけ存在するようなもんだから、単一としての脅威という演出を立たせながら、手数の充実という戦力をも立てている、うーん凄い。結構思いつきそうなものなのに、どうしてこれで商売しようという発想がなかなか出なかったんだろう
 んで、その体験と、それ以前の体験も踏まえて、今回はTRPGのボスたるもの備えていて欲しいことを。

1.命中とダメージは高いに越したことはない
 ピンゾロとか1以外は絶対に命中する、じゃあ極端過ぎる。が、普通の目標なら6~7割、回避特化で五分五分かやや有利ぐらいに命中はボスなら欲しいところ。
 ダメージも似たようなもん。『スパロボF完』みたいに誰でも即死、では問題外。だけど、防御特化のキャラクターが受けても「おお、コレはやばいぞ」と思わせるぐらいのダメージはあって然るべきだろう(軽装甲なら重傷~瀕死)。回復役が回復以外でフカシこくような戦闘は消化試合であって、ラストにゃふさわしくない。

2.HPは高過ぎても困らない
 流星のように颯爽と現れたボスが真っ先に流星となっては話にならない。『シャドウラン』曰く、ボスとはシナリオ中登場するどの敵よりも悪賢く強大で、かつしぶとくなければならないのだ。
 ここで大事なのは、「高い」のではなく、「高過ぎるかな?」と気になるぐらいでちょうどいい。なにせ相手はプレイヤー、訓練された野獣どもだ。こちらがこんなもんかなァ~と割り出したダメージの予想を遥かに斜め上に叩き出すなんてのはしょっちゅうよ。それに、防御力や回避はダイス目のせいでウソをつきづらいが、残りHPは隠蔽しやすいという利点もあるしね!
 ただし、リソースを消費し続けなければボス相手には厳しいゲームと、次の項目に関わる場合は別だ。

3.回避と防御は控え目に
 どっちも厄介な問題だ。この二つ、何れもプレイヤーの行為を全て無に帰す恐れがあるからだ
 回避が高過ぎる場合、往々にして戦略も論理も吹っ飛ばして「ダイス目で○以上が出るまで通常攻撃をし続ける」作業と化す場合が非常に多い。そりゃそうで、当たるかどうかもわからない、当たらない確率の方が高い勝負に渾身の力を注ぐ気にはよっぽど追い詰められなきゃあなるもんじゃない。しょぼしょぼと支援スキルを使いつつ、無気力にダイスを振りつづけるあの虚無感は筆舌に尽くしがたい。ボスの条件のひとつに数えはしたが、これに2の高いHPが重なるともうSAITEE。その上タチが悪いのは、そういう敵に限ってコンスタントにダメージを与えつづけてきたりする(迷キンにはよくあること)。
 防御が高過ぎる場合はどうか。回避が高過ぎるよりはいいが、攻撃が当たったとしてもまったくダメージが通らない、ほとんど効かないのは高いHP以上にうんざりさせられる。敵のHPの何割を削った、という意義では同じでも、一応はダメージを与えているというレスポンスが有るか無いかでは心象がまったく違う。
 別段これはラスボスに限らないけれど、プレイヤーに「為した行動が無駄にならなかった」と思わせるのは、モチベーション維持に必要不可欠なんだなあ。
 え、そんなプレイヤーを甘やかすようなことをぬかすんじゃない? す、すいません。

4.ボスは複数回行動&範囲攻撃
 これは必須。
 別にマップ兵器や2回行動を求めているワケではない。爪×2、噛みつきとかでもいい。つまりは複数のターゲットを攻撃できる手段は用意しておくべき。ボスたるもの、参加者全員に脅威を与られる存在であるべし。少なくとも、ラストバトルの、肉弾相打つ戦いの参加者に、一人足りともヒマをさせてはいけない。
 どうしても適合しない場合(『D&D4e』など)、対処法としては側近やザコをしかけて、集団戦にさせるという手がある。とはいえ、これも戦いが進むごとに通用しなくなる点においては、下策と言わざるを得ない。
 敵は倒されねばならない存在だ。例えGMお気に入りNPCでもデザイナーお囲いの公式キャラでも脚本家の偏愛でも…あ、話がズレてきた…まあ、ともかく一匹残らず殲滅されねば敵とは言えない。故に、数の暴力とは、最終的にはプレイヤー側にパイの回る手段なのである

5.ちょっとばかしの理不尽を
 これはGMとしてのワガママかもしれないけれど。
 シナリオの最終目標に据えるからには、プレイヤーに「なんじゃそりゃ」と絶句させる手立てのひとつくらいは許して欲しい。これを乗り越えたら後はドクロベエ様のおしおきタイムという今週のやーまばーなんだから、ビックリドッキリメカが無きゃ盛り上がらないじゃないですか。
 クトゥルフ御大の「見たら死ぬ」? ありゃ倒さなくていいボスなんだから例外です。


機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 [DVD]機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 [DVD]
(2006/05/26)
矢立肇富野由悠季

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

D&D4e余話#02~萌え米、萌えゲームブックの次は~

 いいこと思いついた。お前オレのケツの中に…じゃなかった。
 D&DユーザとしてPHBがPHBと言いつつちっともプレイヤーの手に渡らず、なかばDMの専用物(ちゃんと買ってくれてるプレイヤーもいますよ)になっている現状はさびしい。そこで、D&Dをもっと広く認識するために、次のようなプロジェクトを考えてみたぞ。
 題して、『DDM総ギャル化ウッフン作戦』
 …うむ、ネーミングセンスは皆まで言うな。俺も今考えたんだから。

 TRPGを知識のない人にいきなりD&Dを叩き込むのはちょっと酷だろう(SW2.0とかの方がいいと思う)。そこでミニチュアゲーム(『ダンジョンズ&ドラゴンズミニチュア(以下DDM)』の方に目をつけてみた。
 ちょっと前にやってた、過去のゲームブックを今風の萌え絵ないしエロ絵にして売る手法があったじゃないですか。『デストラップダンジョン(死のワナの地下迷宮)』『ハウス・オブ・ヘル(地獄の館)』現在進行形の『クイーンズブレイド(ロストワールド)』もそうだな。オレは『デストラップ~』の表紙を見たとき、プロデューサーをバルサスの要塞に叩き込んでやりたい衝動に襲われましたよ。この萌え復刊って「続きます!」と言いながらほとんど続刊を聞かないのは、幸というか不幸というか、流石はいつものホビージャパンって感じですなぁ。なんつってもHJ文庫って時点で死亡フラグだよ、うん。
 話が逸れた。この萌えリバイバル、『DDM』に適用してみてはどうか?
 元から『DDM』は『D&D』の入門用…『4e』は最早『DDM』にTRPG要素をくっつけただけのような気もするけど…的役割だけあってルールはスッキリしてる。ダンジョン土竜に匹敵する『D&D』の醍醐味、戦闘を飲み込むにはピッタリだ。むしろ戦闘が面白いせいか『4e』のそれ以外の部分がいっそう…ゲゲフソ。その上フィギュアといえばヲタクの必携武装、ゴルゴにM16、景清に必殺旋風剣イヤアー! みたいなもんです。
 クリーチャーはどれも萌えギャル、データカードも美麗なカラーイラスト付きでコレクション意欲を刺激。同梱のダイスは当然カラフリャでそれっぽいフォントを使っておけばOK(小鬼ダイスのように絵を用い、しかも数パターン用意すれば商売が広がるぞ)。イリシッドが出るかアンバーハルクが出るかワカらない『DDM』に躊躇する人はおれど、中にあるのがいずれも萌えギャルと聞けば特攻する人も少なくなかろう。
 難点はフィギュアのクオリティで、あのサイズで萌えをどう表現するかだが、ねんどろいどや一寸フィギュアが売れてる今なら、そこまで問題でないと思う。よしんば邪神モッコス化してもそこはミニチュアゲームと割り切って…許してもらえないかな、やっぱり。

 …まあ、冗談でも言ってて凄くイヤなんですけどね、こういう節操の無いやり方って。
 でも、TRPGも四の五の言ってられない状況だからねぇ。まずは売れなきゃ話にならない、だからTRPGユーザに限ったシステムが続いてるワケで、パチンコに権利売ってまで小銭稼ぎをしないといけない御時世、アナログゲーム雑誌と謳うゲームジャパンのアナログ記事がああもスカスカでは…いかん、どうもホビージャパンのことになると愚痴っぽくなるな。どうしてだろう。まあ、手段を選んじゃいられないワケだ。
 とはいえ、さんざ売れるのが前提みたいに風呂敷広げてみたが、この方法で『DDM』を広めても『D&D』が広まるかはオレもギモンだな。いかにギャル版『DDM』を遊んだとて、それはギャル版に惹かれたのであって、元ネタまで興味が及ぶかは別問題。『クイーンズブレイド』発売に合わせて上陸した『ロストワールド』の売上がどれだけヒサンだったかは店頭で見るまでもない。第一、これで『D&D』に入っても、ブツはミニチュアゲームからTRPGに移る。プレイヤーはプレイヤーキャラクターへのステップアップを求められるのだ。その、今まで遊んできたギャルを演じろ、と言われても、困る
 てなワケで妄想終わり。どっとはらい。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

タイトルはわくわくいっきですか

 いっきオンライン…て、マジっすか…。
 10年近く前に「いっきがPS2、それもフルポリゴンでリメイクされるお!」と言ったら結構な人数が釣れたもんですが、まさかまさかこんなことになるとは。てか、当時の知人たちはなんで信じたんだ。「ザンギエフが飛び道具を習得した」というウソも信じたし、みんな素直でピュアな謝意ボーイだったのかしら。いやシャイボーイなら白昼堂々おっぱい談義とかエロゲー論争とかしなかったよな。
 それにしても、「シャドウラン新版が翻訳されるまで死ねませんよ」に続いて自分のホラが実現したと思うと、なんだか夢が膨らんじゃいますね。ということは、カッスロ発売もホラではなくなる!?
 …まぁ、シャドウラン翻訳はホラ吹いてから6年以上かかったので、気長にいきましょ気長に。

テーマ : ゲーム
ジャンル : ゲーム

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銀河アズマ

Author:銀河アズマ
頑張りましょうと言えないのがとても残念です

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