TRPGこぼれ話#228~レコードシートの話~

 セッションを終えてレコードシートに経験点を記入中、参加者の一人がポツリと言った。
そういえば、最近のレコードシートには“GMに経験点をあげる”っていうチェックボックスがないんだね
 言われてみれば、なんて殺伐とした様式だったのであろうか
 てめぇみてぇなクソマスタークソシナリオに渡す経験点なんてねぇよFuck、と言外に、いや言外じゃないか、プレイヤーが吐き捨てることができる項目があったとは。いうてもケンカを売るために作ったんじゃなくて、TRPGという自我の出やすい娯楽の都合上、困ったGMと出会った時の抗議手段であったのだろうけど。普通そういうGMって抗議されたところで聞きやしねえよなあ。幸い、経験点なんぞくれてやるものか、と思うほどのGMと出くわしたことはまだないが(これで金取んのかよ、という公式シナリオなら何度かあった。そういう時はGMともどもまいった顔をするしかないから困る)。聞くだけで目眩がするような核弾頭級GMの体験談があるのを見るに、世の中は広くて深い。
 対策が対策にならんのはとっくにワカっただろうし、きょうびルールブックではゴールデンルールの意義やFAQ、トラブルシューティングが丁寧に記載されるようになったならば、わざわざそんな審査を設けることなんてなかっぺ、という判断は実にまっとうである。わざわざレコードシートで反意を示さんでも、ルールブックを根拠に抗議できるんだから。ま、そんなもん持ち出さずとも「不快だからやめてくれ」と言えば済むこともあるが、ルールブックのような公式の声明を持ち出さないと黙らない奴もいるのだから困ったもんだ(「ルールブックに書いてある(orない)から」を大抵切り口上にしてる輩なので効き目抜群であろう)。
 α版のサタスぺには、スピークイージーにDDを評価する項目があったという。ポンチマスターの私としては採用されなくてヨカッタと胸を撫で下ろしている。
 あと無くなって正解だったのは神業・奇跡の使用と登場回数によって経験点を得られる項目
 前者の神業は「いくら数値を積み重ねても越えられない壁を突破する、そんな手段をカッコよく演出した」という評価なんだろうけど、神業ごとに達成できる難易度が著しく異なる上に、キャラクターのスタイルによって激しく左右されるのが頭が痛い。余った神業の使い道に困り、アンタッチャブルを消化するために校舎裏でタバコを吸うような無意味な行為がよく見かけられた。極端な例では、三枚同じスタイルを重ねた場合は、ニューロ×3とかならともかく、必ずと言っていいほど神業が余ったという。カタナ×3なんか仕方ないのでその辺にいる通行人にダンマカするなんて光景があったとか(それ、経験点もらえるのか)。まあカタナ×3の時点でシナリオへ参加する糸口も相当に制限されている気がするが
katana3.jpg
できらぁ!
 登場回数は神業よりはまだ達成がラクなものの、普通にシーンを回していけばどうせいっぱいになるんだから、これまたあってもなくてもいいし、というかチェック忘れると面倒だから、取っ払ってもいいよな。積極的に参加してシナリオを回していったことの証左というなら、「シナリオの進行を助けた」に一括してしまえばヨシ。
 かくて残されたレコードシートのチェック欄はセッション終了後に確認すればいいものだけとなった。メタリックガーディアンやDX3rdのレコードシートチェック欄は実にすっきりと整理されている。こういう些細な所にも進化というのは隠れているものなのだなあ。と、言いつつも、本項で取り上げた(前述した変化が一番取り入れられるべきであろう)N◎VA-Xのレコードシートには未だに神業の使用回数と登場回数の項目が残ってるんですけどね(ゝω・)vキャピ



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TRPGこぼれ話#205~結婚式=吟遊GM説を唱えたい~

 世のエッセイストが、口を揃えて語っている事があった。
「世の中に結婚式ほどおぞましく迷惑なことはない」
 このゲンに私は激しくしかし静かに頷いたのであった。
 結婚という行為そのものに、私は何の否を唱えることもない。同じホモサピエンスではあるが、その実まったく違う種族の男と女という存在が、共に人生を一つに歩んでいこうというその心構え、いやこれは素晴らしい事であると思う。女っ気というものと生来無縁である私はその幸運に若干の嫉妬を覚えて「むむ」などと唸りつつも、純粋な気持ちでお二方の勇気と度胸と愛情に拍手を送る事もできる。
 が、ひとたびこれに「」が付くと、途端に警戒度が跳ね上がるのである。
 私は結婚式というものには数える程しか行ったことがない。付き合いの狭い人間なので、だいたいが身内も身内の式に出向いた経験である。そのことごとくが、結婚した二人への祝福とはかけ離れた、もっとハッキリ言えば“苦痛”の感情を抱いたのであった。
 この世の中で、「やってる本人とごく周辺の人々は幸福だが、それ以外の人々は不幸でしかない」ものがあるとしたら、宗教的闘争に次いで日本の結婚式というやつが挙げられるのではないか。少々オーバーではあるが。
 何故に結婚式というものはああも疲れるようにできているのか。
 第一に、結婚式に出席するにはスーツでビシッとキメる必要がある。筆者にはまずここでハードル高い。ビジネススーツすらほとんど縁のないエー加減スタイルで通してしまっているため、着慣れないこの服装にはぐったりと肩が凝るのだ。どんなに柔らかいワイシャツであっても首が絞まる思いがするし、どんなに緩いズボンであっても腹部に圧迫感を感じる。で、これがどんな結果をもたらすかというと、端的に言ってトイレが近くなる。しかし結婚式の最中にトイレに立つというのは小学校で授業中ウンコのため席を離れる以上の屈辱と周囲の蔑視を浴びる蛮行であるため、時間いっぱい襲い来る圧迫感と便意にタチムカわねばならない。
 次に付き合わされる段取り、これまた考えるだけでぐったりする。指輪交換やら聖歌斉唱やら移動してからの恩師恩人のスピーチやらと何故ああも意図して退屈と苦痛を与えようという倦怠的プロセスになっておるのか結婚式というのは。シアワセいっぱいの二人を見るのもまあ周囲の者のギムであろうと一応の納得はしても、もう少し演出というものを考えてほしい。あれで眠らずにいるのは『2001年宇宙の旅』の冒頭15分の延々続くサルシーンで寝ない以上に難しい。いやこれはキューブリックに失礼だな(私は別に眠くならずに面白がってたし)。さておき、こういう時の口上が面白ければいいのであるが、大体においてはシャコージレーというやつにおさまっているので、自分のネームカードを前にうーうー唸っている男の苛立ちを和らげるには至らない。
 さらに自分の人間関係の狭さがタタって、出席する人間のほとんどと面識がない場合が多い。即ち女性が寄ってくるような場所に筆者は生息していないので、必然的に結婚する男女は全然知らない場所での出会いとなる。そうなると、挨拶をする人は勤め先の重役サンやらなんやら=筆者の全然知らないヒトになるため、会社であったおもしろエピソードなどを語られても全然実感が湧かず、「あーそーですかあ」とおざなり度80%の適当な愛想笑いなどを浮かべるしかない。後に「ではしばし御歓談を」などと解放されても話ができるのは自分の付き合いの範囲内でしかなく、結婚式場まで出向いているのに
おう次はそろそろお前らの番じゃないのかよ
そういうお前の方が年上じゃねぇかよ
あのキャンペーン終わってないのに結婚しちまったなぁ、こりゃ完結しねぇぞ
ケーキナイフって1d6ダメージはあるよな
 などと高円寺ガード下か西武新宿線沿線の居酒屋でしてるのと変わりない不毛会話を会場の隅でヒソヒソ繰り広げるハメになる。
 せめて『三年目の浮気』か桃井はるこの『浮気してもええよ』を演奏とかの出し物があればまだ面白いだろうけど(歌ったらどうなるんだろう)。
 こんな時間にカネを包まないといけないというのもハラが立つ。身内も身内の結婚式が中心なので回数は少ないが、安くもない額を包まなければならなかったことはあった。せめて食事がうまければ多少のモトも取れるものの、えてして結婚式の食事というのはそこまでよろしくない。フランス料理だと大概ダメである。ただ単に舌がアホウなんだろうけど、目が覚めるほどむむうこれは、なんて思える料理を食ったためしがない。和食でもなにがなんだかわからない煮物が並べられたりして、礼儀として全部は食うが満ちるのは腹ばかりで心が豊かになるような食事とは程遠い。
 そして最大の問題はいかにイヤだろうと断れないという鉄の掟である。やってきた招待状に「欠席」なんて返事を書けるのは鋼の心臓の持ち主だろう。ネット上と同じTRPGへのバトウを、そのタイトルのデザイナーを前にして繰り返せる豪の者に違いない。ましてや会社員ならば、そいつと会社という小世界への宣戦布告と取られてもおかしくない。同僚ならまだしも上司の息子の結婚式なんてなったら、片手をクサリガマで切り落とされても出席しないといけないんだろうなぁ。なお、奇跡的に欠席の理由を思い付いたとしても、その後「その時の様子をビデオに収めたので……」攻撃、さらに時間が経っている場合は「わが子の記録も見てもらいたくて……」というハメ技を仕掛けられ、ディスプレイにチェーストーなどと叫びつつ右正拳を叩き込みたくなる負債を支払わされる恐れがあり、まったく油断ならない。
 エッセイストが褒める数少ない結婚式は、身内でこうしたら面白かろうというアイデアを出し合って、本当に親しい人たちの間で計画される、手作り感ある結婚式だ。決して会場側のペースで進むプライダルフェアではないんである。にも関わらずテキの思惑通りの結婚式が後を絶たず、一部を除いて出席者を苦悶の数時間に叩き込むのは何の理由があってか。やっぱり「どうせ結婚するなら恥ずかしくないように……」という“世間体”を気にしての事だろうか。男女が一緒になるのに世間体なんぞ気にしてられっかよと筆者は乱暴に思うのだけれど、形式ばった式で全身コチコチにさせるより、もっと気楽な形でシアワセを披露した方がよっぽど世間体というものに配慮した式ではないのかね。それとも日本人大好きの同調圧力がそういった自由を阻害するのか。
 TRPGに置き換えてみたら、実に壮大でハタ迷惑な吟遊GMといったところか。どおりで嫌悪感を覚えるわけだ。TRPG者として遭遇したくない存在トップ10に入るであろう体験を日常的に浴びる危険性がある、これはやっぱり異常なことじゃないでしょうかネ。
 もっとも、これらは結婚というものが筆者にとってレティクル座よりも遠い存在だから言えることだろう。ガープスが日本で覇権を再び握る以上に低確率であろうが、もしも筆者が結婚したら、出席者全員がヒキツケ卒倒を起こすような吟遊GMをブチかますであろう、その確信はある。



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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#203~バッドエンドについて~

 オタクはバッドエンドを好む。この嗜好はオタク学において根深き命題である。
 確かにオレもバッドエンドで終わる作品って結構好きだ。どうしようもなく救いのない話と聞くと、なんかピクピクと食指が動く。評判を聞いてみて、メシがマズくなりそうだなあ、と思いつつ、実際見てみた結果マズくなったメシは数知れない。筆者の場合は精神的マゾという傾向があるのは差し引いて、いくら異端ぶりたがるのがオタクであろうと、なんでまた「うぎゃっ!」と叫びたくなるようなバッドエンドにこうも心惹かれるのであろうか
 これについて、映画監督の井口昇氏のアメリカン・ニューシネマに関する分析にひとつの答えを見い出せる
 60~70年代に制作されたアメリカン・ニューシネマはベトナム戦争という時代背景もあってか、くらーいくらーい話がそりゃあもう量産されたという。オレは『俺たちに明日はない』『明日に向かって撃て』『ワイルドバンチ』『真夜中のカーボーイ』ぐらいしか見たことないが、どれもがロクでもない人生送ってそーだなーという連中がロクでもない人生送り、そしてロクでもない最期を迎えてた。『明日に向かって撃て』『ワイルドバンチ』は好人物だったかもしれないが、結局世間的にゃアウトロー、歓迎されない人種だったし。
 して、井口監督はそれらの敗れゆく登場人物たちに妙な親近感と格好よさを感じてしまったのだそうだ一生懸命頑張っても、人生はそう簡単に報われない、という自分なりのジンクスを持つほどに劣等生だった井口監督は、救いのない結末が“真実”に思え、それらを見ることに一種の“癒し”を感じたという。
 なーるほどー。実に理に叶った分析です。
 オタクの大半は現実に不満を持つが故にサヴカルチャに走ったはぐれ者、アウトローであろう……違うんですか? オレはそうなんだけど。ま、まあそうでないと話が進まないのでそういうことにしといてもらおう。そういう人種にとって現実とは、思い通りにならないもの、不都合なもの、鈍色の世界に映るものである。いじけた目線に育っちまった輩にとってはバッドエンドこそ真実であり、物事が思い通りにいかないのは俺のせいじゃない、「どうせ人生なんてうまくいかないのさ」という免罪符にして慰めなんだろう。太陽に正面切って立てない奴らの後ろ向きな自己防衛術である。痛いほどによくわかる。ええわかりますとも
 一方TRPGにおけるバッドエンド……バッドエンド「だけ」を想定したシナリオとなると、これはもう御免こうむりたい。シナリオ終了後GMから「いやーどれ選んでもバッドエンドでしたよ」なんて種明かしされたら(幸いされたことねえけど)三角締めで落とした後アフタープレイブッチして帰ります。
 自称上級者様は「バッドエンドも許容できないなんてお子様(笑)」とおっしゃるかもしれないが、「そりゃアンタらがTRPGって遊びをわかってないだけだよ」と言わせてもらいますよ。TRPGって映画や小説と違って、受け手だけでなく当事者だからねぇ。それも忙しい大人達に休日の折り合い付けさせて、短くない時間を浪費させて、どんな判断も行動もムダでしたーってのは、そりゃー演出論とか技法とかの問題ではなく、単なる悪趣味でしょー。文字通り以後のお付き合いを考えさせてもらいますよンなGMとは。
 TRPGのシナリオの多くが対立や闘争を題材にしてる以上、みんながみんな幸せになりましたってのはちとウルトラハッピーに過ぎるが。故に私の作るシナリオやキャンペーンの最後は大体ビターエンドぐらいになる。
 とは言え、TRPGなんて水物、目に見えているバッドエンドへの悲壮感に酔って、これはこれで面白いセッションになっちゃったりして。いっそ最初からバッドエンドが待っているとわかってしまえば、開き直ってそれはそれで墓穴へ向かって突き進むプレイも楽しめてしまうもんかもね。そう考えると人間っていい加減なもんだなぁ。



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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#199~今年の目標~

 今年の目標は「年内に一本キャンペーンを始めて年内に終わらせる」こと。
 キャンペーン終わらせるなら毎年言ってるが、いつまでも終わらず引きずってるものに対してグダグダ言ってた結果なので。これなら意味合いが違うべ。
 もうひとつ、「好きなシステムのGMをやってもらう」
 キャンペーンを始めるのは無論そのシステムに思い入れがあって好きだから、であるけど、案外「自分以外にやってる人がいないんで、少しでも遊ぶ機会を増やしたい」が動機だったりもする。筆者はGMをやりたい分類の人間であるから、とりあえずキャンペーンを立てられて参加者の方々にも楽しんでもらえてるだけで十分ではあるけど、やっぱり時にはプレイヤー側で遊んでみたいものですよ。
 時折登場する妙ちきりんなキャラクター・クラスを持つ敵キャラって、この手の「自分がPCで使ってみたい」輩だったりする。六門世界ならデュエリスト一本伸ばしとか。二重呪いのオラクルで不幸&イル・オーメンもやったな(これは普通)。大体そこまで悪くないけど強くもない場合が多いです。
 15年前の若さと傲岸さがあればルールブックを投げつけておう一週間後にセッションやれや! と強要することもできたでしょうが、すっかりイジケ根性が染み付いておるしねぇ。第一やりたいシステムの大半が絶版になってたりするから、さて今年は一体いくつのシステムでプレイヤーをできたものか。とりあえずプロデュース活動を根気よくいやらしく続けていきたい。



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テーマ : TRPG
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TRPGこぼれ話#160~年末特別企画・TRPG音楽祭「古くさい恋の唄ばかり」~

 冬だ! 12月だ! 年末だ! 2012年最後のスカム(※)ロックGM、銀河アズマだぁ! だぁだぁだぁ…(セルフエコー)
※アボレスの奴隷の半魚人ではない
 2012年は私にとっていつにもまして音楽を耳にした年だった気がします。
このミュージシャンって他にどんな曲やってるんだろ?」とCD探して回るなんて、十年ぶりぐらいかもしれない(私は曲自体にグッと来ても、ミュージシャンに興味を持つことはあんまりないタイプだった)。
 きっかけは引越しで利用できる図書館が変わった時かな。蔵書のマニアックさでは前の方が優れていたけど、規模が大きくなり、視聴覚資料も充実していて。で、そこで数年越しの洋楽CDを聞きました
 確か十五年近く前にAerosmithを試しに聞いてみたけどよくワカらず、それからしばらくしてQueenに触れ「スゴイんだけどスゴさがうまく理解できない」もどかしさでやっぱワカんねーなぁ、と敬遠してさらに数年経過した今年。ふと聞いていたDeep Purpleの“Highway Star”で時速60kmで駆け抜けるほどの衝撃を受けた。モッツァレラチーズを単品で食ってた億泰みたいなツラだったのが、「ウンまああ~いっ!」になったワケです。都合よく図書館にロックバンドのアルバムが多数用意されていたので“Highway Star”の収録されてた『Machine Head』を借りて、さらに片っ端から聞いていったところ、さらに後方にフッ飛んだ。以後、片っ端から洋楽のCDを聞いていき、「スゴイけどワカらない」が「ワカらないなりにスゴイ」にちょびっと前進した気がします。親父(の世代)が夢中になるわけだ…ま、私の親父はクラシックかブルースかフォークでしたけど。
 ちなみに、曲を見れば選ぶ基準はすぐにバレると思います。まあ、私現役のジョジョリオンですので、そういうことだ。
 それにまさかこのトシになって筋少にハマるとも思ってなかった。とっくに成人を過ぎてあの歌詞とサウンドに夢中になれるというのは、我ながら人生X年いまだ厨二病まっさかりと宣言しているようでちょっと気恥ずかしいものもある。違うもん、本格的に聞くようになった契機は空手バカボンだもん! と強がってみても、結局サヴカルチャの臭いは脱しておらんな。でもイイものはいつ触れたってイイ、これは万物の真理なんだから、厨二だろうとサヴカルだろうと全肯定するよあたしゃ。仲直りして再開してくれてヨカッタ(『新人』を聞いてニコニコしながら)。
 今回は年末特別企画として、そんなミュージックシーンを、しかしTRPGブログなんだからTRPG的な話題に絡めつつ紹介していきたいと思います。正直TRPG要素はオマケで、ただ単に私の好きな音楽をくっちゃべりたいだけかもしれない。あと、残念だけどヤング向けの曲や玄人さんを唸らせるような曲はこれっぽっちもありません。メンゴ。でも、大好きなものを語るのって、心の健康にすごくいいことだと思うんだよね。てなわけで、私こと銀河アズマが選んだ2012年の音楽に少々お付き合い下さい。

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TRPGこぼれ話#157~少年よ~

 ヤング! 冒険してるかい!?
 旅に出るにはちょっとばかし寒い季節だが、目に映るもの手に触れるものすべてに体当たりで挑戦できるのは幼い頃だけ! 肛門屁の出口、あいや光陰矢の如し、大きくなるとね、色々なしがらみに囚われて身動きできなくなるものなんだ。そういう面倒なものをほっぽり出して、君の持つ時間オールウェイズ全てを冒険に注げるのは少年に許された特権なんだ! 逆に言やぁー少年の間は1日24時間1年8760時間は年中無休で冒険ってーことだな!
 さあ少年よ舟を漕げ! 果てしない大海に踏み出そう! ただひとつの憧れだけはどこの誰にも消せはしない、旅立つのなら晴れた日には胸を張って、誰にもできないことを見つけ出せって町田義人も布施明も言ってるぜ!

 …ここまでの前フリで、少年向けのネタがいくつあったでしょうか。

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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

We are Pathfinders!#100~とにかく始めてみよう・GM編~

 PF記事が(たしか…たぶん)通算100回! 我ながらウダウダとよくもまあ100回もクダを巻いてきたもんです。それでいて99回目に及んで1ラウンドの時間単位を間違ったり、まあ所詮そんなもんですよハハハ。
 さてせっかくの100回目、これまで「始めてみよう」シリーズでプレイヤー向きの内容を書いてきましたが、考えてみるとGM向きの記事ってやってない。「PFのGMはちょっとねえ」てな意見もサークル内で耳にしていることだし、何よりオレだってPFでプレイヤーをやりたいし、ちょっとでもGM支援になるような話をできればいいなあ、と思い、100回目は「とにかくGMを始めてみよう」をテーマとしました。

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クトゥルフ神話TRPGヨタ話#40~クトゥルー不在のクトゥルー?~

 クトゥルーのシナリオを書く時のモチーフについて話した。
 知人氏は菊地秀行のクトゥルーものだそうだ。例えば、ヤミ金VSカルティストみたいな。どう考えても893が邪神教団に踏み込んでアーパーになって帰ってきそうなんだけどそこは徹底的な懐疑主義者、魚面が出てきても「オウふざけたお面なんぞつけとるんやないでえ」などと顔の皮引っ張ったりするらしい、そんなアンバランスな世界。うーんいいなあ。オレも大好き。
 オレのモチーフをあらためて考えてみると、結論として出てきたのが「金のかかってなさそうな特撮」だった。敢えて特撮という札を出しながら背を向けてるのでも、本当はドッカンドッカン暴れたいんだけど低予算なんで仕方なく人間ドラマに焦点を当ててるフリをしてるチープな奴でも、どっちでも良し…後者はそれで上品ぶらなきゃ許すよ(許せない例→『オクトパス』)。具体例を出すのなら記事にもした、特撮を使わないSF『ブルークリスマス』。
 これはもうヒネクレ根性のなせる性(サガ)というものか、怪獣映画のクセに怪獣が出てこない、なんてフレーズを見るとドキドキする。大概『スパイダーズ』のような純正クソ映画よりは有意義な時間であったかな、と思いつつもレンタル料分は楽しめずモヤモヤする結果となるんだけど、それでもついつい借りてしまう。元から特撮モノという時点で不条理な出発点であるのに、敢えてその不条理というキメ球で勝負せず、それでいて「やっぱこの世で人間が一番やべえわ」という結論を引き出せたら、それこそ最大の不条理でありませぬか。
 クトゥルーの神話生物も不条理極まるものだけれど、できることならそいつにアテられた人間の困惑、狂気、破滅といった人間模様と状況の不条理さで探索者を脅かしたい。
 目指すべきものは「神話的存在が出てこないクトゥルー」だな!
 と思いつつ、d20ぐらい振る神格も出してゲハハと笑いたい今日このごろDA!


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テーマ : TRPG
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TRPGこぼれ話#144~天羅式TRPGの勝利~

 前回で語ったように、『天羅万象・零』にはTRPGを遊ぶ上での注意事項や心構えが事細かに記されている。これが現在でも通じることも多かったり
 例えば、TRPGの勝利条件について、『天羅万象・零』はこんな風に定義している。。

GMの勝利条件
1.PLたちを“楽しくイヤな気分”にさせた
2.今日のセッションで生まれたPCを“もう一度使いたい”とPLに言われた
3.“今日のセッションは楽しかった”とPLに言われた
4.各PLに見せ場を与えることができた
5.PLに感謝された
6.面白い物語ができた

 この6条件のうち、半数以上を満たすことができたならGMの勝利で、GMは『天羅万象・零』のマスタリングができると他者に誇ってよい。なお、勝ったまま引退してはいけない。また、負けてしまった場合はリベンジすること。

PLの勝利条件
1.セッションを楽しめた
2.ほかのPLも自分と同じくらい楽しめた
3.GMに“面白かった”といわれた
4.ほかのPLをうまく刺激できた
5.うまく見せ場を持てた
6.面白い物語ができた

 この6条件のうち、半数以上を満たすことができたならPLの勝利で、PLは『天羅万象・零』のいいPLであると他者に誇ってよい。負けてしまった場合は絶対にリベンジすること。また、負けた責任を他者に押しつけるのは潔くないだろう。

 ……耳が痛ぇ~す。


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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

TRPGこぼれ話#142~ごきげんよう~

 パラブラのレポを書いていて思い出したこと。

・D&D3e時代→ヘルキャットで“飛びかかり”
・サタスペ→「ベンガル虎」で突撃
・PF→ライオンで“飛びかかり”
・パラブラ→猫科猛獣で《潜伏》

 進歩ねーなぁオレのマスタリング!


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Author:銀河アズマ
頑張りましょうと言えないのがとても残念です

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