D&D余話#105~こんな夢を見た~

 夢でD&Dをやっていた。
 オレ以外のプレイヤーは既にPCを作成していたらしい。
オレ「んで、どんなクラスがいるんすか?」
プレイヤーA「オレはクレリック」
プレイヤーB「オレもクレリック」
プレイヤーC「あーオレもクレリックだわ」
プレイヤーDオレはモンクな

 ……オレはどんなクラスを選べばよかったんだろうか。

 PFキャンペーンでバードを選ばざるを得なかったプレイヤー氏の談です。
 オレ的にはウィザードかなあ。

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D&D余話#104~聖剣伝説キャンペーン~

 カプコンのベルトスクロールアクション版D&Dを本家D&Dを遊ぼうぜ! という企画があるそうで、うわーっ参加してえ! とミスタラっ子(ただしシャドーオーバーミスタラの方。TRPGでミスタラはコードウェル城奇譚でしか遊んでません)の我はときめいてL・O・V・Eでしたヨ。シャドーオーバーミスタラは当サークル内でも知名度が高いため、ネタ振りをすると結構通りも評判も良い。カプコンのファイナルファイト文化は偉大ってことですな。オレにとってFFと言えばファイナルファンタジーではなくファイナルファイトかファイティングファンタジーだよまあファンタジーっつったらハイレグファンタジーが真っ先に出るんですけどね(超どうでもいい脱線)。
 ところでシャドーオーバーミスタラについて、いきなり究極魔法でパーティ全員が無力化されたと思ったら超強いNPC様に助けられるとか、苦労してボスを倒したらもっと強いボスに無力化されてディスプレイサー・ビーストの潜む森にぶち込まれるとか、「そのまんまやったらクソマスター呼ばわりされるよなこのシナリオ」という知人氏の発言が趣深い。いや、あの冒険者たちはああ見えてかなり高レベルだったから、そのぐらいの無茶難題を押し付けられてもおかしくないかも……?
 さて、「あの○○をD&Dで」ネタで別にやってみたいものが一つ。
 それは初代聖剣伝説。
 なんとなく情報を見返していると、実は聖剣伝説ってボスのほとんどがD&Dにも登場していたりするのに気付いた
 こんなぐらいに(登場順、名前はD&D表記)。
・ジャッカル
・ヒドラ
・ヴァンパイア
・アンケグ
・メドゥサ
・マインド・フレイヤー
・サイクロプス
・ゴーレム
・キマイラ
・マリリス
・クラーケン
・イフリート
・リッチ
・ドラゴン
・レッド・ドラゴン
・ドラコリッチ(ドラゴンゾンビ)
 該当するクリーチャーが存在しないのはフルメタルハガー、マンティスアント、ガルーダ(シャドウナイトとジュリアスはNPCなので除外)。前者二匹はジャイアントクラブとかジャイアントマンティスあたりで代用できないでもない。あとはチュールとか。またガルーダは要するにでけぇ鳥なのでロックであまり問題なかろう(PFにガルーダはいるんだけどより原典に近く高貴なクリーチャー)。
 ジャッカルはただのジャッカルにしてはでかすぎる気がする。ダイア・ジャッカルと考えるのが妥当なところか。
 単にメジャーどころを集めたらカブっただけという気がするので、これでD&Dが出典というのは無理があるかもしれないが、
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 特に並み居るモンスターの中から、アンケグ、マリリス、マインド・フレイヤーを選んだ開発陣のセンスにD&D魂を(無理矢理)感じてほしいところだ! 聖剣伝説プレイヤーなら、アンケグの綴りを見て「え? アンケヘッグじゃないの?」と思ったでしょ?

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D&D余話#103~100回とっくに過ぎてたよ記念・死ぬまでにやりたいキャンペーン~

 かれこれ続いていたD&D記事もついに100回を突破していましたよ! てなわけで今回は100回とっくに過ぎてたよ記念記事!
 何とも締まらない副題なのは、そろそろD&D総合記事も100回かー、と思って念のため記事数を数えてみたら凄いズレてたため。実は50回記念の時ですらズレていた。気にする人も最早いないと思うがアレも50回とっくに過ぎてた記念と思って下さい。
 んで記念記事と言っても実はとりたてて面白い話題もD&D総合とゆうと最近ないんで(アンテナの感度悪くてすみません。誰かが俺にレティクル座からの受信を邪魔する毒電波を送っているんだ!)、記念も記念の時ぐらいしか話さないであろう超個人的な思い出話でもしよう。今回妄想力高めですよ。っていうかただの日記なんで覚悟して読んでくんな!
 僕はD&Dは3eから本格的に参入したので、かれこれ10年以上前になる。ちょっと前が6年前とかかなりおじいちゃん感覚に踏み込みつつあるが、流石にもう遠い昔のことと感じられるようになった。まだWindows98が現役だった頃と思えばそりゃ大昔よ!
 んで、僕の頭の中では常にキャンペーン構想が何本か回っているのだが、とりわけD&Dに関しては始めた当初から遠大な計画があった。死ぬまでにやりたい、五本のキャンペーンで完結するという大河ドラマである。
 たかだか五本のキャンペーンであるが、その当時でさえ全て消化できるか怪しいところがあった。構想を立て始めた頃は状況が不安定で、いつまでTRPGをしていられるかが今以上にワカらなかった。結局TRPGは別のサークルで続けることができたのだが、一本のキャンペーンを終えるのに一年がかり、場合によっては数年かかるなんてのもザラというペースとあっては、五本のキャンペーン終わらすなんてそらただの願望、「あんなこといいな、できたらいいな」、の世界ってヤツだ。しかも欲を張っていろんなシステムに手を出してそれぞれキャンペーンをおっぱじめるし。まあ、誰もがやってるであろう、脳内で再生されてる監督・脚本・キャラクター原案全て俺(シリーズ構成がいないので話にまとまりがないブツ切り)の妄想アニメみたいなもんだ。えっみんなやってないの!?
 そしてフト思い返してみるとなかなかどうして、五本のキャンペーン構想中、三本は既に消化し、現在四本目に手を付けていたのであった。二本目と三本目の間は相当スパンがあり、システムもPFだがともかくまとめることができた(ブログにレポートを掲載した拙作キャンペーンがそれ)。んで、四本目が最近始めた5eキャンペーン。もしも四本目が終わったらリーチに入るではないか。これはひょっとするとひょっとするかも。言うても現行の5eキャンペーンはいつ終わるのか定かでないっつーか来年にでも終わればいいな、ととっくに順調なペースを諦めている(今年は過去の栄光にすがって生きるのが抱負だし)。
 ともかく、ヘビのような執念で続けて四本目には入れたのだから、しぶとくこの妄執を抱いていれば、いつかは終わる時が来る、そして最後の五本目に手を付ける日も来るだろう。
 キャンペーンを終わらせるなんて簡単だ。やめなければいい。
 この格言を胸に虎視眈々とキャンペーンを進めるチャンスを窺っていく所存。
 とか何とか言いつつも、心は時折油断するといつできんのかもワカらない最終章の五本目の妄想に飛びそうになるのですが。5eも楽しいけど完結編ならばウロボロス的構造ということで3e系列に戻ってもっぺんPFというのもいいなあ。出来る事ならそこでモダンも組み合わせて耳にタコができるほど唱えてきたバイストン=ウェルキャンペーンにしたい。その時は畏れ多くて手を触れなかった高レベルキャンペーン、神話の世界に足突っ込んでもいいかもな!
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 一番の懸念は、五本目が始まる頃には、D&Dが6eになってたりして。……そうなったらそうなったらで。

Pathfinder Roleplaying Game: Core Rulebook(2009/08)
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D&D余話#102~超人的属性考察~

 銀さんに始まり銀さんに終わった昨年に続き、年もはよから銀さんの話題沸騰の『キン肉マン』。本当にサイコさんはキモイな。大好き。
 回数が重なるごとに悪魔超人にだって友情はあるんだっぷりが強調されて、正義と悪魔の違いが曖昧になってるなんて声もある(ネタで悪魔超人の方が友情に篤いなんて言われることもあったな)が、両者のスタンスからするとやっぱりまだまだ別物だと思う。悪魔超人の友情は基本的に仲間や好敵手など身内に向けられるもので、規範や他人がどうこうという視点は存在しない。アトランティスが応援してくれた子供にかけた言葉は間違いなく好意の返礼であったけど、それはあくまで子供ただ一人に対する個人的感情だっただろう。社会や人々によくあれという信条が第一に立つ正義超人とここが相容れない所だ。D&Dの四属性的観点からすると悪魔超人が“混沌”、正義超人が“秩序”と考えるといかに別種の存在かということがワカりやすい(ちなみに「世間体」という単語はD&Dの属性を説明するのに大変便利。世間体を気にする→秩序、世間体を気にしない→混沌、場合によりけり→中立)。
 もっとも、悪魔超人と言うほど本シリーズの悪魔超人は悪魔なことはしていない。どんな手を使ってでも勝利するというのは変わっていないが、これまたD&D的に言う“悪”属性とは言い難い。彼らもスグルの火事場のクソ力や友情パワーにあてられて、“混沌にして悪”から“混沌にして中立”に移行したといったところか。Ⅱ世での「生来の悪はどこまで行っても悪」理論は忘れなさい。
 先ほど話に出たアトランティスは、旧シリーズではミートくんの足をオトリに使うわ悪魔霊術血しばりで多対一でボコるわと卑劣な悪党っぷり全開で、この頃は“混沌にして悪”で間違いなかった。この時の戦いのテリー達の態度もD&D的分類がより明確になる。霊界ポケットで手助けをするのはアトランティスが一対一の勝負のルールを破った時のみ。再びタイマンに戻ったなら後はどんなに不利でも、例えミートくんの身体が戻らないとしても、キン肉マンに戦わせるという姿勢は、実利より信条を優先する正義超人の“秩序”らしさがうかがえる。

 そのテリーマンがしょっちゅうルールを破るのは……まあ、彼感情屋ですので……。“秩序にして善”だって時にはルールを踏み越えることだってあるよ、うん。クレ公やパラディソだったら審問かけられる恐れがあったが。あ、だからジャスティスマンと戦ったのかな。ロビンマスクもバラクーダ時代は“混沌にして悪”とみなされても仕方ない狂乱ぶりだった。パラディンがアンチパラディンに堕ちるとああなるんだろう。流石に最近はたまにはイイことも言ってたとフォローされてるけど。
 正義超人の問題児というと昔っからそうだが残虐超人の扱いが難しい。てか、平和と正義の祭典の超人オリンピックに残虐超人を出したらアカンだろと思うのですが。ガンダムファイトのように国の威信のためなら汚い手を使ってもOKという政治的判断だろうか。この辺考察を始めるともう一本記事が書けちゃうくらいの分量になりそうなので、それはそれとして。
 残虐超人の総帥ラーメンマンやウォーズマンは確かにそのファイトスタイルは感心されたもんではなかったが、悪魔超人と違って自発的に悪を犯すわけではないし、リング外まで暴力的なわけではない。むしろラーメンは紳士。デビル・マジシャンの隠し武器にもきっぱりと裁定を下している。残虐性を持ち込むのはリング内のみ、ただしリング内では残虐性全開という切り替えの点で、残虐超人時代のラーメンマンも実は“秩序”寄りだったのかも。またスカル・ボーズはよく政略を使って超人協会を陥れようとしていた。自分の手は汚さず、立場を利用して人と事態を動かす手口はまさに“秩序にして悪”。残虐超人と言う単語のイメージとは裏腹に、案外“秩序”寄りの人種なのかもしれない(間違っても“善”ではないが)。ウォーズマンは指導者の言うことをその通りに実行しちゃうピュアな精神の持ち主なんで、あれは“真なる中立”だったんだろうな。

 D&Dの属性の中でも説明しづらいとされる“秩序にして悪”だが、これは『キン肉マン』においては完璧超人に他なるまい。自らを神に最も近い超人と自負し、その支配を強要することに何の疑問も抱かない。同時に完璧超人として傲慢なほどのプライドを保つ、正義超人以上に面体を気にする性格。どこからどう見ても圧政者です。超人界のヘクストアとでも呼ぼうか。これからは“秩序にして悪”の説明には完璧超人を遣おうと思います(いいのかそれで)。
 そりゃあ、自分たち以外を下等と呼んではばからない連中の総帥がいきなり凶器攻撃を始めたら、作中一、二を争うぐらい体面を気にするネプもこんな顔するよね
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 この人の「本音と建て前の両立がド下手」という性格が筆者は凄く好き。正義を疑わない、あるいは自分の悪を自覚しながらそれを演じ切る登場人物が多い中、こういうタイプって実は珍しい。Ⅱ世で凄まじく方向性を見失ってたけど、結局この人間臭い本質が変わってなかったのには安心した。
 鼻持ちならない傲慢さで“悪”とされるのが旧シリーズの完璧超人なら、今のシリーズでは自らの思想を追求するあまり“悪”に落ちてしまったタイプか。あやつマンの思想は確かに提唱した当初はごくまっとうだったが、それに固執するうち、力による他者の排斥に移行してしまった。悪玉でも割と感情移入できる悪玉が多いのは、こういう背景設定があればこそ。サイコマンさんになると完全に向こう側にイッちゃった系の“秩序にして悪”。流石はサイコというだけはある。ジャスティスマンはまだその辺の判断力があったから“秩序にして悪”とまでは行かず、“秩序にして中立”あたりで留まったようだ。善悪より規範で判断するトコもそれっぽい。

 ところで“真なる中立”にあたる超人って結構難しい。肉世界って正義や悪魔、完璧などのカラー分けが一種のウリになっているから、どっちつかずの超人ってあんまり出てこないのよな。あっちこっちの陣営を移っているというとバッファローマンがそうか。悪魔超人から抜けて剃髪した時からもう“中立にして善”っぽかったが、現シリーズでは獰猛牲も残虐性も友情も割と同居する“真なる中立”に近い感じ。
 ケビンマスクも非常に変遷が激しく、一時期は“真なる中立”と言えた。グレてd.M.p入りしてた頃はダディのバラクーダ時代を髣髴とさせる“混沌にして悪”的暴れん坊だった。殺人やらかしたのはよくツッこまれるがもっとツッこまれるべきなのは、殺人を目の前にしてるのにd.M.pのTシャツをねだる万太郎だと思う。んが、一度も戦うことなくアッサリ足抜けしたのを見ると、まだこの時も“混沌にして中立”ぐらいだったのだろうか。自分の温情でスカーフェイスことマルスが入れ替え戦のリングに上がってしまったことを悔やむ頃には、もうだいぶ“混沌”属性が抜けてきている。スカーフェイスを告発することへの引け目も感じてたし。超人オリンピックの頃にはもう“真なる中立”と言っていいだろう。レゴックス相手に残虐ファイトをやらかしたりとヤンチャぶりは発揮されたけど、自分が勝つより悪を倒すことを優先するという正義超人の自覚はあった。勝利のためなら手段を択ばないと同時に、正義超人としての自覚やロビン王朝復興という使命を帯びる複雑な事情は、様々な方向に触れる可能性がある“真なる中立”ならでは、か。
 万太郎との決勝で父との確執やキン肉王族への憎悪を捨て去り、かつ好敵手への敬意に目覚めたことで、完全に“善”スタンドに立つことになる。まあ、本人の性格からして“秩序にして善”ではなく“中立にして善”でしょうが。
 後期のケビンマスクを見ていると、登場当初の無法ぶりから比べて割と体面とか礼儀を気にしていることが察せられて面白い。究極の超人タッグ編開始時、昔の正確ならサボったであろうセレモニーにかったるそうにしながらもちゃんと出席している面倒だから行きたくないんだけれど、出ないとダディの立場がないしなぁ、いい加減確執も晴れてきたしなんて考えてるのかも、とか色々想像できる。あの暴れん坊が伝説超人相手や仏師の老人(中の人はウォーズだけど)には敬語を使ってるのも何だか感慨深いものがあるな。人間も超人も経験と成長で丸くなるもんです。

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D&D余話#101~サル者は追わず~

 年々干支にまつわるネタで年賀状を書くぞい! と気合を入れては間に合わないので、今年は早めにTRPGにおけるサルネタを構想中。
 と思ったら5eってD&Dサル界ヒエラルキー上位に位置するギラロンがMMにいないのな。D&Dのサルというとまっさきにアレが浮かんだのだが。他にサル顔というとイエティが最もサルっぽいが、あの野郎セーヴを落とすと即麻痺・抜け出せないと複数回攻撃がクリティカル確定というなかなかのクソ野郎だからな。強いて他にサル面っぽい奴を探すとなると、クァーゴスぐらいか。
 PFは3e系列を引き継ぐだけにギラロン御大はちゃんといるし、プレイヤー種族にまでヴァナラというサル野郎が用意されている。充実した亜空大作戦が決行できそうである(ゴリラゴリラゴリラ♪)。そういえばMM2にもギャンボルてなトランスフォーマーっぽい名前のサルもいたよね。常時加速装置で追加アクションとかMM2らしいクソモンスターだった記憶が。と思ったら取れるの部分アクションじゃねーか! ……部分アクションってなんでしたっけ。3eのみにあったルールかな? 3.5eのPHBを見ても載ってないようだし。ううっ思い入れのあるシステムのルールを忘れてるって悲しい。
 WoCつながりでMTGのサルだと《年経たシルバーバック/Ancient Silverback》が思い浮かぶ。クリーチャーのパワーが低く、「は使えない」「WoCはが嫌い」などとファッティがとかく冷遇・軽視されがちだった時代の産物だけに、流石にきょうびの同コストクリーチャーと比べるとキビシイものがある(「は使えない」と言われていたのはあんたたち回れば殺せる瞬殺デッキにばかり目が行ってたせいでしょ、という気もするのだが)。が、1マナで再生できる6/5が毎ターンぶん殴ってくるというのはそれはそれでクリーチャー対処が不十分だとリミテッドに限らず脅威だろう。初心者向きというのは出来ることが少ないのではなく、やるべきことが最小限で最大限の効果を引き出せることなのだなあ、と学ばせてくれる、三度の基本セット採用も納得のカードだ。べ、別に甲鱗様をディスってるわけじゃないですよ。初心者が「ただでかいだけのクリーチャーは弱いんだな」と学ぶためのカードだとか。ところでイラストだと大概背中が見えないんで「シルバーバック」の意味が分からんと思うのだが(年を取ったゴリラは背中の毛が白くなる)。

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D&D余話#100~D&D=ベトナム戦争?~

 このブログでも何度かネタにしてきたが、「初期D&Dはベトナム戦争をモチーフにしている」という珍説がある。やたらバタバタPCが死んでいくのは戦場で死んでいく新米兵士たちの暗喩であるとか。筆者は都市伝説の類と笑い半分で聞いていたら、R&Rの鈴木銀一郎元帥のコラムで同様のハナシが出ていてびびった。意外と根が深い噂話だったらしい(なお、2009年頃にも同様の発言が見られる)。さらに、戦争と隣り合わせのアメリカだと、出会った敵と戦うのに理由はいらない。兵士が眼前の敵と殺し合うのは当然なんだから故にハック&スラッシュという概念は自然、という分析も語られている。第二次大戦以後、戦争を経験せずに済んでいる日本ではそれに馴染まないから、「正義と悪」の概念がゲームにも持ち込まれた、というワケ。
 加えて某氏曰く「D&Dの執拗なトラップは、ベトナム戦争で使われていたもので、特にアメリカ兵の性質を逆手に取った手法を参考にしたと考えるとすごく納得がいく」。
 ベトナム戦争におけるベトコンのトラップの数々は、現在でもインターネット上で確認することができる。日本人向けとしてはコミック調に描かれたものがあるが、よくもまあこんなエグいことを考えられるもんだ、てなルール無用の残虐ファイトが繰り広げられている。確かにTRPGでたまに出くわす「わかるわけねーだろ!」なトラップに相通ずるものがあるな。こういうものを見て嬉々として参考にした浅はかなGMの犠牲者が何人いるのだろう(ふかくふかく合掌)。
 氏の発言の中にある、「アメリカ兵の性質」とは「おみやげを持って帰りたがる性質」を指している。画像でも紹介されているように、なんとなく立てかけられていたライフルを手にしたら爆発したとか、立てられた国旗を引っこ抜くと爆発したとか、とりあえず戦利品にはトラップを仕掛けておくもの、という認識のようだ。古株ゲーマーに植え付けられた「宝箱を見たら罠と思え」という強迫観念もマッツァオだ。マジック・アイテムでも金貨でも食いもんでも道に落ちてるものはやたらと拾ってはいけない。それが敵地、戦場なら尚更だ。
 なんというか、つくづく人間というのは気に入らない他人をやっつけるとか、つまんないことには頭が回るものなのだな
 鈴木銀一郎氏はアトリエサードの徳岡氏から「D&D=ベトナム戦争」説を聞いたそうだが、これが噂の出所なんだろうか。まあ、今でも半分ジョークの類だと思ってますけど。そういえば『シャドウラン』当時では日本がバブル景気でイケイケ、「このままだとアメリカは追い抜かれるんじゃないか」という危機感があったんで設定上日本が強いてな似たような話があった。現在の版ではどーなってるんでしょうね? こっちはまだ信憑性ありそうだから1新円(ニューエン)ぐらい賭けるネタになるかもしれない。



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D&D余話#99~属性の変遷~

 D&Dの属性は3eの頃まで秩序-混沌、善-悪の2軸9属性で構成されていた(AD&Dの頃から導入されたそうで。メガテンで説明すると通じやすい。この属性の分類方法はAD&Dの方が先か?)だったのが、4eでは秩序にして善・秩序にして中立-善・真なる中立-悪・混沌にして悪と、秩序は善か中立サイド、混沌は悪属性サイドのみとされた。それが5eだと再び2軸9属性に戻っている
 3e→4eの変化にどんな意図があったのか気になるトコである。確かに“秩序にして悪”って説明しづらい存在だったのだが(一言で表すと独裁者、悪徳政治屋タイプ)。逆に“混沌にして善”とかはいてもよさそうな……。そういや赤箱の頃だと、一般的に見て秩序(ローフル)は“善”、混沌(カオティック)は“悪”とされる、という記述があった。この辺に先祖返りしたということなんでしょうか? 確かに赤箱のマニュアルの記述を読むと、カオティックの行動って「自由」とか「型に囚われない」とかではなくって、単に脈絡のない人格破綻者と読めるのだが。なお3eでは悪属性でなければどれも「一番いい属性」と語っているだけあってだいぶマイルドに。これなら“混沌にして中立”や“混沌にして善”がいても安心だ。
 4eの属性の変化はPCはロンモチのこと、モンスターにも影響を及ぼしている。“秩序にして悪”が消えたために、3e当時その属性だったデヴィル、コボルド、ホブゴブリン、アボレスなどは“悪”に。ヘル・ハウンドのように“中立”になったのもいる。
 “混沌にして悪”は4eだと「すごく悪い」てな感じになった故、3eの時“混沌にして悪”だったバグベア、オーガなんかも“悪”になっている。オークとかノールみたいな暴力漢は一貫して“混沌にして悪”。ステキ。
 悪の分類が変わるぐらいならまだしも、アルコンなんかに至っては“混沌にして悪”になってしまった。プライモーディアルの手先になるという宗旨替えをしたもんだから、まあ仕方ないっちゃ仕方ないんですけど。昔は“秩序にして善”で犬頭だったりトランペット吹いたりしてたのにねえ。またエンジェルはアストラル海そのものの具現化という扱いなんで“中立”。戦闘遭遇に力を入れてる4e、殺しもしない善属性モンスターなんてそんなに載せてられねえよ! というデストロイキルゼムオールな姿勢、まちがっちゃあいないな。
 ドラゴンはクロマティック・ドラゴンに限れば、4eでは一律“悪”。色ごとに“秩序”“混沌”を振って特色づけするのができない都合上、一括したのかもしれませんな。
 ドラゴンと同様に、かつて4eでいっしょくたに悪属性に落とされた巨人、かつての良心だったストーム・ジャイアントは“混沌にして善”で帰ってきてくれました。ヨカッタ。でかい人に出会ってもこれで少しは安心。フロスト・ジャイアントも3eでは“混沌にして悪”だったのが5eだと“中立にして善”とちょい譲歩? した態度に。
 ワルの中にも、サフアグンのように3eだと“秩序にして悪”→4eでは“混沌にして悪”と逆転してる奴もいる。デザイナー陣の中で何か扱いに思うところがあったんでしょうか。いや襲い方が手当たり次第か戦略を練ってくるかの違いでしかないから、PCたちにとっちゃ迷惑せんばんなのに変わりはないんですけど。
 なお、5eのモンスターの属性はだいたい3eの頃に準拠したものに戻ってるようです。



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D&D余話#98~何にでも使える画像~

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D&D余話#97~星に願いを~

 今日は何の日? ルーミアの日ではない。いや、あってるけど。
 そういえば七夕だったと気付いたのは、日付が変わってからでした。生憎朝方から雨だったけど……昨日見かけた、商店街の笹と短冊にゃ可哀想なことになっちまったなぁ。
 短冊に願いを書くほどのロマーンはとっくに残されちゃいないが、願うだけならタダだからな。ナニを星にお願いするかって、そりゃあ「Wizardsが方針転換してNEXT翻訳されますように」に決まってるでしょう。現状だと草の根で翻訳して遊ぶしかないところですが、フリーだったPFと違って全翻訳して公開とかいうわけにゃいかんでしょう……と思ったら有志によるwikiが立ち上がってた。いつもながら4th Cageさんのバイタリティには頭が下がります。
 流石に本家の人が見たら
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 と笑って済ましてはくれんでしょーなぁ。ん、七夕の願いが叶ったらこのwikiもすべて海の青に沈んでまうのか。なんか複雑な気分だけど、Wizardsの心変わりとwikiの充実双方を願っときます



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D&D余話#96~NEXTの翻訳について~

 『D&D NEXT』に関する重要なお知らせ

 NEXT本国発売を間近に控え、オレ個人としては病み上がりの体にこのニュースですか。
 俺たち、なんかD&Dに悪いことしたかなぁ……(エナジードレイン持ちの敵を出された時の顔で)いや、私自身は散々レポートなりなんなりでディスってるんで何も言う資格はないんだが。
 まあウィザーズが翻訳ダメって言ってるんだから仕方あるめぇ、方針転換するまでは自力で原書を翻訳して遊ぶしかあるめぇ。それにちゃんとこうして義理を通して発表したHJ社の姿勢には敬意を示さねばなるまい。押忍。でも英語圏以外にライセンス下ろさないってのはどういう処置なんだろ? そんなに展開しても採算取れねーよって判断されたんだろうか。メリケンじゃD&Dってガンダムぐらいのオタクの通過儀礼って聞いたんだが。
 いや、もしかするとNEXTは国内販売限定の序章に過ぎず、D&D“TRY”“REVOLUTION”“ぐれえと”“ごぅじゃす”で本格的に海外展開していく計画だったりして(古いネタ)。



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