We are Pathfinders!#239~君その防具着て大丈夫?~

 もはやD&Dにてすっかりおなじみとなった武器・防具の習熟。扱いは版によって様々で、鎧が呪文発動を妨げたりすることもあるが、5eでは習熟してれば邪魔しないというべらぼうに簡単なルールになった。おかげで嵐のクレリックとのマルチクラスで重装鎧習熟を得たウィザードがプレートとシールドで身を固めつつライトニング・ボルトダメージ最大化とか非常に末期的な光景が見られる。バードのオレを攻撃できるときは機会攻撃を受けてでも必ず殴りに来るマスタリングを見舞われたのも、ウィザードでさえこのACだったからだろうな(他はこれまた盾+プレートのパラディンに激怒でダメージ半減のババリソ)。ただしライトニング・ボルト最大化の文字に飛びついてマネしようとするとクレリックを2レベルにするタイミングで便秘になるほど悩む上に、ウィザードの伸びも遅くなるため呪文の修得が遅く、能力値or特技が先延ばしになる、と実に苦労が多いです。実際にやる場合は十分な計画を立てたからお試し下さい(ライトニング・ボルトまではクロマティック・オーブで代用するのがオススメ)。
 PFでは3e同様、習熟していない武器・防具には様々なペナルティが課せられる。武器の方は習熟していないと一括で-4のため、これを軽減するのは難しい。一方、防具は鎧・盾とも習熟していないものを使用した場合、「判定ペナルティ」が適用される。この判定ペナルティは高品質化や材質で軽減できるため、これを工夫して0にしてしまえば未習熟でも着用していて問題はないということになる。
 ただ、先に言ってしまうといくら判定ペナルティが0になったからといって【敏捷力】ボーナス上限という別の問題もあるし、中装鎧以上は着ていると移動速度が低下する。頑張ってローグが厚い鎧を着込もうとしても機動力がこれで犠牲になっては本末転倒というものだろう(やればワカるが4マスしか動けないというのは遅い。本当に遅い)。また、習熟していない鎧を着込む工夫を活かせるであろうウィザードやソーサラーには秘術呪文失敗確率という最大の難関が待ち受けている。判定ペナルティと同時にこれを0%まで落とし込むとなると、残念ながら工夫を重ねたうえなお限られた鎧しか着られない。まあ、鎧と呪文を併用した華麗な魔法戦士なんて厨房御用達の戦い方はメイガスあたりにでも任せておけということか。
 それでは早速判定ペナルティ&秘術呪文失敗確率のない防具を見ていこう。
 まずは以前にもちょろっと触れた、東洋の防具よりハラマキ。なんと驚きの判定ペナルティ・呪文失敗確率共にゼロ。値段・重量もたったの3gpにて1ポンド。コレだけでACが1点上昇するのだから、なんとしてもACを上げておきたい鎧に未習熟の呪文使いには一手となる防具だろう。
 問題があるとすれば東洋の防具が許可されるレギュレーションであるか、と、どうもかっこ悪いところか。ペナルティが無いからと言っても未習熟の、しかも名前からしてダサい腹部だけの鎧を着用して1点でもACを上げる涙ぐましい様は、例えるならシャドウラン(旧版)でヘルメットをかぶってるようなオレは死にたくない、命だけは助けてくれ、マネーならいくらでもある(そこまで言ってない)と言外に示しているような一抹の見苦しさを感じないでもない。カッコつけたい場合は、せめてもうちょっと高くて重いシルケン・セレモニアル・アーマーにしておくか。シルケンといっても手裏剣がゲイシャガールウィズカタナ訛りしたわけではないらしい。
 あと、なんか腹部を守る防具を付けてると不幸になるという呪いが某社のゲームにあったような……空手とブーメランを組み合わせた全く新しい拳法使いうおおおおおとか、重ね当ておじさんとか……いや、これはどっちかってーとドウマルか。
huun.jpeg todo_ryuhaku.gif
 呪文書一冊を持つだけでも血眼の努力を要する【筋力】のウィザードなんかに1ポンドの余裕があるか、というのも割と現実的な障害であるな。高品質化しても意味はないがコレをしないと魔法の防具にならない。ハラマキにすがりついてまでAC上げようとしてんだから贅沢言わないように。
 判定ペナルティを受けないだけなら、スタデッド・レザーを高品質化するのが手っ取り早い。【敏捷力】ボーナス上限も高いし、ローグにちょっと小金があったら買う防具はコレだろう。【敏捷力】ボーナス上限が到達してしまったらさらに+1のイール・ハイド製の出番だ。また、バックラー、ライト・シールドも高品質化するとペナルティが0になる。盾に習熟していないが、軽い武器やレイピアのように両手持ちできない武器を使って片手が空いているなら一枚持っておきたい。ローグは接近戦を挑む意義がUnchainedで増したクラスなので、このような装備をしてもハラマキ装着ウィザードのような見苦しさとは違うのだと強く主張しておこう。あと、盾殴りをする気が無ければバックラーの方が小回りが利く。
 残念ながら高品質化だけでは秘術呪文失敗確率を軽減することはできないため、こちらは特殊な材質だのみとなる。
 まずこの手の話題で最もメジャーなのはミスラルだろう。判定ペナルティを3軽減、【敏捷力】ボーナス上限+2、秘術呪文失敗確率-10%、ローグのお供にミスラル製シャツが挙げられるだけはある。実のところミスラル製シャツ以上に良い防具というとかなり難しい。ミスラル製にして判定ペナルティを0にしても、元々のACや【敏捷力】ボーナス上限の兼ね合いでチェイン・シャツを上回るデータが見当たらないためだ。強いて言うならキッコウであろうか。チェイン・シャツより1点ACが高く、移動速度の低下もミスラル製のおかげで発生しない。甲羅の鎧みたいでイマイチかっこよくないが。あと、中装鎧をミスラル製にするとべらぼうに高くなる
 ミスラル製防具による秘術呪文失敗確率は、残念ながら鎧だと活かしづらい。秘術呪文失敗確率が10%となると、材質の問題でミスラル化できないものやハラマキとACボーナスが変わらないもの(レザー、キルテッド・クロース)ばかりのため。せいぜいラメラー・キュイラスぐらいか。ミスラル化の利点を実感できるのは、片手が埋まるけど。ミスラル化した場合、ヘヴィより軽い盾なら、全て判定ペナルティと秘術呪文失敗確率を気にせず扱える。なお、ローグの場合は判定ペナルティだけを気にすればいいのでミスラル製へヴィ・シールドまで使えるが、個人的に片手がずっと埋まりっぱなしというのはローグのようなクラスだと障害になる場面が多そうなので、どうせミスラル化するならライト・クイックドロウ・シールドの方が良いのではないかという気がする(秘術呪文クラスもコレがオススメ)。というか、判定ペナルティだけを気にするならダークウッド製にすればいいか。
 ミスラル製とほぼ同じ効果でリーズナボォーなのがダークリーフ。革・毛皮でできた防具にしか適用できないという欠点も、元から重い鎧を着られないクラスにはあんまり気にならない。ただ安いだけに移動速度の低下はミスラルと違って防げないし、盾にも適用できず、トドメは無情の最小秘術呪文失敗確率5%の表記。秘術呪文使いはガマンしてミスラル製のためにつもり貯金だ。
 このダークリーフ生地を使用した防具では、本項のテーマに革製ラメラーがバッチリ。ミスラル製にするための費用の半額で済み、【敏捷力】ボーナス上限以外はミスラル製シャツと同等の性能。【敏捷力】ボーナスが天井を破るまでのつなぎとしては、十分だろう。せっかく判定ペナルティをミスラル並みに軽減できるのに、移動速度の問題で中装鎧以上を視野に入れられないのは残念。
 これらの工夫によってACは盾に習熟していないクラスなら+1、鎧に習熟していないクラスでさえ+3ぐらいの差は付く。秘術呪文使いが殴られた場合はこの程度のACボーナスでもオダブる事になるのは変わらない気もするが、でも+3って【敏捷力】6点ぶんと考えればバカにならん数値だからね。また習熟していなくても防具を着用しているということは、魔法の防具にして強化ボーナスを受け取ることが可能という将来性も秘めている。ACがさらに上がるのはもちろん、特殊能力を付与することによって新たな防護策や戦法も生み出されるかもしれない。

スポンサーサイト

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#237~サプリをUltimateにしてしまえ~

 PFのキャラクター作成は時間がかかるが、その最たるものが特技、次いでアイテムに呪文と言ったところか。
 呪文はクラスによっては全然使わんし、アイテムはUEというナイスサプリが出たのでまあなんとかならんでもないが、特技は新たなサプリが出るごとに
1405431112237.jpg
 と言いたくなる(主にGMが)強力データがあれよあれよと追加される上に旧データもそれはそれで強い(CRBからして強い)ので、PCを作るその都度このコンセプトに合った特技は何かなあ、あのサプリに載っていたかしらそれともあっちだったか知らない間にまた新サプリが訳されてチクショウ! などと上へ行ったり下へ行ったりの二日酔い時の胃腸みたいにそれはもう一大事なのサ。
 てなわけでー、アイテムを全収録したUEが出たんだから、そろそろ出てもいいんじゃありません? Ultimate Feats。これまで出たサプリの全ての特技を収録し、かつ新特技も多数追加。特技を知りたきゃこの一冊を見ろ! というサプリメント、絶対需要あると思うんだけどなあ。UEが出てから、装備品選びにいちいちサプリをまたがず済むようになった軽量化を思うと、次に来て欲しいのはコレ。あ、アイテムと比べて特技だけだとページ数が少なそうだからダメなんかな。
 しかしアイテム、特技と来たら呪文だって黙っちゃいられめぇ、今までに登場した全ての呪文に新呪文を内包する呪文のUltimateサプリだって当然出るだろう。問題は既にUltimateなMagicが出ちゃってることだが、そこはホラUltimate Spellsとかでな。そういえばアーキタイプを探すのも面倒だから、基本+全てのアーキタイプ&追加クラス特徴を掲載したサプリをクラスごとに出すのもいいな。Ultimate FighterとかUltimate Rogueとか(もう出てたりして)。1クラスだけだとページ数が特技以上に稼げないから、役割別に分けて出すのが妥当なところか。これとUEとUltimate FeatsとUltimate Spells(あとARGもか)を組み合わさればほぼ全てのサプリを参照しながらPCを作っていることになるのよ。選択ルールなんかは収録されてないので、もちろん既存のサプリもあって損はありませんぞ!
 そしてUltimate化の行き着く先は全てのサプリを抱合したUltimate Supplement、人を殺せるどころか銃弾も止める分厚さ(てか持てねえ)で究極進化もQ極進化、究極超人とか究極生命体とか究極神拳とか究極戦隊ダダンダーンでもう大変なことになるに違いないのだ。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#230~序盤の定番アイテムのお話(xph(梅酒)の日記さんより)~

 xph(梅酒)の日記さんで「PFはじめての人に贈る、はじめのうちに貰える定番アイテム」特集をやっていたので、自分も似たような記事をたまに書いていた手前恐る恐る開いてみました。
 幸い、それほど自分がハズしたことを言っていたわけではなかったようで一安心。同時に、人によって定番や早めに押さえておくべきアイテムの認識は変わるもんやなあ、となかなか興味深かった。
 例えば【筋力】前衛型では、高品質モーニングスターが殴打・刺突両方に対応できるサブ武器として最適な一品で
1456669329257.jpg
 と頷いていたが、スパイクト・ガントレットとアーマー・スパイクで武器の持ち替えをせず組みつき対策ができるというアドヴァイスは考えてみたらPLに推奨したことも自分でやったこともなかった。片手武器なら組みつき中に殴りつけられるんでそれほど気にしたことはなかったけど、両手武器だとめんどいし、飲み込まれた時に軽い片手武器としてスパイクト・ガントレットを使えるから装備しておくに越したことはないのだな。55gpでできるし。なんでやらなかったかというと、見た目が悪いからだろう、多分。トゲトゲ全身アーマー装備の屈強な野郎とか男塾か闘将!! 拉麺男に出てくるザコみたいな外見になりそうだし。
 ボーナスが低目の魔法の武器でゴースト・タッチを推しているのは
1385016237796.jpg
 1/2の確率で失敗とかクソみたいな仕様ではなくなったものの、通常武器無効魔法の武器でもダメージ半減鎧ボーナス無効とかなめくさった能力なのは変わりがないので、そういう輩は早々に片付けるに限る。
 その他の魔法のアイテムでは移動速度強化のブーツ・オヴ・ストライディング・アンド・スプリンギング。重装鎧による移動力低下は場合によって致命傷になりかねないため、これで足並みを揃えるのに5500gp払うだけの価値はある。てか、キャンペーン中出してあげればよかった
 ポーション・オブ・フライはいつか必要になる時が来るとは筆者も常に用心しているが、ヘッドバンド・オヴ・ヴァスト・インテリジェンスで〈飛行〉を指定するしぶさには思わず頭が垂れた。
 技能系はおおむね筆者の考えているラインナップと同様であったが、錬金術の火は手軽に[火]ダメージを飛ばせるのであんだけ評価が高いのか。確かにスウォームとかと出会ったら[火]ダメージをすぐ用意するの面倒だもんな。
 信仰系欄にあるロッドは全体的にお高いのであまりPLに渡す機会がなかったのだが、3000gpという結構お手頃な価格で買えるもんもあるんですね。サイレント・メタマジック・ロッド(レッサー)サイレンス中でも呪文発動できる、やりようによってはなかなか悪辣な戦術を生みそうであるが、擬似呪文能力中心のPFではどこまで力を発揮できるか。ウ~ム、5eで使えたらムチャクチャ強いのに。リーチ・メタマジック・ロッド(レッサー)は接触呪文を近距離に変更できるナイスロッド。注意点にあるようにキュア系呪文を任意発動しようとすると全ラウンド・アクションになってしまうものの、重装鎧習熟を失って防御力がやや低下しているPFなら近距離を保ちながら戦うクレリックというのもアリかもしれない。
 一番面白かったのは秘術系。ハラマキ・ミスラル製バックラーの秘術呪文失敗確率を被らない意外な防具が紹介されている。ちなみにハラマキは驚くべきことに【敏捷力】ボーナス上限すら存在しない。ジャガーノートやキャプテンアメリカが愛用しているのも納得である(違います)。しかもこれらの防具、判定ペナルティがないので例え軽装鎧や盾に習熟していなくてもメリットだけを享受できる。ACの上昇は微量でも、高めるのが大変な秘術系としては安価で出来る用心として覚えておこう。いろんな人の意見と言うのは聞いてみるものですなあ。
 あとはこれにUEで追加されたクラス別の装備パックをチェケラッチョウ。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#226~さっそくそうびしていくかい? UE冒険用装備特集~

 御存知の通りUEことUltimate Equipmentはこれまで登場した装備品の総覧っちゅう感じで、「ん~2d6ダメージの殴打軍用武器ないかすら」なんてコアな要望にも「へいアースブレイカー一丁!」と主婦の無茶ブリに応える物わかりのいい商店主のようにサッと素早く品出ししてくれる良サプリ。CRBだけではカヴァーしきれなかった間合い付きの1d12ダメージ武器・ウワサのルツェルン・ハンマーもバッチリ収録されている。武器だけでなくチェイン・シャツより性能は劣るが初期の所持金で買える範囲かつ軽装鎧のため移動速度をお落とさずに済む革製ラメラーが登場したりと防具も充実。より各人の戦闘スタイルにマッチした装備品の選択を可能にしてくれる。
 ちなみに2d6ダメージの刺突武器となるとさしものUEも困るようだ。
 新たな武器・防具の追加やマジック・アイテムを一括で閲覧できる利便性も評価したいが、今回取り上げたいのは冒険用装備の拡張。かつてD&D3eを名乗っていた頃からPFはこの種の冒険を彩る装備に力を入れていたのが、さらなる実用性と豊かなフレーバーを加える事によって冒険を盛り上げ支えてくれる
 まず目に付いたのが高品質背負い袋だな。きょうび背負い袋にも高品質製品が求められる時代なのか……(遠い目)。荷重に関してのみ【筋力】+1と扱われる値が張るだけはある高品質ぶりのため、ハンディ・ハヴァサックバック・オヴ・ホールディングが買えない間はローグなどはこれで凌ごう。一緒に、荷重が死活問題のローグなら倍額だが重量水袋の1/4の水筒も買うべし(小型種族だと水袋の重量が水筒と同じになるので、破損を気にしなければ買う意味はあまりない)。
 実用性とフレーバーの素敵さという点では紳士録も挙げておきたい。ある特定の共同体に関して、1時間の間読破すると情報収集時の〈知識:地域〉〈はったり〉〈交渉〉に+2という便利なスグレモノであるが、その内容はあんまり大声で言えないようなスポットのガイドらしい(新宿なら歌舞伎町とか中野ブロードウェイならタコシェとかか)。お値段は5gpとそこそこ小金があったら買える金額がリアル。都市に行く毎にコレを買うとか、ちょっと懐が温まったらすぐ欲と色に走るあたり、確かに山出しの冒険者っぽいな。
 そういや昭和の男性向け広告は靴のカカトにタバコとかベルトのバックルにライターとか(この辺記憶あいまい)、お前は殺し屋1かってなやたらと「仕込み系」が多かったと読んだ記憶があるが、UEでもこの「仕込み系」が流行りらしい。中空の柄頭で小物や紙片を隠せれば、隠し底付きの瓶や箱はもちろん、隠し底付きの鞘まで登場。なんとこの鞘、ポーションを仕込んでおける。毒を使うなら、毒染め鞘に仕込んでおくと武器を抜いた時には既に塗布された状態となる(ただし毒を鞘に仕込む時はやっぱり自分が浴びる危険性あり)。どろろの百鬼丸な活躍をやりたい人にはこれに加えて義肢や手首鞘がオススメだ。
 この手のオトコの道具的な装備品では鋸状峰付き剣も外せまい。日曜大工作業に入るや否や、ニヤリと笑っておもむろに剣の峰でギコギコし始めれば普段おとうさんを蔑んでみていた子供たちも見る目が変わるぞ!(昭和の価値観) ノコギリと言えばアダマンテイン製の線鋸なんてのも発売されている。ゴラリオンの技術はニーズに対して柔軟なのだ。
 仕込み系というか小細工というと偽装もなんだかエラく追加された。偽装鎧は90gpとモノホンの鎧以上にお高いが、見た目フルプレートで秘術呪文失敗確率も無い。機会攻撃を受けてでも鎧を着てない後衛に殴りかかってくるようなGM相手に思い留まらせるエクスキューズとなるかもしれない。偽装枷や壊れやすい鎖なんてのもあり、モンクが帯びやすい「敵に捕まったフリをして内部からの攪乱」におひとつ添えたい。が、オレ的にはこういうアイテムをモンクが使うなら、プロレスラーの入場演出的に使いたいな! ブルーザー・ブロディみたいに鎖をぶん回してから(BGM:レッド・ツェッペリン)、気合入れて引き千切るって寸法よ! プロレスファンは〈知覚〉DC25を貫いてギミックと知っているが敢えて黙っているのが粋だからなむしろ【筋力】DC10に失敗して引き千切れず、気まずい思いをしたりして。能力値修正ってなかなか上がらないし。
 特定のクラス用というだけではなく、特定用途のための装備も多数追加されている。トロル討伐用具の登場は、ゴラリオンでいかにあの手長巨人の憎いあんちくしょうに手を焼かされてきたか、を物語る。対策とは必要に応じて進化していくものですな。オレンジ色のウルトラモヒカンのドワーフはこぞって買い漁っていることだろう……もう何度目だろうこのネタ。特定の敵対策ならアンデッド討伐用具はお値段たったの402gp、ちいとばかした、けい! 気がするが、ポーション・オヴ・レッサー・レストレーションポーション・オヴ・プロテクション・フロム・イーヴルが含まれていると知れば納得だ。っていうかコレ、金槌と木の杭とかニンニクの球根の首飾りとかアンデッドというよりヴァンパイア絶対殺す用具だよね
 ダンジョン探検用具もダンジョン探検用具というより照明セットという塩梅で、とにかく「暗闇怖い」と言わんばかりの〈地下探検〉最大の敵=暗所という熱い主張が伝わってくる。こういうものを必要としないスヴァーフネブリンみたいな生き物とは、いくら同じ人型生物でも根本的に違うということなんだろう。名前は似てるが洞窟探検用具は登攀用具セットって感じね。そんな中、非常用具は高品質だと名前の通り難所の攻略に大変役立つ。未開地探検用具の方は野営セットかな。
 外科手術用具ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ一本なのに400gpという高額を見るに、ファンタジー世界における医療技術がいかに貴重であるか察せられると言えよう。
 使うかどうかは別として、「こういう道具類っていくらぐらいするんだろう?」という疑問に答えられる用具もGMにはありがたい。髭剃り用具とか1キャンペーンに1度でも日の目を見る事はあるだろうかという問題はさておいて、これでウォーズマンも安心だな!
 クラス用具の拡張ぶりにも目を見張るものがある。特に聖印はポーションをしまえるぐらいの物入れ付き(重量ナシでいいのかなあ)とかビン型で油断している相手に聖水をぶっかける(酒も一般的に入れられるらしいので、ステイクス神父みたいな輩は多いようだ)とか、聖職者がそれでええんかってな不意討ち騙し討ちギミックが満載である。また、刺青式の聖印も登場。手を使わずに“エネルギー放出”ができるのは嬉しい限りだ。アークデヴィル信仰のイカス国・シェリアックスでは“地獄上等”“明日藻出臼(あすもでうす)命”とか腕や額に彫ったクレ公が反教者を探して闊歩しているに違いない。
 使い魔用鞄は超小型サイズ以下の使い魔に完全遮蔽を与えられる。水中に移動する際には空気穴をふさぐコルクまで同梱されていて至れり尽くせり。使い魔と見るや狙わずにはいられないクソGM相手ならペット鞄のために25gpなんて安い安い。
 万能鍵はドラクエでいうさいごのかぎと見せかけて、「形だけは合う」鍵なのでそこまで万能ではない。〈装置無力化〉無しで+10ボーナスで判定できるんだから大したもんだが。言うても+10って腕のいいローグだと結構簡単に届く数値なんで、やっぱり「ローグでなくても〈装置無力化〉を試みられる鍵」ぐらいの認識の方が良さそう。
 吸入毒限定になるが、防毒面はたった10gpでセーヴ+2を得られる強力な防護策。敵の毒が割れていたら惜しまず買いたい。また遮光ゴーグル(初出はAPG)はその悪辣さとルール適用のしちめんどうくささでPCプレイヤーGM問わず苦しめる凝視対策になってくれる……が、全ての敵が視認困難(20%失敗確率)となってしまっているので、そういう敵を殴る時以外は面倒がらず持ち上げておいた方がよさそうだ。
 そして、UE最大の見所と言っても過言ではない……いや過言かな……は、クラスごとの装備品セットが登場したこと。CRB、APG、UM、UCに登場したクラスの用具が揃っている。ただしサムライは除く。なんでや!(ACGやUCもそうだが何故サムライは冷遇されるのか) ACGのクラス用具はACG収録。
 さておき、キャラクター作成ガイドを書いている最中にやっと気付いたのですが、これで武器・防具を買った後「自分のクラス用具を買ってネ」で済ませることができるようになったのか。その昔3eの頃はこの手の装備品セットが存在せず、じゃあ自分で作るか……と組んだのがこの冒険者セット。値段や重量の調整のためにろうそくやマグカップを捻じ込んでプレイヤーによくツッ込まれたものですが、随分世話になった。記事にしたのは既にPFが出てからだったけど、モノ自体は3e用に作ったものだったので、既に10年以上も経過していたのですね。
 長い時を経てUEでクラス用具が出現したということは筆者が当時感じたような必要性にゲームが応えてくれたということで嬉しくもあり、また自作の冒険者セットもついにお役御免になったかと思うと感慨深いものがあります(合掌)。

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#224~いつ、どこから始めたっていいじゃない・PC作成ガイド 総まとめ前編~

 総まとめだヨ! PC作成ガイド!
 今回は全キャラクターに共通する項目。

1.やりたいことを決めよう
 以下の四役の中で、どれをやりたいかを選ぶこと。
・前線で武器を振るって殴り合い、敵の進軍を体を張って止めたい→前衛系からクラスを選ぶ。
・傷つく味方を回復し、サポートしたい→信仰系からクラスを選ぶ。
・豊富な技能で冒険の導き手になりたい→技能系からクラスを選ぶ。
・物理的手段で突破できない状況を打開する、様々な呪文を行使したい→秘術系からクラスを選ぶ。

2.クラスを決めよう
 1で選んだ役割の中から、説明文を読んでグッと来たものを選ぶべし。
●前衛系
・バーバリアン……激怒することによって、防御を捨てた一撃を叩き込む野性的な戦闘スタイルがウリ(【筋力】)。
・ファイター……豊富な特技と厚い防具によって、着実にダメージを与えて被弾を防ぐ正統派の戦士(【筋力】)。
・パラディン……神に選ばれた聖戦士。信仰の恩寵で悪を倒す正義のヒーロー(【魅力】、【筋力】)。

○信仰系
・クレリック……信仰の力によって仲間を呪文で癒し、鼓舞する神官(【判断力】、【魅力】)。
・オラクル……APG収録。直接神の啓示を受けたことで、代償を負いながらも神がかりの力を引き出す(【魅力】)。

●技能系
・ローグ……罠の発見・解除、潜入など、盗賊業のプロフェッショナル。敵の隙をついて大ダメージを与えることも得意(【敏捷力】、【知力】or【判断力】)。
・レンジャー……得意な地形や敵を持ち、確実に敵を追い立てる狩人。二刀流や弓術も特徴のひとつ(【筋力】or【敏捷力】、【判断力】)。

○秘術系
・ソーサラー……魔術を学習でなく、才能のみで使いこなす天才肌。呪文の使用回数に優れる(【魅力】)。
・アーケイニスト……ACG収録。学習によって魔術を会得し、それを自在に制御する。呪文のレパートリーが広く、かつ制限も少ない(【知力】)。

3.能力値を決めよう
 能力値の決め方はクラスによりけりなので、クラス総覧に譲り、ここでは一般的な指針に留めます。
 能力値の具体的な作り方の例は、20ポイントバイなら
・16(10)、14(5)、14(5)、12(2)、10(0)、8(-2)
・18(17)、12(2)、12(2)、10(0)、10(0)、9(-1)
 25ポイントバイなら
・16(10)、16(10)、14(5)、12(2)、10(0)、8(-2)
・18(17)、14(5)、12(2)、12(2)、10(0)、9(-1)
 これを各能力値に割り振ってから、以下の種族の修正を加えること。
・エルフ……【敏捷力】【知力】+2、【耐久力】-2
・ドワーフ……【耐久力】【判断力】+2、【魅力】-2
・ノーム……【耐久力】【魅力】+2、【筋力】-2(小型のため武器のダメージに劣る)
・ハーフリング……【敏捷力】【魅力】+2、【筋力】-2(小型のため武器のダメージに劣る)
・人間、ハーフエルフ、ハーフオーク……いずれかの能力値1つに+2
 この時覚えておくといいのは、
・【耐久力】に高目の数値を割り振るとhpが高くなる。
・【知力】が高いと技能を沢山取れる。
・【敏捷力】は物理的な危険に、【判断力】は精神的な危険に強くなる。
・【筋力】が低いと重量制限で苦労する。
・【魅力】は9以下でもいいんじゃないかな。

4.技能を決めよう
 技能を決める際の指針は
クラス技能に優先的にポイントを割り振ろう。特に、※の技能はポイントを割り振っていないとそもそも判定できないので優先すべし。
・〈威圧〉〈交渉〉〈はったり〉、これら対人技能の一つも持っておくと調査に役立つ。
・〈装置無力化〉※は罠の解除に使う。
・〈呪文学〉※はマジックアイテムの識別に使える。
・〈知識:次元界〉〈知識:自然〉〈知識:宗教〉〈知識:神秘学〉〈知識:ダンジョン探検〉〈知識:地域〉(全て※)はクリーチャー識別に使える。
・〈隠密〉〈知覚〉はいずれも使用頻度が高い。
・〈軽業〉〈脱出術〉は戦闘中時々判定を求められることがある。用心のためクラス技能なら技能ポイントを振っておくと○。
・〈真意看破〉はウソを見抜ける。
・〈治療〉はPCの命を救う最後の手段。
・〈魔法装置使用〉は後々呪文の心得が無い人でもマジック・アイテムで悪さができるようになる。

5.特技を決めよう
 前線で戦うクラスなら
・《強打》(ダメージ重視。APGの《狂乱集中》セットにすると攻撃ロールへのペナルティを無視できる)《武器熟練》(命中重視)
 射撃を行うなら
・《近距離射撃》《精密射撃》
 呪文を使うなら
・《戦闘発動》
 “エネルギー放出”を使える人は
・《選択的エネルギー放出》(取らないと倒した敵まで一緒に回復したりする)
 そしていずれのクラスでも
・《イニシアチブ強化》

6.装備品を決めよう
 前衛系クラス及び信仰系クラスは
・スケイル・メイル……50gp/30ポンド
・木製へヴィ・シールド……7gp/10ポンド
・鋼鉄製へヴィ・シールド……20gp/15ポンド
・バックラー……5gp/5ポンド(信仰系クラスはバックラーにすること)
 技能系クラス、特に防具による判定ペナルティを受けたくない人は
・レザー……10gp/15ポンド
 オススメの武器は
・ロングソード……15gp/4ポンド(ダメージ・ダイスがd8、クリティカルが発生しやすい)
・グレートソード……50gp/8ポンド(ダメージが安定しており、クリティカルが発生しやすい)
・グレートアックス……20gp/12ポンド(男のロマン1d12ダメージ)
・ドワーヴン・ウォーアックス……30gp/8ポンド(ドワーフのみ軍用武器で使える、稀有な片手のd10ダメージ)
・モーニングスター……8gp/6ポンド(ダメージ属性が殴打・刺突で予備武器にも便利)
・ライト・クロスボウ……35gp/4ポンド(単純武器でダメージもそこそこ)
・ショートボウ……30gp/2ポンド(装填に手間がかからない)
・ロングボウ……75gp/3ポンド(装填に手間がかからず、d8ダメージ)
・ジャヴェリン……1gp/2ポンド(投擲武器の中でも射程がそこそこ)
 次にUEの各クラス用セットと合わせて重量と相談して取捨選択すること。
・バーバリアン用具……9gp/26ポンド
・ファイター用具……9gp/26ポンド
・パラディン用具……11gp/30ポンド
・クレリック用具……16gp/32ポンド
・オラクル用具……9gp/29ポンド
・ローグ用具……50gp/37ポンド
・レンジャー用具……9gp/28ポンド
・ソーサラー用具……8gp/19ポンド
・ウィザード用具……21gp/21ポンド(アーケイニスト用)
 パーティにローグがいない場合は盗賊道具(30gp/1ポンド)も買っておく。
 ちなみに、小型種族だと防具などは重量が変わりますので、説明文をよーく読んでおいてくだちい。

   

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#200~200回記念・オールジャンルベスト3~

 5eの100回に続き、やり残しのAPG・UCクラス解析を終えたところで、キリよくPF記事が通算200回に。100回記事を終えてから約3年半かあ。個別ジャンルでは200回一番乗り、かつ200回に至りそうなジャンルはしばらく他にない。実プレイからは暫く遠ざかっているけれど、なんのまだまだやる気は十分ですよ。モダンと組み合わせたバイストン・ウェル物語をキャンペーン化するまでやめられない(まだ言うか)。
 んで200回目の今回は、PFにおけるいろんなベスト3を語る超極私的記事だが文句あっか。文句があったらごめんなさい。

●好きなクラス
1位:ファイター
2位:オラクル
3位:レンジャー
・なんだかんだで結局ヘンなパワーに頼らない、素殴りの重戦士が一番好きだ。だから前衛を肉の壁としか思ってないようなシステムは死ねばいいのだ。あっこの発言今回の記事とあんまり関係ないです。派手さはないけど淡々と《武器開眼》を刻みつつ、最終的にクリティカル特技で化けるという迂遠な大成の過程も捨てがたい魅力である。
 2位は待望の信仰系で呪文準備不要タイプかつ回復以外にやること満載、二重の意味でこんなクラスを待ちに待っていた。もちろん、アーキタイプは二重呪いのオラクル。ここぞという時に叩き出した会心のダイス目をちょいといじくる、こういう心を折る妨害が私は死ぬほど好きだ。いい気になってるヤツが破滅するのは楽しいぜ
 レンジャーは3eの氷河期からよくぞここまで……というサクセスストーリィに敬意を表して。戦闘スタイルの組み立てがスタイル特技となって簡潔かつ変化を加えやすく、弓術なら《速射》一択だろ、などと思っていたらアイコニック・キャラクターのハースクのように、ヘヴィ・クロスボウで《針の目を通す狙い》一発狙いのビルドに目からウロコが落ちたりして侮り難し

○好きなサプリメント
1位:APG
2位:UC
3位:ARG
・APGを見た時は、「えっこんなに強くなっていいのかよ!」と驚くと同時に、3eの延長線上にあったPFの世界がこれでブワーッと独立して広がっていく感じがした。今でも一線級のデータが収録されていると思う。
 UCは丁々発止の攻防戦、外連味溢るる切った張ったが大好きな筆者にとって垂涎のサプリ。脳筋PCも大好きな嗜好のツボを的確に押してくるデータ(巨人殺しアーキタイプなど)にはこれやっ、と快哉を叫んだものです。東洋の武具とか原始的な武具とかそれとなくアホっぽい選択ルールの数々もたまらなく愛らしい。
 ARGは読んでいて笑いの絶えない好サプリ。記事を書いている時もとっても楽しかった。

●好きな種族
1位:人間
2位:オーク
3位:ストリックス
PCビルドを考える時、ついつい特技が1レベルから2つあればなあ……と安易に人間に流れそうになって、あっいかんいかん……と気を取り直すことが未だに多い。HFO信奉者だしね結局はオレも。
 ARGを加えたオークは、意外と味のある性格を忘れられて脳筋フンガー系ばかり強調されてる中、ダーティファイターとしての個性付けとゲーム上での再現率が両立している理想形。女騎士の相手ばかりがオークの役割じゃねえぞ、と。
 パンクなヘアスタイルに黒い肌の有翼人種とかキャラクター盛り過ぎじゃねえか、というツッコミはさておいて、ストリックスの飛行移動速度所持にロマーンを感じないヒトはいますまい。《かすめ飛び攻撃》を取得できる空挺奇襲兵アーキタイプは爆撃だいすき(そうなんです)な筆者のツボにジャストフィット

○好きな武器
1位:ドワーヴン・ウォーアックス
2位:ルツェルン・ハンマー
3位:ホースチョッパー
・ドワーヴン・ウォーアックスはドワーフの強さの一角を支える珠玉の逸品。片手で振るってよし、両手で振るってよし、こんなバスタード・ソード相当の武器をドワーフならば特技要らずで軍用武器として扱える、まるで頼れるおとうさんのような安心感
 ルツェルン・ハンマーは1d12の間合い武器。見た瞬間
1368449485374.jpg
 と思った。
 ゴブリン用間合い武器のホースチョッパーは、ドッグスライサーと並んでゴブリンの嗜好やセンスを体現したナイス武器。ゴブリン魂を体現しているこの武器がPFのシンボルという事実に誰が異論を唱えましょう! すまん! 自分で言ってて無理がある! 小型種族用の間合い武器というちょっと変わった性質に、なんとなく[斬撃][刺突]を切り替えられる利便性を買ってドッグスライサーよりこちらを上位に。

●好きな特技
1位:《一撃離脱》
2位:《組みつき強化》
3位:《へこみ兜》
・ACが低いんだけど接近戦を挑みたい! そういう時《一撃離脱》を取ることをまず考えるのが筆者の悪いクセだ。だから人間を選ぶ頻度が上がっていくんだろう。でも実際この強さは折り紙付きよ。ある時バーバリアンがこれを取得したことがあったのだが、ありゃあ事故といってよかった強さだったな。
 《組みつき強化》はPCでうまく使うのは難しいけれど好きなんです。相変わらず組みつきゲーな環境における対組みつきのCMDが2点上がるところとかも
 さてPFには数多くのバカデータあれど、《へこみ兜》はバカと実用性の絶妙な所を突いてくる。前提条件の《石頭》にさえ、頭突きの攻撃ロール+1というバカ要素とよろめき・朦朧状態へのセーヴ+2という実用性の同居に成功している、奥深い特技である。キメ台詞はもちろん「ヘルメットが無ければ即死だった」。このセリフを髭ビール樽に言わせるあたりも味わいがある。

○好きな呪文
1位:マジック・ミサイル
2位:イル・オーメン
3位:ストーンスキン
秘術呪文使いの永遠の友とうたわれたマジック・ミサイル!! セーヴ不可、命中判定不要、1レベルから使用可能、三拍子そろったこの呪文に敵はいるだろうか!?(答え:呪文抵抗) 4eの無限回になったマジック・ミサイルは…別物だけれどまーあれはあれで。
 イル・オーメンが好きな理由は二重呪いのオラクルと同じ。通ると激烈な効果というのはえてしてセーヴに成功されて(´・ω・`)なモノですが。ただ「死ぬ」とか「麻痺する」とか通った瞬間無力化させるような直球型でなく、じっとりと締め上げる粘着系を筆者は好むようだ
 4レベル呪文をウィザードが使えるのは7レベル。1レベルから始めたキャンペーンだとかなり遠そうに見えて、それでいて割と現実味のある距離感である。そんな4レベル呪文の中でストーンスキンは使っていて「オレ強くなった!」という認識が一段と強かった呪文です。

●好きなクリーチャー
1位:ホーンド・デヴィル(コルヌゴン)
2位:モーロック
3位:ジバリング・マウザー
 筆者は好きになったら一直線、惚れたキャラクターには子供の頃から純情を貫く(ロビンマスクとか)タイプでありまして、3eの頃からホーンド・デヴィルは大好きだった。来訪者の扱いがいまひとつだった3eから3.5eでだいぶマシになり、そしてPFではしっかり強敵然とした姿でまたも筆者の前に現れてくれました。デヴィルの[火]への完全耐性を利用した、自分を巻き込みながらのファイアーボール戦術も健在で嬉しい限り。回数無制限呪文に他のデヴィルが持っている、プロデュース・フレイムとか使わねーよこんなショボイ呪文、と思うようなラインナップが含まれていないのもよくワカっている。スパイクと・チェインの間合いとパワーでひたすら殴る殴る、簡潔かつ実用一点張りなデータが設定にバッチリマッチした、これぞ戦鬼。
 モーロックは同じスクエアを占めることができ、かつ同時に攻撃すると挟撃扱いになる“群がり”に、跳躍の間に斬りつけるムササビ殺法など、非常にアクション要素が強く使っていて面白いクリーチャー見た目がどキモイというのも、それだけで俺的には高得点です
 結局1位から3位までBestiary出身になってしまったが、ジバリング・マウザーもお付き合いの長いクリーチャーなので。クトゥルフと仲睦まじくキャッキャウフフを続けてるPFですが、3eの頃から正気度が減りそうな外見と言えばまずこいつを思い浮かべる人も多いのではないか(個人的にはイセリアル・フィルチャーの方が危ない気がするが)。見た目もやばいけど他人を狂気に追いやるうわごとをブツブツ呟き続けてるという性質もやばい。絶対ツイッターとか覗きたくない。「なんですか僕が貴乃花のファンじゃいけないって言うんですか」とか言ってそう(筆者の持ちギャグ)。

Pathfinder Roleplaying Game: Core Rulebook(2009/08)
Jason Bulmahn

商品詳細を見る

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#183~ありありコンストラクション・イフリット編~

 サプリを使いまくったPC作成、第二弾はイフリット。この種族をセレクトした理由は、ひとえに“火の如し”の存在イニシアチブを上昇させる手段が限られたPFにおいて、この種族特性は[火]への抵抗を引き換えにしてもなお選ぶ価値がある。そして、このイニシアチブを活かす手段といえば、味方のサポートから敵の妨害を一手に引き受ける秘術呪文使い、特に種族アーキタイプも用意されているソーサラーだろう。ローグで先制攻撃した方が強い気もしたけど、ゴブリンでもうやっちゃったからね。
 それと、擬似呪文能力のバーニング・ハンズは序盤ならともかく、後半は使ってるヒマなさそうなんでこれも置き換え候補。キャラクター的にも実用度としてもエンラージ・パースンを使える“イフリートの魔法”に軍配を上げたい。
 ソーサラー血脈は“火の親和性”を活かすためにも元素(火)を選ぶ。ただし、先に触れたように種族アーキタイプの“願いを叶えるもの”を使用するため、少々その能力は制限されることになる。まあ元素の呪文やボーナス特技はそのレベルまで待つより、自力で取るか別の選択をした方が有益だと思うのでこれは問題ないだろう。それに、“火の親和性”は別に[火]や血脈の呪文とは関係なく適用されるんだし。それと、代替種族特性で失った[火]への抵抗も取り戻せる(というか置き換えないと被る)。
 呪文に関しては、1レベルだと2つしか覚えられないのがつらいが、1枠はエンラージ・パースンのために使いたい。“願いの秘法”の術者レベル+1もあるし、サイズ上昇による戦闘能力向上はケタ違いの強さを発揮する。あれは“イフリートの魔法”でも使用できるが、1日1回なので。もう1枠は、やはりマジック・ミサイルか。
 サプリで増えた呪文では、APGのヴァニッシュ(持続時間の短いインヴィジビリティ)に注目。レベルの高い呪文を覚えるのが遅いソーサラーに取って、この習得段階の早さは魅力。また、“願いの秘法”とも相性が良い。呪文スロットの多さにものを言わせ、射撃型ローグに毎ラウンド使って急所攻撃を発動させてもいいだろう。UMのセーヴを落とすと不調状態になるレイ・オヴ・シックニングも強烈。また、レベルが上がってきたらレイ・オヴ・エンフィーブルメントで強引に【筋力】を削る手段も覚えておきたい。事故防止にいずれフェザー・フォールもね。
 “願いの秘法”、それに“願いの拡張”もあることだし、呪文はサポートに寄らせていく予定。ブルズ・ストレンクスは自力で取るとして、5レベルの“願いの拡張”ではジャンプコンプリヘンド・ランゲージズ辺りを埋めていくと便利かな(3レベルではレジスタンス一択)。4レベルでエンラージ・パースンを忘れ、これをエンラージ・パースンに指定し直すのもアリかジャンプコンプリヘンド・ランゲージズならあんまり緊急使用を必要としないから、ワンドで場面に応じて使えばいいもんな。
 “本当の望み”はあくまでクチを割らせる手段と考え、無理して発動するのを考えない方がよさげ。“捻れた願い”も同様。使うなら正に捻くれた口プロレスを要求されると思うので、活用はできても人間関係にヒビが入る恐れがある。
 無論、“火の親和性”でセーヴの難易度も上がっていくことだし、攻撃・妨害呪文も外せない。グリースやAPGのクリエイト・ピットスパイクト・ピットは図体のでかい奴が幅を利かせる中、反応セーヴで呪文抵抗不可と猛威を振るうことだろうファイヤー・ブレス(APG)はヨガフレイムを噴射する呪文で、イフリットのイメージにぴったりな上に三回まで使える面白い呪文だけど、如何せん射程15フィートなのが辛いなぁ。そういえば、「あの女抱きてえ! キスしてえ!」とか望んでる奴に“本当の望み”“捻れた願い”でアンナチュラル・ラスト(UM)を発動するとかもできるのか……くだらねー。
 種族呪文のファイアーストリームは、3レベル呪文で2d6ダメージと効率は良くないものの、精神集中によって維持できるところが一味違うさらに効果範囲は直線。イカス。素直にファイアーボール使えよという気もしなくもないが、ストリウム光線的なかっこいい汚物は消毒法を模索してほしい。
 特技は《イニシアチブ強化》《戦闘発動》は必須。以降は《ワンド作成》で1レベル呪文ワンドをせっせと作ったり、《呪文熟練》で召喚術を指定して妨害呪文のセーヴ難易度を上げておくか。“火の親和性”もあり、これでかなり差がつくはず。力術を指定し、《呪文開眼》(UM)で攻撃呪文の術者レベルを上乗せしておくのもGooだ。呪文抵抗が高い奴相手にはサポートに専念すればいいが、どーしても攻撃に転じないといけない場合もあると思うので、《抵抗破り》《呪文先鋭化》 (UM)もいずれ欲しいところ。またソーサラーは高レベル呪文を覚えるのが遅い分、《呪文ダメージ激化》(APG)で遅れを埋める手もある。全ラウンド・アクションで天井が5d伸びると思えば十分だ
 マジック・アイテムはアイデンティファイコンプリヘンド・ランゲージズジャンプメモリー・ラプス(APG)、ジュリーリグ(UC)などの便利な1レベル呪文のワンドを揃えていく。しんどい呪文枠を750gpで解決してくれるのだから、臆さずどんどん申請していこう。アンティシペイト・ペリル(UM、イニシアチブにボーナス)のワンドで使用回数に物を言わせて、何かありそうなら使いまくっておくのも外道でヨイ感じ
 UEのニーモニック・ヴェストメント巻物や呪文書から、まるで習得しているかのように呪文を発動できる、ソーサラーにとっては垂涎のアイテム。5000gpと頑張れば手に入る価格なのも嬉しい。精神集中にボーナスを得られるチュニック・オヴ・ケアフル・キャスティング(UE)もスペルユーザなら持っておきたい一品である。自身しか対象にできないが、クローク・オヴ・ザ・ヘッジ・ウィザード(UE)は呪文のレパートリーを増やす役割が期待できる。【魅力】担当としては、サークレット・オヴ・パースウェイジョンがあると渉外タイプの技能をより確固なものとしてくれるだろう。……しかしウィザードの専用アイテムは有益な物が揃ってるのに、ソサ専用となると途端に微妙なセレクションになるような気がするのは、果たして本当に気のせいなのだろうか(ギギギ)
 “火の親和性”に、元素(火)のソーサラーの割に、全体的にあんまり[火]と関係ないビルドになっちゃいましたが、そこはそれ、他人の欲望につけこむイフリートっぽさを強調したということで。次々に味方から飛んでくる要望を成金親父のような鷹揚さで頷きながら満たしてやろうじゃありませんか。合言葉は「Hail 2 U(ヘイル トゥー ユー、君に幸あれ)!」 あ、これ男の友情ツレションで仕置きされるフラグだ……!



Pathfinder Roleplaying Game: Ultimate MagicPathfinder Roleplaying Game: Ultimate Magic
(2011/07/12)
Jason Bulmahn、 他

商品詳細を見る

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#182~ありありコンストラクション・ゴブリン編~

 もうすぐDMGが出てコアルール三冊が出揃う最新版の5eに対し、登場から既に数年の経過したPFはサプリも充実に充実を重ねている。しかし、その一方で「サプリ多過ぎ! どれ参照していいのかわからんノフ!」なんて泣き事も聞こえてくる。そういう時はPFに限らずまずはコアルールだけで遊んでみればええんや。当たり前だけど、普通コアルールってそれ単体だけで遊んだって問題無く、かつ簡潔に出来てる筈だから。特にPFはコアルール掲載のデータが強力なので、下手な追加データに惑わされて無理やり使おうとするよりも、素のPCの方がストレートに強いなんて事もあり得る。かのD&D界の味皇・桂令夫氏も「使いこなせるキャラクターこそが最も強いのだ」とおっしゃっているではありませんか。
 たまにサプリ掲載のデータ前提で組まれたバランスのゲームも存在するけど……。
 とは言いつつも、私も5eのシンプルな構成に見慣れていただけに、久々にPFのwikiを見るとこんなに出来ることが多いゲームだったっけ……と驚愕した。あの頃のオレはこんな量のデータを捌いていたのか。物忘れが極めて激しいおじいちゃんゲーマー化著しい今ではとても信じられない。
 しかしそこはむしり取った衣笠、昔の記憶を掘り起こしつつ、ずいぶんサプリも出たことだし、それらをひっくるめたPCを作成してみようじゃないかと思い立った。特に意味もなく。そして選ばれたのは、一度遊んでみたい遊んでみたいと思い続けてきたゴブリンだ! だってARGも入るならまずはPFのアイドゥを採用しなくちゃ
 【敏捷力】+4という暴力的な数値を頼りに、クラスはローグを選択。遠隔武器での攻撃が安定はするのだが、やっぱり急所攻撃はガンガン使いたいし、せっかくアドヴァイスを貰ったことだから前衛で種族武器のホースチョッパーでも《武器の妙技》で振り回そうかな……とか思ってたら、ホースチョッパーに《武器の妙技》適用できねえじゃん(忘れ過ぎ)。4eや5eのFinessに慣れ過ぎて、ローグの使う武器=【敏捷力】で殴れるものと思い込んでしまっていた。
 仕方がないので、涙を飲んでレイピアで我慢する。クリティカルが発生しやすからいいんだい。嗚呼、スパイクト・チェインに間合いがあれば……なんか数年前からずっと同じことを言ってる気がする……。しかし遠隔武器の腕前を捨て置くのはもったいないので、逆手にはダガーを握っておくようにしたい。1ラウンド目に距離が開いていたり、乱戦に突っ込むのが危険な場合は、こいつを行動していない奴に投擲をして急所攻撃を発生させるという寸法。
 故に特技は1レベル目では《武器の妙技》。前提特技の多いものを将来的に取るにしても、ローグはローグの技で戦闘特技を1個取れるので遅れを取り返せて安心やな。《一撃離脱》を取るにも、結局6レベル(マルチクラス込みだと5レベル)だし……あと、アーキタイプは、“罠探し”に触れるものに関してはスルーで。魔法的な罠を解除できないって、なんかクリティカルな事態を招きそうなんで……トラップ解除の難易度が基本的に高め、という環境で<装置無力化>へのボーナスを失うのも怖い。一方、種族特性は“でか耳”にした。小型であることと秀でた【敏捷力】に重なる〈隠密〉ボーナスを諦めるのは大変もったいないのだが、どうせ小型でもボーナスは乗るし、〈騎乗〉がちょっと腐りそうかな、という判断。
 んで、少し先の話として、4レベルになった時点でAPG収録の“斥候”アーキタイプを使用。突撃時に相手に急所攻撃が発生する仏殺(ぶっころ)し型だが、本命は8レベルの“遊撃兵”。10フィート以上移動しただけで急所攻撃の条件を満たせるようになるため、《一撃離脱》のヒット&ウェイ戦法にちびるほど相性が良い。常に敵に隣接されない位置(隣接している相手に攻撃しつつ《一撃離脱》で離れることはできない)を陣取りつつ、単体だけに隣接する箇所へ滑り込んで急所攻撃付きの一撃を叩き込むのが戦闘スタイルだ。小型のぶんざいで30フィートの移動速度がこういう時実にありがたい実は飛び道具でも出来るので、退き撃ちが物凄くえげつないことになる。その場合は《近距離射撃》《精密射撃》だけあればいいので《一撃離脱》より条件は少ないが、突撃時の急所攻撃が惜しくなるな。
 特技の選択は1レベルで《武器の妙技》、3レベルで《回避》、5レベルで《強行突破》、6レベルのローグの技で戦闘技術により《一撃離脱》を取得。性能の良い軽装鎧などがあれば前に立つことも可能と思うが、最終的にはヒット&ウェイが主体になるので、パーティのメンバーには必要に応じて乱戦に参加するタイプだと認識してもらった方がいいだろう。また《一撃離脱》を取るまでの脱出手段としては高速後退がいい。“斥候突撃”の突撃距離を稼ぐのに適している。
 またゴブリンは簡単に【敏捷力】の条件を満たせるので、すこぶる《二刀流》しやすい。それになんたってPFの急所攻撃は1ターン1回なんて制限ないからなガハハ!(これも忘れてました) もっとも、1レベルで《武器の妙技》は変わらないだろう。2レベルで戦闘技術によって《二刀流》を取得すればよし。できれば《武器熟練》あたりも押さえておきたい。本命は急所攻撃だから《二重斬り》はいらないか。究極的な終着点はUCの《精密な急所攻撃》。2回の急所攻撃成功で、クリティカル特技発生ですよ奥さん。
 あと、ローグの技ではUCで忍術を使用できるようになったのがなかなか面白い隠れ身の術を使用できるようになれたら、戦闘内外で大幅に行動範囲が広がることでしょう。そうでなくても気プールの使い道がローグにもハマってるし。ちょっと遠いけど上級魔法使用まで行けば、シールドを自分に発動することで、自前でACの問題を解決できる。嫌われ者(【魅力】-2)じゃなければ、ワンドで何とかする手段ももうちょっと早く取れるんでしょうけどね……。《一撃離脱》スタイルの場合だと2・4レベル、《二刀流》スタイルの場合は4・6レベルで気プール&忍術or下級魔法使用&上級魔法使用という流れでしょうか? 《一撃離脱》スタイルで高速後退を優先すると、8レベル(一応、《ローグの技追加》で7レベルで取ることも可)まで待つ必要があるんだよな、うーむ。
 アイテムに関しては種族装備のスティルガットがアホみたいに強い。お金が溜まったらじゃんじゃん量産したい。でも、他の人に無理強いして飲ませるのはやめた方がいいみたい。マジック・アイテムは、外皮ボーナスや反発ボーナスを貰えるものを優先的に。《一撃離脱》を覚えた後なら、他の人に回してあげてもいい。あとは、2500gpで技能判定+5のクソアイテムクローク・オヴ・エルヴンカインドブーツ・オヴ・エルヴンカインドのエルヴンカインドシリーズは基本でしょうか。無論武器はメリシエール姐さんに倣ってキーン・レイピアじゃあオラ! あとできればリターニングの特性つきのダガーも。《二刀流》スタイルなら、UEのデュエリスツ・ヴァンブレイシズを是非! 盾を持てないローグに1点でもACは欲しいものだし、逆手のペナルティ軽減はローグならずとも垂涎の効果。
 最大の問題は全員ゴブリンとかオークみたいな人非人パーティでもなければどうやって参加するかですが……4eの時はゴブリンのウォーロックで参加できたこともあったが、あれほど寛容な世界でもあるまいな(いや4eだってそうだが)。六門世界のトカゲやオーガみたいに、町の外で待ってるのが基本か。どうしても入らないといけない時には収容してもらう用の檻を持参しておくとか。猿回し用の猿みたいな理由で連れ歩いてるとか言い張れないもんでしょうか。



Advanced Race Guide (Pathfinder Roleplaying Game)Advanced Race Guide (Pathfinder Roleplaying Game)
(2012/07/03)
Judy Bauer、 他

商品詳細を見る

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#166~イケてる究極ファッション・ブロウリング編~

 UEのおかげで、マジックアイテムの特性って何があったっけ…と、CRBやAPGをまたいで参照しないでいいのがすっごいありがたい。神様仏様Paizo様翻訳の皆様どうもありがとう
 で、UEの中でこんなのはどや、と教えられた防具の特性がブロウリング
 装着者の組みつき、素手の攻撃ロール、ダメージ・ロールに+2、しかも素手打撃が魔法の武器として扱われるモンクには垂涎の武器。モンクじゃ鎧着られないって? いやいやそこでブレイサーズ・オヴ・アーマーの出番でゲスよ。これでボーナスの一部をブロウリングに割り振れば万事解決、と思ったらコレ「軽装鎧にのみ適用できる」のか。ってことは軽装鎧じゃないブレイサーズ・オヴ・アーマーじゃダメか。むーん。肉体武器には適用されないので、キャットフォークの爪攻撃なんかもダメだったりと意外と条件厳しい。
 そうなると《素手打撃強化》を自前で取るようなステゴロ戦士向けか? ババリソの喧嘩屋みたいに素手を対象にした能力も散見されるし。あと、連打と高速移動を使わないアーキタイプのモンクとかでも採用の余地ありか。軽装鎧習熟はマルチクラスで引っ張ってくるとして。ACボーナスは…【判断力】が低ければ魔法のチェイン・シャツの方がマシだったりするし。
 なんにせよ一筋縄では使えない特性のようである。



Pathfinder: Ultimate Equipment (Pathfinder Roleplaying Game)Pathfinder: Ultimate Equipment (Pathfinder Roleplaying Game)
(2012/09/04)
不明

商品詳細を見る

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#135~Ultimate Equipment上陸~

 prdj@ウィキに忽然と“UE”なる項目が現れた。それが何かと問うならば、サプリメント“Ultimate Equipment”の略称なんだじぇ!
 ……今更こんなこと言わなくてもファンの方々ならとっくに御存知かと思いますが。UEはタイトルの通り装備品にスポットを当てたサプリで、これまで登場した武器・防具・その他の道具の総集編的な内容だそうです。
 キャラクター作成時に装備品は特技・呪文と並んでサプリをまたいで参照せねばならなかったので、これは至極便利なサプリになりそうなヨカソ。…特技と呪文も出ないかな。前者はultimate Feat? 後者はUltimate Magicがもうあるから…Ultimate Spellとかで。
 さておき、現時点では武器と防具のデータを一挙参照できる。ARGの追加ぶんはもちろん、UCの東洋の武具も収録してあるでよ。間合い付きでd12ダメージの凄い奴、ルツェルン・ハンマーや名前がカコイイ(性能? うーん)ダブル・チキン・セイバー、石製ラメラーなんてごっついものまでばっちり網羅。ドウマルにブーメランとかまったく新しい個性豊かなオリジナルファッションを追求するがいいさ!


Pathfinder: Ultimate Equipment (Pathfinder Roleplaying Game)Pathfinder: Ultimate Equipment (Pathfinder Roleplaying Game)
(2012/09/04)
不明

商品詳細を見る

テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

プロフィール

銀河アズマ

Author:銀河アズマ
頑張りましょうと言えないのがとても残念です

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
タグ

D&D Pathfinder PC作成 5e 4e Encounters TRPG クトゥルー 初期PC クトゥルフ神話TRPG キャンペーン 六門世界 東方ドミニオン ARG レポート 3e 読んだ本 ボードゲーム 迷宮キングダム 小説 サプリメント SW2.0 MM ザ・ペナルティメイト・トゥルース モンスター・コレクション カードゲーム メタリックガーディアン ACG N◎VA APG パラサイトブラッド 音楽 エッセンシャル 大槻ケンヂ  筋肉少女帯 MTG 一発ネタ ブレイド・オブ・アルカナ 漫画 PU 風神録 Season8 SF キン肉マン ジョジョの奇妙な冒険 中堅PC 覚醒篇 UC バカゲー 野望のルーツ Princes_of_the_Apocalypes GM ウォーハンマー Season6 リプレイ Season4 永夜抄 Season7 アニメ 東方領土研究会 サタスペ クトゥルフ2010 EXTRA 紅魔郷 ゲーム DMG パズル Bestiary UE PHB Season11 妖々夢 伊藤勢 クトゥルフ2015 天羅万象 R&R 死の国サーイ 椎名誠 真・女神転生 ガンダム スパロボ UM 地霊殿 PSYCO-GUNDAM NEXT Season3 機動戦士Zガンダム ファンタズム・アドベンチャー スティール・ボール・ラン Season5 シナリオ Season9 MC 世紀末古代災厄公社伝説 バキ シオドア=スタージョン Forge 奇想コレクション 好きなTRPG UA コードウェル城奇譚 フィリップ・K・ディック Season12 レッド・ノベンバーを救え! 空中庭園エリュシオン 荒野に獣慟哭す キャッスル・レイヴンロフト シャドーオーバーミスタラ 番長学園!! ナイトウィザード タイム・オブ・ティアーズ・アゲン 五つの風 特撮 Volo's_Guide_to_Monsters Expeditions サタスぺ 特撮(バンド) フンタ パンデミック 電車 レジェンド・オブ・ドリッズト ジョジョリオン リボルミニ 映画 CRB UCa プロモカード 異色作家短篇集 レイトショウ ダンジョン・コマンド アルフレッド=ベスター アリアンロッド シャドウラン 三国志 手塚治虫 雑記 ACG T&T ダークブレイズ 装甲騎兵ボトムズ Temple_of_Elemental_Evil 即大休憩 機甲猟兵メロウリンク ラス・オヴ・アシャーダロン 東映特撮YouubeOfficial FEAR 真夜中の探偵 快傑ズバット d20モダン メガテン Pit Out_of_the_Abyss スティーヴン=キング セブン=フォートレス モンスター画家 ジャングルスピード ラクラク大統領になる方法 ガントレット・オブ・フールズ MM2 異色作家短編集 東方領土研究会会報 レイ=ブラッドベリ 刺青の男 クソコラ 島本和彦 鉄腕アトム ポケットの中の戦争 ゲーマーズ・フィールド エンゼルギア パラノイア 三上寛 イベント キャット&チョコレート カットスロート・プラネット ストーンオーシャン クトゥルー神話 バイブルハンター キテレツカップリングパーティ アーカム・ホラー 革命万歳 フレドリック=ブラウン 都筑道夫 ウルトラマン コズミック・エンカウンター 火の鳥 ドラスレ 絶体絶命 幻想少女大戦 当方領土研究会 VGtM ラフカディオ・ハーンと四つの顔 ミストグレイヴ 魔獣使いの少女 ログ・ホライズンTRPG 

リンク
FC2カウンター
D&D5e
Pathfinder
クトゥルー
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード