東にドミする人あれば#53~パズルでポン・十問目~

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 皆さん、こんばんわ
 四回に渡って振り返り記事を掲載し終焉ムードを漂わせておきながら、舌の根の乾かぬ内にシレッと新しい話題が始まっちゃったけど気にしないで寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 集めて信仰求めて東風谷! 守矢神社の現人神ドルこと早苗ちゃんがお送りする東方ドミパズル十問目で~す!

●東方ドミニオンパズル・十問目
 早苗・神奈子・諏訪子・霊夢の四人が東方祀爭録をプレイ中です。この場は地霊場であり、かつ幻想郷場です。
 現在トップは早苗の次の手番の霊夢で、早苗と11点の差が付いています。手番の都合上、同点では霊夢に敗北します。《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》は残り1枚。サプライの10枚の中に勝利点カードはありません(《博麗神社~間借りの一画~》《霧の湖~湖畔の祠~》《紅魔館~豪奢な祭壇~》は十分な数があります)。
 早苗は一枚の持続カードを貼った状態で、残り少ない山札の中に眠る《御神札》と《御神酒》を手中にすることを願いながら、このターンの手札を5枚引きました。その内訳は
《地霊漂う社殿》
《地霊賑わう旧都》
《???》
《???》
《???》
 でした。
 どうやら、《御神札》《御神酒》は残り2枚の山札の中に沈んでいるようです。そして、現在早苗の手の中にある《???》と持続カードは全て以下の条件を満たすアクションカードです。
 
※1:+1以上のアクションを持つカードは1枚だけです。
※2:+1以上のドローを持つカードは1枚だけです。
※3:+1以上のアクションと+1以上のドローを同時に持つカードはありません。
※4:+1以上の購入を持つカードはありません。サプライにもありません。
※5:アタックカードはありません。サプライにもありません。
※6:リアクションカードはありません。サプライにもありません。
※7:全て③コスト以下のカードです。
※8:同じカードはありません。何らかの効果で2度以上の使用した場合も、「同じカードを使った」とみなします。
※9:山札やサプライ、手札、廃棄置き場などの状況によって効果が変化するカードは、最低限の効果しか生みません。例えば、《超妖怪弾頭「河城にとり」》は1つのサプライも切れていない状況です。《復燃「恋の埋火」》でめくれるカードは、必ず役に立たないカードです。《五つの難題》では褒章カードは入手できず、必ず《紅魔館~豪奢な祭壇~》が他のプレイヤーから公開されます。褒章カードもデッキに入っていません。
※10:山札を引き切るドロー(つまり2枚以上)でなければ、都合の悪い方のカードが手札に入ります。新しく作った山札から引いたカードを使った回答は不正解です。

 早苗はこの手札で、霊夢に逆転勝ちすることができました。
 では問題。早苗の手札と持続カード、合わせて4枚のアクションカードとは何でしょうか? 手順も併記して下さい。

正解:↓反転してあります。
《恐るべき井戸の怪「キスメ」》
《地上の兎「因幡てゐ」》
《奇術「ミスディレクション」》
《静かなる月の光「ルナチャイルド」》

●手順
1.《静かなる月の光「ルナチャイルド」》が貼られた状態でターン開始(アクション数2、+①)。
2.《地霊賑わう旧都》を使用する(アクション数3)。
3.《恐るべき井戸の怪「キスメ」》を使用して、《地霊漂う社殿》を廃棄する。山札から1枚が手札に加わる。+①コストのカードで《博麗神社~間借りの一画~》、-①コストのカードで《そして誰もいなくなるか?》を獲得し、《そして誰もいなくなるか?》→《博麗神社~間借りの一画~》の順に山札に置く。
4.《地上の兎「因幡てゐ」》を使用する(+③)。《博麗神社~間借りの一画~》が公開されるので、これを捨て札にする。
5.《奇術「ミスディレクション」》を使用する。山札から《そして誰もいなくなるか?》と残り1枚のカードが手札に加わる。《そして誰もいなくなるか?》を霊夢に渡す。これで霊夢との点差は9点となる(《博麗神社~間借りの一画~》で10点差、《そして誰もいなくなるか?》を渡したことで9点差)。
6.仮想コイン+③と《御神札》と《御神酒》で合計⑪、《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》を購入して逆転勝利。

 全て③コスト以下のカード、かつアクションとドローが同居しない、という時点で消去法でも解けますが、できれば記憶力だけで勝負してみてネ。《大妖精》を使用して《博麗神社~間借りの一画~》を2枚以上獲得するパターンも考えてみましたが、どうもうまくいきません。


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東にドミする人あれば#52~オールジャンルベスト10 東方ドミふりかえり話 プロモ編~

 東方ドミ振り返り記事の最後は、これまで登場したカードをベスト10形式で選出。前回記述したように、カードセット代表として選抜されたものは含まれてません。カード名の色ごとに赤:紅魔郷編青:妖々夢編黄:特別拡張編紫:永夜抄編緑:風神録編茶:地霊殿編と分類。

●1位:《幽明結界》
 登場当時から大好きだったカード。今でも大好き。《博麗神社~間借りの一画~》だろうと《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》だろうと勝利点を失わずに取り除けるカードなんて他にない。それもゲーム後半、《紅魔館~豪奢な祭壇~》《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》まで取り除く、これも他のカードにはできない芸当。しまっちゃうおじさんばりの隠蔽技術だ。さあデッキの密度を下げる勝利点はどんどんしまっちゃおうねぇ(単体で使うと自分自身だけをゲームから取り除く小技付き)。
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○2位:《式輝「プリンセス天狐 -Illusion-」》
 機能としての優秀さなら、これがトップ。ドローに防御に山札操作と何でもござれ。2枚目が手札に来てもムダにならない、これぞ万能カード中の万能カード。こいつが手札に1枚あるだけで、大抵状況が有利に動いちゃうのが凄い。しかも初手で買える。シマによっては禁止カード扱いされているのも頷ける。
 《「幻想風靡」》は使っただけでドリーミーな状況を作れるが、《式輝「プリンセス天狐 -Illusion-」》は「獲得したカードを廃棄(《蓬莱の人の形「藤原妹紅」》が即手札に!)」「獲得したカードを山札の一番上に」……と、システムをちょっとだけ逸脱した機能を多数搭載しているだけに、頭をヒネればヒネるほどドリーミードリーマーな展開を生み出すことができる。怪しいコンボを作る時には大体声がかかるとか、こんだけ多機能なのにちょっと出来過ぎDA!

●3位:《蟲符「リトルバグストーム」》
 これを2枚使ったリグループは暫く筆者の得意技だった。強カードの使い回しにツミコミまで加わり、デッキ回転戦術ここに極まれりってカンジ。自身の+②に《御神酒》を山札に積んでいけば、大概は圧殺できたものです。今ではそこまで安定していないけど、《御神札》を積めば大抵⑧コストは出るのでまだまだ現役。《湖上の氷精「チルノ」》には可哀想なことをしたけど……。

○4位:《小悪魔》
 シンプルにして最強。超々激戦区の⑤コストカードの中で、紅魔郷編からスタメンの座を守り続けたエース中のエース。《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》が④コストの永久欠番東方ドミのホームラン王です的功労賞ポジの殿堂入りなら、こっちは堅守堅打で今でも安打数を積み上げているイメージ。
 単体のカードパワーでは劣る場があっても、いつ入れてもいい・何枚入れてもいいという万能性があれば評価に疵がつくことはまったくない。もしかしたら《小悪魔》が出た時点で、⑤コストでこれを上回るカードが加わることは金輪際無かったのかも

●5位:《静かなる月の光「ルナチャイルド」》
 このカードが活きるのはコンボデッキしかない(コンボデッキ以外じゃ入れる意味ないし)、そして東方領土研究会はそんなコンボ狂いの巣窟なのだ! 恐らく、奪い合いになった回数が最も多いカードと言っても過言ではないだろう。エースが《小悪魔》なら、領土研のアイドルは《静かなる月の光「ルナチャイルド」》なのだ。毎日がルナチャイルドだった……(遠い目)。
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○6位:《今どきの念写記者「姫海棠はたて」》
 カード自体はコスト⑤のキャントリップながら、脅威のデッキ操作&高速回転能力。《夜雀「真夜中のコーラスマスター」》と違って《御神酒》や《御神札》を落とす心配もない。外見からは想像できない一級品の機動性は流石幻想郷最速の天狗の同僚ということか(てか文のカードってスピードはそれ程でもない、っていうかミスティアあたりに負けてるような)。
 でも使用時にかかる手間やプレイミスの多さも一級品。《「幻想風靡」》で3回回した時なんてド顰蹙ものである。しかもツミコミの順番を間違えて憤死するのは日常的光景。それでも好きなんだねぇうnうn
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●7位:《禁忌「レーヴァテイン」》
 マイナスカード配布の中でも基本中の基本。後に追加されたマイナスカード配布は意外とヒネったものが多いのに対し、これはストレートなぶっ壊し系でフランドール嬢のキャラクターにもよく合致している。撃てば確実に捨て札へと送り込まれるため、直接防御する以外の手段で対処するのが難しい。アタックカードなら当然と思いきや、《神隠しの主犯「八雲紫」》《祟符「ミシャグジさま」》のように、マイナスカード配布が条件次第という効果も案外数多く存在しているのだ。《天呪「アポロ13」》《桜符「完全なる墨染の桜」》と違って、特定のカードで即座に無効化される怖れもない。
 ガードされたりマイナスカードを配り終わったしても最低限の仕事はしてくれるが、あくまで②コスト同等の最低限、この息切れ感もまたアタックカードらしさである。

○8位:《力業「大江山颪」》
 おかしいカードの多い地霊殿編の中でも、見た目以上におかしいことを非常によく巻き起こす。効果の中にコストが具体的な数字で表記されているカードが加わると、さらにおかしいことになる。《「幻想風靡」》並にルール論争必死の、ゲーム外戦を巻き起こす問題児。それだけにやらかす悪さもオリジナリティに溢れている

●9位:《ブロークンアミュレット》
 対戦相手に選択権のあるカードは弱い、というのがMTGの通説であるが、実際このカードもそこまで強くはない。強くはないんだけど楽しくって、これを採用すると笑いが絶えない良カード。東方ドミの火引弾とでも言うべきか。いやそこまで弱くないな。V-IZMのダンとか(あんまり変わってない)。
 大抵手札が残り数枚でコレを出す羽目になったり、逆に手札ごっちゃりでコレを出して《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》を封じられて悶絶とか、皆から「バレバレですやん!」と総ツッコミを受けるのがお約束だけど、購入+1のおかげでちゃんと逃げ道はあるものです。二枚三枚出して身動きが取れなくなるのもまた楽しからずや。

○10位:《冬の忘れ物「レティ・ホワイトロック」》
 ベスト10最後の座は、最もお世話になった②コストのカード。これ1枚あるだけでコンボも組めれば購入も増やせる、まるで郷里のおかあさんのような安心感。②コストという安さのおかげでお金が無い時も優しく迎え入れてくれる。重要でない局面でさえ、キャントリップという性質から決してプレイングの邪魔をしないこの奥ゆかしさに君も泣け。

●次点:《悪魔の妹「フランドール・スカーレット」》《騒霊キーボーディスト「リリカ・プリズムリバー」》《普通の黒魔術少女「霧雨魔理沙」》《風神の湖》
 ここから先は惜しくもベスト10に入り切らなかった思い入れのあるカードをドバッと紹介。
 《悪魔の妹「フランドール・スカーレット」》は初期のカードながら、廃棄カードの中でも屈指の融通性を誇る。どうしても低速気味になってしまうので、実際には拘束圧縮より不要カード燃焼に活躍する。
 《騒霊キーボーディスト「リリカ・プリズムリバー」》は②コストで3ドローという破格の性能、1枚戻す制限も、不要なアクションカードやリソースを次に回すメリットに簡単に転化できる。②コストのエース格と言えるだろう。
 《普通の黒魔術少女「霧雨魔理沙」》は《奇術「ミスディレクション」》同様アタックカードに見えてアタックカードに非ず、確実に山札を落とす妨害効果を発揮できる。不安定ではあるが確実にアドバンテージを取れるのが強み。
 《風神の湖》は《神槍「スピア・ザ・グングニル」》のようにそれ単体でデッキは組めるが、単独だと足が止まってしまうため、それだけでは勝てない。⑥コストという集めづらさもあり、構築するのも回すのも難しいが、それだけに+2アクション→3ドロー→+2アクション……の流れが決まった時は比類なき美しさ。

 ……というわけで、東方ドミ振り返り記事はこれにてお開き。
 皆様の、そして我が東方ドミ人生にもまだまだ新しい出会いとヒラメキと幸があらんことを!

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東にドミする人あれば#51~あのセットこのカード 東方ドミふりかえり話 特別拡張編~

 カードセットの振り返り記事も終わった(後編殆どグチ)ことだし、今回はカードセットごとの代表格、というカードを3枚ずつ選出。個人的に好きなカードは後で触れるため、重複禁止のルールに従い今回は選外。

●紅魔郷編
東方祀爭録 ~東方紅魔郷編~()
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《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》
《奇術「ミスディレクション」》
《博麗神社の巫女さん「博麗霊夢」》


 《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》は、紅魔郷編のみならず、東方ドミ全体を象徴と言っても差し支えないだろう。今となっては他に「買えば勝てる」ようなたわけたカードどもが登場してきているため、現在ではマストバイというほどではなくなっているが、初期には「買えばまず勝てる」カードだった功績を忘れてはならない。無論、ドローが薄いサプライではデッキを選ばず往年のような大活躍を約束してくれる。
 《奇術「ミスディレクション」》はその名が示すように、アタックカードに見えてアタックカードに非ず、その効果はこれだけカードが追加された中でも同類を見ない、最初のセット収録にしては奇妙なカード。ドロー強化に圧縮、圧縮妨害とマルチな機能を搭載し、《神槍「スピア・ザ・グングニル」》《永遠と須臾の罪人「蓬莱山輝夜」》《天呪「アポロ13」》のような特定のデッキ・カードにはキラーカードになるやり手である。それにただ強いだけのカードでなく、自身も手札を放出しなくてはいけない特性が良カードたらしめている。序盤はまだしも圧縮が終わった後に撃つのは相当にリスキー。泣く泣く下家にアクションカードや《御神酒》を流す羽目になるのは、愛用者なら避けては通れない体験談だろう。適当なところで廃棄したり、もう一枚の《奇術「ミスディレクション」》で押し付けたり、手の切り時までプレイヤーに考えさせる、いろんな意味で潜在能力の高いカードだ。
 系統としてはシンプルな完成度で、《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》に近いが、《博麗神社の巫女さん「博麗霊夢」》はコンボパーツとしての機能美において、東方ドミ発売以来依然先頭集団にある。仮想コインを出す・アクションを増やす・購入を増やす、怪しげなコンボを作る上で必要な要素がこの一枚に詰まっている。また、使えば確実に手札のアドバンテージを取れる《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》と比べ、ドローが無いため単体で来てしまうと購入が増えるだけの《奉納米》とちょっとガッカリだが、逆にこの手札が減るところがコンボ魂をくすぐるのだ。

○妖々夢編
東方祀爭録 ~東方妖々夢編~()
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《罔両「八雲紫の神隠し」》
《すきま妖怪の式「八雲藍」》
《楽園の素敵な巫女「博麗霊夢」》


 何は無くとも《罔両「八雲紫の神隠し」》なしに妖々夢編は語れないでしょう。この一枚の登場により、地下に潜って《ミニ八卦炉》で細々と《お賽銭》を《博麗神社~間借りの一画~》に変えていた圧縮ジャンキーどもが昂然とその存在を世に顕し、《お賽銭》を廃棄し過ぎて米が買えずにのたうち回る粗忽者が路上に溢れ、デッキを高速回転させることこそ至上とする会派と大量ドローによる圧殺で密度の差を補う会派との間には埋められない溝が生じたのであった。
 《罔両「八雲紫の神隠し」》が来たなら次は《すきま妖怪の式「八雲藍」》で師弟のワン・ツー・フィニッシュ。1ターンを犠牲にして次のターンに勝負をかけるそのド・リーム(迷宮島)っぷりは、それ単体で特定のデッキタイプを生み出し得た。中には手札をカラにすることさえ戦術に組み込む(《完全で瀟洒な従者「十六夜咲夜」》など)テクニシャンもいるという。相当な手練れだ。
 最後の一枚は戦略性よりもロマーン度の非常に高い、これまであまりなかったタイプのカード《楽園の素敵な巫女「博麗霊夢」》をセレクト。恐らく、一発逆転という言葉が東方ドミで現実味を帯びたのは、このカードが初めてではないだろうか。その代わり、爆発力は保証されても火が点かなかった場合のシケっぷりも壮絶ですが。《罔両「八雲紫の神隠し」》とは真逆のコンセプトのデッキを生むカードが同じセットに入ってるってかなり冒険してるよな。
 今回入り切らなかったけど凶悪なアタックカード《咒詛「魔彩光の上海人形」》も忘れ難い一枚。

●特別拡張編
《小さなスイートポイズン「メディスン・メランコリー」》
《萃まる夢、幻、そして百鬼夜行「伊吹萃香」》
《有頂天》


 防御手段としては少々心細かった《凍符「パーフェクトフリーズ」》の後を継いで登場した、待望の大量に購入しても邪魔にならないリアクションカード手札に複数来てしまっても全てを場に出さず、1枚だけ使って残りは捨て札に送り、以後のターンに備えるようになったら貴方の脱・初心者は成功だ!
 カードパワーはそこまで高いというわけではないが、キャラクター人気も相まってか《萃まる夢、幻、そして百鬼夜行「伊吹萃香」》は東方領土研究会で非常に採用率が高い。やはりオマケで一枚付いてくるというのは、色々嬉しいもの。高値で買えば買うだけオマケも大きいため、最大コストが⑪まで引き上げられた幻想郷場ではさらなる大暴れだ。
 《有頂天》は《紅魔館地下室》ほど単純に勝利点を伸ばせるわけではない。ために《有頂天》の買い増しや他の勝利点カードを獲得できる程度にデッキを回さねばならず、一点突破型の割に要求されるデッキ構築能力は高め。それだけに狙いがハマった時は嬉しくってねえ。まあ大抵そんな技量が無いので爆死に終わりましたけど。

○永夜抄編
東方祀爭録 ~東方永夜抄編~()
不明

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《国符「三種の神器」》
《夜雀「真夜中のコーラスマスター」》
《月の頭脳「八意永琳」》


 《国符「三種の神器」》は奇カード珍カードの跋扈する永夜抄編において、正統派かつ《奇術「ミスディレクション」》に比肩するマルチカード。非常に汎用性が高く、《奇術「ミスディレクション」》と違って妨害は出来ないが圧縮が終わった後も仕事をしてくれる。アクション+2のカードとこれを大量に集めるだけでも、結構何とかなったりしてしまう。望むならば後は購入を増やすカードがあると完璧。
 コンボデッキの歴史を《夜雀「真夜中のコーラスマスター」》を外して語ることはできないだろう。デッキ発掘に加えて山札操作までついてくるのは色々やり過ぎ。最近では《御神札》を落として悲鳴を上げる光景も散見されるけれど、なあにどうせ大量ドローカードでもっぺん引っ張り出して来ればいいのだ。
 さて、永夜抄編の代表カードというと前回書いたように色々独特なカードはあるのだが、幻想郷場になったりメタカードが登場したりで、現時点で代表格を張れるもの、となると意外とかつての強カードだと苦しいモノがある。《五つの難題》は条件が《永遠亭》限定なんで、《御神札》や《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》を振り捨てないといけないというのはちょっとね……。2枚でぐるぐる《禁呪の詠唱チーム》も、幻想郷場だと《御神札》《神々が恋した幻想郷~あまねき信仰~》にまず手が届かず、かつ手が届いても使い回せないのが痛い(こうして見ると幻想郷場は《永遠亭》参照タイプのカードに酷いことをしたよね)。初の⑥コストアクションカードの《幻想の結界チーム》も、顔役というほどのゲームへの影響力は無かったし。
 結局、登場以後カードパワーを保っていて、かつカードのクオリティが高い(強カードかつ安直に強過ぎない)、というと、推せるのは《月の頭脳「八意永琳」》ではないか。アドバンテージを取るために、テンポを犠牲にするか、手札を犠牲にするか、密度を犠牲にするか? いずれもデッキ構築においても、ゲーム展開においても難しい問題であるが、いずれもメリットに転じ得るところがデザインの妙。手札の廃棄に巻き込まれないよう捨てたり、+③で余ったリソースカードを次に回したりと、単体でも完結した機能が美しい。地味に《罔両「八雲紫の神隠し」》以上の廃棄能力を持つ初めてのカードだったりする。

●風神録編
東方祀爭録 ~東方風神録編~ 【カードゲーム】()
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《土着神の頂点「洩矢諏訪子」》
《超妖怪弾頭「河城にとり」》
《「幻想風靡」》


 圧縮デッキの歴史にまた一つの彗星が現れた。2-5初手で《土着神の頂点「洩矢諏訪子」》に突撃するのは誰しも一度は抱く夢。そして夢破れて散っていった星々もまた同じ数だけ存在するワケですが。無論中盤で余計なリソースを廃棄する手段の方が賢いのは言うまでもない。高速圧縮から《御神札》をモリモリ増やした日には気分爽快、《御神札》がサプライから消える恐るべき事態が起こり得る(その一方で《御神酒》はまだしもコレで《奉納米》を増やすのはかなり負けた気分)。あまりよろしくないコスト踏み倒し効果であっても、このぐらいリスキーかつ波のあるカードであればアリかな、という気になれる。
 サプライが切れればアクション+2の《小悪魔》! そうでなければ⑤コストの《魔法の森》! サプライの状態に目を付けた、(多分)初めてのカード《超妖怪弾頭「河城にとり」》は場にあるだけでドッキドキの一枚。誰かがこいつを買うとついつい後追いしてしまいそうになるが、よっぽど優秀な圧縮や購入を増やすカードが無ければ⑤コストのカードを揃え続けるのはかなりのテンポ・アドバンテージの損なので、卓全体で相手にしないのが一番の防御策かもしれない。こいつが猛威を振るうのは、《超妖怪弾頭「河城にとり」》が悪いんじゃなくて、警戒して自分も手を染めてしまう俺たちが悪かったんじゃないだろうか。さっさと《紅魔館~豪奢な祭壇~》で妥協してゲームを終わらせても可。逆に言えば使うからにはゲームを終わらせない程度にサプライを切らせつつ、ゲームを長引かせる極めてデリケートな試合運びが要求される。イージーな強さに見えて決してそうでないバランスが風神録編らしい。
 そして《「幻想風靡」》ナシに風神録編を語ることは許されない。例え神々が許しても神風なこのオレが許さん。

○地霊殿編
デッキ構築型カードゲーム 東方祀爭録(とうほうしそうろく) -東方地霊殿編-()
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《妬符「グリーンアイドモンスター」》
《閉じた恋の瞳「古明地こいし」》
《地獄の輪禍「火焔猫燐」》


 待つ人はずっと待ってたであろう待望の《ネズミ》が東方ドミ化。ほっといても増殖し処理方法を考えなければならない性質は、やはり本家・東方問わず使っていて楽しい。廃棄カードに焦点を当てた地霊殿編のコンセプトを、自分で廃棄する・他のカードに廃棄させる、と単独で体現している、これぞ代表格という一枚。
 利点と欠点の組み合わせながら《閉じた恋の瞳「古明地こいし」》は《月の頭脳「八意永琳」》とは違って他のプレイヤーにも影響を及ぼすため、《奉納米》を過剰に配布する「防げないアタックカード」になり得るところが面白い。言うても序盤ではやることなすこと他者を利する行為となるであろうが、夢のアクション+1がついてくるパチュリーなんだから贅沢言っちゃいけぬぇ。《奉納米》配布があまり妨害にならない普通の場でも、《御神酒》をこいつで獲得してすり潰せばたちまち《紅魔館~豪奢な祭壇~》が山と積み上がる恐怖の剛腕カードである。
 トリを飾るのは強パチュリーこと《地獄の輪禍「火焔猫燐」》。《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》でさえ完成された強さだったのが⑤コストカードとして新生されたのを見ると、時代と共に洗練されていくもんだと感心する。とってつけたような廃棄された際のカード獲得は別に無くてもよかったような気がするが。
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 《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》に始まり《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》で終わった、うむ綺麗にまとまった気がするな(そうか?)

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東にドミする人あれば#49~思い出にするにゃ早過ぎる!? 東方ドミふりかえり話 前編~

 だいぶ東方ドミの頻度も減ってしまった。遠ざかっていたせいかゲームシステムを聞かれて「3d6の下方修正じゃなかったっけ?」とか答えてしまうぐらいサ。嘘だけど。あとこれはオレの得意ギャグなので気に入ったからってパクらないように。
 発売当時のデッキ構築型ゲームフィーバー(死語)は凄かったな。まるでTCGブームの再現を見ているかのようだった。「一体これどの辺にデッキ構築型にする意味があるんだろう……」と首を捻るような題材も散見されたりしたもんよ。MTGはデッキが魔術書で、プレイヤーは魔術師となって一枚一枚ページをめくりながら(カードのドロー)呪文を唱えるという設定だったように、ドミニオンにも資金(リソースカード)を使って人材獲得や策謀を進め、領土を広げていくというシステムに合致したバックグラウンドがあった。そういう、運用に直接関係しないけれど、そのシステムでなきゃダメという必然性を伝えてくる雰囲気づくりも大事にしないとダメやとあっしは思うのですが。
 地霊殿編が発売されてから1年と半年が過ぎた。なんか三年ぐらい前に発売された気がするのだけれどまだそんなもんか。新作の音沙汰はないし、デッキ構築型フィーベルもすっかり鳴りを潜めた感がある。まあ妖々夢編が出るまで一年ぐらいかかったりしてるので、新作が出ないわけではないと思うのだが。元ネタにもちょくちょく東方ドミに参入しても問題なさげな気がするカードもあるし。まあそういうカードはえてして地味で商品的イソパクトに欠けるものではありますが。コイントークンとか勝利点トークンとかポーションとか余計な物が増えてきてたのも、地霊殿以降展開がない原因なのかもしれない。
 百万回遊べるゲームという売り文句に偽りはなくまだまだ遊べるし、元を取るぐらいの回数は遊んだ気がする。買ったきり遊ばないTRPGのシステムとかと比べれば(本棚に並んでいる1999年~2000年頃発売したタイトルを眺めつつ)。ただ飽くることなく東方ドミに打ち興じていた頃と比べると、デッキ構築型ゲームのブームと共に自分の中でひと段落した感もあるんで、今回はちょいと振り返りモードの記事です。

●紅魔郷編
東方祀爭録 ~東方紅魔郷編~()
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 筆者はだいぶ展開が進んでからドミに触れたクチであるが、いや誕生時を知る人にとってはそりゃあデカルチャーな新ジャンルの登場に「オラァぶったまげただ」と無意味に訛ったことであろう。ただでさえ楽しい楽しいTCGの「デッキ構築」という過程をシステムに取り込むというこの死角からの発想。『パンデミック』がなんでドイツゲーム大賞を逃してるんだYo! と憤怒した筆者であるが、その理由がドミニオンという超強力なライバルがいた、と聞かされればグウの音も出ない。東方ドミを初めて遊んだ時に走った「これは時代が変わる!」という直感は、この先そうそう味わえないであろうな。まあ本家ドミニオンの方はシステムを呑み込めないまま《鍛冶屋》にボコられたのに腹を立てて離れちゃったんだけどさ。
 たまに初心に帰る意味で紅魔郷編だけで遊んでみると、すごーくのどかなゲームでビックリする。コンボといっても《魔法の森》の後に《禁忌「レーヴァテイン」》とか、《博麗神社の巫女さん「博麗霊夢」》の後に《信仰を量る賽銭箱》ぐらいで、最近のゲーム風景にありがちなヘンタイ的挙動なんて入る余地もない。なんだか心が洗われるようで、やれ《豊符「オヲトシハーベスター」》だ、やれ《呪精「ゾンビフェアリー」》だ、と騒いでいるが、俺たちは《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》の強さを再確認すべきではないか、と主張したくなる。もっとも、基本と言っても基本だけにカードのクオリティは今でもシンプルに強い、一線級で戦えるものが揃っている。《小悪魔》《奇術「ミスディレクション」》《博麗神社の巫女さん「博麗霊夢」》この辺は俺の中で永遠のエースって感じですな。
 それと、本家ドミの基本セットに入っていたちょっとアレなカードとコスト⑥のカードを抜いて、比較的大人しいカードを後のセットから引っ張ってきているあたりも配慮が感じられて嬉しかった。この辺の選抜は、流石MTGで鍛え抜かれた方々が関わっていただけはある。言うてもプロモで《割と困ったちゃん「八雲紫」》が加わったり、地霊殿編で《破壊工作員》が解禁されたりするまでの話だったけどね。
 ただ《恋符「マスタースパーク」》があると、先手が超有利になるのは本当になんとかしてほしかったが。これから先も、後手のフォローが勝利点集計時に有利以外「特にありません」のままにしてしまったのは、ドミニオンのアキレス腱だと思う。あと《神槍「スピア・ザ・グングニル」》でソロプレイゲーになるのは許さへんよ。本当にアメ公は自分で作ったゲームを壊すのとソロプレイが大好きなんだな(暴言)。MoMaとか見てるとそう思う。
 リソースが出ない時についつい《お賽銭》を買っちゃうのは初心者あるあるってやつね。嗚呼あの頃には戻れない。

○妖々夢編
東方祀爭録 ~東方妖々夢編~()
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 基本で形作られたゲームがこれでブァーっと広がった感じ。《罔両「八雲紫の神隠し」》の使い方を悟った時、次のステージに上がった気がしましたね! デッキの回転や廃棄といった戦術そのものを考えさせられるカードが一挙に追加されて、しっかりした土台が紅魔郷で築かれた上に、絢爛豪華な東方ドミの可能性がここに花開いたと言えるでしょう。
 カードの幅の広がりも素晴らしい。ドローとアクション、それに仮想コインの組み合わせという組み合わせの中でいかにしてバリエーションを増やすか? 二つ目のカードセットにして、既にその発想の自由さが如何なく発揮されている。《知識と日陰の少女「パチュリー・ノーレッジ」》からコストを下げつつ「手札を1枚戻す」という要素を加えることで《騒霊キーボーディスト「リリカ・プリズムリバー」》新カードにする、このヒネリ具合を思いつけるところが凡人とゲームデザイナーの一線なのでせう。しかもこのちょっとしたヒネリを戦術に転化できるのもまた、ドミニオンというゲームの奥深さが提示されていた。《すきま妖怪の式「八雲藍」》のように、ドミニオンのルールをほんのちょっと覆すカードのハッタリと実用性のバランスが絶妙なのも好感度大。持続カードはちょっと忘れやすかったかな。
 今でも大好き《幽明結界》にドローに防御にデッキ操作となんでもござれの《式輝「プリンセス天狐 -Illusion-」》、アタックカードじゃないから防げない《普通の黒魔術少女「霧雨魔理沙」》と二番目のセットにして味のあるカードが揃っている。《楽園の素敵な巫女「博麗霊夢」》みたいな珍カードもボチボチ顔を出し始めた頃ですな。
 でも《罔両「八雲紫の神隠し」》《神隠しの主犯「八雲紫」》《割と困ったちゃん「八雲紫」》要するに紫関連のカードは全部よくなかったと思うんだよ! 《罔両「八雲紫の神隠し」》のおかげで高速圧縮が可能になったのは評価するが、②で4枚破棄はやり過ぎ。《神隠しの主犯「八雲紫」》はまだしも初手から買える《割と困ったちゃん「八雲紫」》にはノーコメント何故デッキ構築型ゲームなのにアメリカ人は他人のデッキを滅茶苦茶にするカードを入れたがるのかまあアメリカのゲームデザイナーがゲームを作るのは上手でも回すのはヘタクソというのは某システムの販売展開とか某システムの公式シナリオでワカっていたことですが。すまん言い過ぎた。

●特別拡張編
 筆者の記憶が確かなら、東方ドミに初めて触れた時はEXTRAこと特別拡張編まで出ていた。
 そんな初めて触れた時分だったのに言うのもなんだが、個人的に東方ドミを一番落ち着いて楽しんでいたのって、この特別拡張編が出てた頃だった気がする。紅魔郷編で作られた基本を妖々夢編で広げて、それを手堅く確固なものにしたのが特別拡張編って感じ。カード枚数はそれほど多くなく、派手な効果も少ないのだけれど、それだけに紅魔郷編・妖々夢編で登場したカードの蓄積を反映したような
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 というカードが多く、ひねくれ者の筆者には一際楽しめたカードセットだった。一番好きなカードが《幽明結界》なら、一番好きなカードセットはこの特別拡張編。
 《四季のフラワーマスター「風見幽香」》《伝統の幻想ブン屋「射命丸文」》のような強さと脆さがはっきりしたカード、コンボパーツ《降り注ぐ星の光「スターサファイア」》《静かなる月の光「ルナチャイルド」》、安心の防御カード《小さなスイートポイズン「メディスン・メランコリー」》、どれも「おーこれは新しい!」という驚きより、「ああそういえばそんなカードがあってもいいよねぇ」という、痒い所に手が届く感がカードセット全体にあってええ塩梅。カードの一つ一つがデッキの軸になり得るギミック搭載なのも高評価である。《紅魔館地下室》《すきま妖怪の式の式「橙」》に続いて、⑧を出すことのみを最終目標にしない《有頂天》デッキの、どれほど《有頂天》を集めつつ他の勝利点を買いながらデッキを回すかのアツイせめぎ合いの興奮は忘れ難い。筆者の得意技は《今どきの念写記者「姫海棠はたて」》を使用したデッキ操作&高速回転であるが、デッキを高速で回す割にカードをさばく時間がひじょうにかかるせいで、あまり周囲の評判はよろしくない。本人も疲れるので最近はあまりやってない。
 手札or山札を自発的に落とすカードがサプライにあると途端に安易なゲームになる《無縁塚》はちょっとアレだが。また初手で買われると防御手段が無い《三途の水先案内人「小野塚小町」》には使う輩にブーイングや飛び蹴りやパイプ椅子が飛んでいったものであるが、後に風神場になると《御神札》を奪えないことで評価ガタ落ち、下位互換呼ばわりされていた《奇妙な魔法使い「霧雨魔理沙」》が脚光を浴びるようになったのはこれぞメタゲームの妙。どっちのカードも他人のデッキを滅茶苦茶にするカードなんで俺は嫌いだけど。

 今回は前編なのでここまで。特別拡張編が「一番落ち着いて楽しんでいた頃」だったように、ここから先は引き返すことのできない修羅道に突き進んでいくことになる。その悪鬼羅刹も泣いてゲザる冷酷非情悪辣無惨弱肉強食焼肉定食大盛無料我欲回鍋肉っぷりは次回にて。

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東にドミする人あれば#35~今日の一枚・10月18日号~

 東方ドミのカードが、本家ドミのイラストとテキストを置き換えたものであることは周知であろう。
 が、その中で唯一本家とテキストの異なるカードがあることをご存じだろうか
 いや、割と有名なんでもったいつけた言い方しなくても知ってると思いますが。
 そのカードは《九代目阿礼乙女「稗田阿求」》。『The Invitation to SHISOROKU』付属のプロモカードのアレ。
 このカードのモデルは『錬金術』セットに入っている《弟子》なんだけど、「カードのコストに1ポーションがある場合、+2カードを引く」という一文が抜け落ちているのだ。ポーションちゆうのは『錬金術』に含まれている新種のリソース。これが手札にないと、コストにポーションを含むカードは買えないという寸法。
 なんで抜けたのかというと、そもそもポーションに相当するカードが紅魔郷には存在しないんだから、入れても仕方ないという判断だろう。もっと言えばポーション自体特異な存在なので、とうぶん(もしくは絶対に)入ることはなかろうと踏んだのか。それなら、そんなカードをモデルにすんなって? まあ、いろいろ事情があったんでしょう。プロモだけに特別な効果でないといけなかったんだろうし。
 個人的に余計なサプライが増えるのは褒賞と幻想郷場ぐらいにしてほしい(だって整理と準備が面倒やん)ので、別段このままでも構わない。まあ、と言っても拡張し続けねばならないのはこの手のゲームの宿命。何でも許容する幻想郷なんだから、ポーション相当のカードなんていくらでも作れるだろう。ち○この生える薬とか。えっそんな物ないって!?
 で、《九代目阿礼乙女「稗田阿求」》もMTGのオラクル更新よろしく「カードのコストに1ポーション~」が追加されるのかもしれない。もしくはイラスト一新で再発売とか。そんでもって旧イラストの方にプレミアが付いたりしてなグヘヘ。おっとつい下品な笑みが漏れてしまった。



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東にドミする人あれば#32~チルノのパーフェクトてんすう教室~

 MTGのドラフト戦では、度々「点数表を作る」ことを推奨されている。強力なカードをあやまたず獲得するのはもちろん、選択に時間制限がある、誰が強力カードを取ったかを把握する、自分と他人の必要なカードを見極める必要があるからだ。
 これはドミでも同じことが言えそう。作法こそ大きく違うが、サプライごとの強力カード、自分や他人に必要なカードを見極める必要という点では、実にドラフト戦的なゲームではありますまいか。別に時間制限があるワケでもなく、それこそサプライによってカードの価値は乱高下するものだから、一概に点数を付けられるものでもないですが。パワーを持った「強い」カードの存在は否定し難いし、セットが追加されるごとに「え? ホントにこれコスト○?」ってカードも増えてるしね。
 で、重要なことは「他人と点数表を作る」ことなんだそうな。ひとりの頭の中にある間は、自分だけの経験の域を出はしないが、何人かの仲間と「点数表作り」という意見を戦わせることで、全員の経験値を集大成することができるから…だ、そうです。また作成作業を通じて、仲間のレベルが統一化され、効果的な練習につながるというメリットもあるとのこと。
 いつか東方領土研究会のお歴々の点数表も見てみたいですね。
 さて全部のカードに点数付けてたらとてもスペース足りんし、優先順位低いカードだと十把一絡げに紹介するのがオチなんで、特に私が優先して買うカードを挙げてみた。「10点:コストを出せる状況ならまず間違いなく買う」「9~8点:他によっぽど強力なカードがある時以外は買う」「7~6点:サプライ次第。アンチカードが無ければ普通は買う」、また同じ得点圏内でも上のカードほど優先順位:高となってます。
 は紅魔郷、は妖々夢、はEXTRA、は永夜抄、は風神録。

●10点
《神隠しの主犯「八雲紫」》…買うと得をするカード。
《蟲符「リトルバグストーム」》…アクション、リソースの使い回しにデッキ操作まで。
《「幻想風靡」》…アクション3回とか素敵やん

○9点
《小悪魔》…不動のコスト⑤エース。すでに完成されている。
《静かなる月の光「ルナチャイルド」》…2ターン続けてアクション+2。コンボキチにとって天啓。
《里に最も近い天狗「射命丸文」》…とりあえずリソースかアクションを引っ張ってきてくれる《魔法の森》という安心感。
《式輝「プリンセス天狐 -Illusion-」》…ドロー、防御、獲得カードの即使用と何でもござれ。できればアクション+2のカードがある時チボー
《幽明結界》…あかり特殊勝利点と圧縮大好き!

●8点
《酒虫の壺》…あまり見たことないが出れば蹂躙する屈指のパワーカード。
《歴史喰い「上白沢慧音」》…使えば使うほど奥の深さを知るカード。
《萃まる夢、幻、そして百鬼夜行「伊吹萃香」》…《紅魔館~豪奢な祭壇~》購入→《御神酒》を私は萃香爆裂キックと勝手に呼んでいる。なんかビッグザ武道っぽくありません? この幼女。
《豊符「オヲトシハーベスター」》…3枚捨てるとは言え破格の+5ドロー。危険。

○7点
《小さなスイートポイズン「メディスン・メランコリー」》…アタックカードがある時は何枚でも欲しい。そうでなければ1枚でもいらない。
《春を運ぶ妖精「リリーホワイト」》…アクション+2はもちろん、大量に集めてからのリリー爆弾が熱い。
《普通の黒魔術少女「霧雨魔理沙」》…手札がたった④からいきなり《紅魔館~豪奢な祭壇~》に手が届く潜在力を持つ。非常に防ぎにくいのも○。
《禁忌「レーヴァテイン」》…シンプルな割に意外と防ぐのが難しい。周りがガチガチに守りを固めていなければ。
《咒詛「魔彩光の上海人形」》…アンチカードがあっても、撃って損をしないパワーは捨て難い。
《筒粥神事》…ドローでリソースをかき集めた後使えば昇天モノの爆発力。よく自分が爆死するけど。
《冬の忘れ物「レティ・ホワイトロック」》…コスト②でここまでやってくれれば上出来でしょう。

●6点
《守矢神社》…あかり特殊勝利点大好き!
《知識と歴史の半獣「上白沢慧音」》…下手なドローカードより銭を出してくれる。しかし《無縁塚》ゲーになるのは許さへんよ
《人間の里》…アクションのシメの一杯で使うといい感じ。
《悪魔の妹「フランドール・スカーレット」》…最初期の廃棄カードとは思えないほど細やかな動きができる。好きだ。
《夜雀「真夜中のコーラスマスター」》…この間使ったがコンボデッキだと超楽しい。それ以外はただの《御神酒》破壊魔。
《奇術「ミスディレクション」》…マイナスカード除去が一番光る時だが、そうでなくとも十分機能してくれる。もっとも使う時も使われた時もハラハラするのでこの点数。
《有頂天》…あかり特殊勝利点大好き!


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東にドミする人あれば#22~あのカードは今? 7月17日号~

 なんだかんだで東方ドミも発売されてから2年。かつてはレア物として珍重されていた紅魔郷も再販され、東方ファンもドミファンも健やかな祀爭録ライフを送ってるものと思われます。このふたつのファン層の中でどれだけの人がカブってるのかは今もって疑問なのだけれど、再販分まで売り切れってことはまぁ少なくともそこいらのTRPGよか売れてるってことだろうな。て、もう再販分も無くなってたら意味ないぢゃん。
 元のゲームがしっかりしてる分、追加セットあれども基本は変わらずなのが良いところ。カードプールが広がろうと、単純な上位互換を生まず、かつ紅魔郷のような基本のカードでも十分通じるあたりは素晴らしい。…いや永夜抄だけは別ゲーのような複雑怪奇なカードが多いのだけれど。アレだ、俺的には空中庭園の降臨。わかんない? じゃ餓狼伝説3とかアートオブファイティングとか…べ、別にディスってないっすよ。
 閑話休題。
 一方でカードが増える度に、カードパワーも変化するのがメタゲームの味わい深さ。かつて強力カードとして君臨した数々のカード、新たに見出された強力カードはどうなっているのか?

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東にドミする人あれば#21~今日の一枚・7月15日号二枚目~

 紅魔郷カード再評価第二弾。

●《悪魔の妹「フランドール・スカーレット」》
コスト:④
効果:+1カードを購入、あなたの手札のカード1枚を破棄する。そのカードのコスト分の+○を得る。

 《ミニ八卦炉》と並んで、廃棄カードの古参。
 とは言え、両者の動きはまったく異なる。《ミニ八卦炉》が《御神酒》をシュートして《豪華な祭壇》を得られる一発型なのに対し、《フランドール・スカーレット》の方はかゆいところに手が届く融通性がウリ。
 違いが如実に現れるのは、《お賽銭》やマイナスカードを廃棄した時。《ミニ八卦炉》で廃棄すると、サプライに②コストのカードが出ていない場合、《間借りの一画》を強制で獲得しないといけないため、デッキがダブつくことになる。一方、《フランドール・スカーレット》は廃棄するだけで何もしない。圧縮の邪魔をしない点では《フランドール・スカーレット》の方に軍配が上がるが、②コストで撃ちまくれるアクションカードがあるなら評価は逆転する。
 また、《フランドール・スカーレット》では、何でも廃棄すればいくばくかのゼニは得られる、これは大きな違い。手札のリソースは合計⑦、《豪華な祭壇》を買うのにあと①足りない! という時に《奉納米》などを廃棄して⑧マナに到達させるのが最もよく見る使われ方だろう。
 逆に《御神酒》を廃棄して一時的なブーストにする使用法も、もちろんある。高額カードの増えた風神録以降なら、このブーストはもっと大味なものに変わるに違いあるまい。《豪華な祭壇》を破壊して《神々が恋した幻想郷》を買ったりするとちょっとしたグレイシーソーマタージ気分。姉が泣きそうだけど。足りない金を補うこともできれば、一気に点火することもできる、見た目以上に幅の広いカードである。
 とりあえず手元にあるものを現金に変えて工面するところを見ると、キャラクターのイメージに反して意外と家庭的なカードなのかもしれない。悲しいかなこういう使い方をしていると、購入+1を活かせることはまずないのだが
 冒頭の二者の比較に立ち戻ると、個人的には手札次第で自在に伸縮できる《フランドール・スカーレット》の方が好み。が、《ミニ八卦炉》の爆発力もなかなか捨て難い。
 《蓬莱の人の形「藤原妹紅」》とは相性抜群。何も失うことなく+④ものゼニが降ってくる(《ミニ八卦炉》なら《御神酒》)。《幻想風靡》の三連打も《藤原妹紅》の性質上可能なので、一撃で+⑫。これから毎日《藤原妹紅》を焼こうぜ?


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東にドミする人あれば#20~今日の一枚・7月15日号~

 たまには紅魔郷のカードも紹介。

●《奇術「ミスディレクション」》
コスト:③
効果:+2カードを引く、各プレイヤーは自分の手札のカード1枚を選び、左隣のプレイヤーに渡す。その後、あなたは自分の手札のカード1枚を廃棄してもよい。

 スタンダードな基本セットの中でも例外的に変わり種のひとつ。「手札を渡す」という奇抜なものであるのに加え、ドミのルールの枠にはまらない挙動だったりする
 東方ドミ登場当時は圧縮とマイナスカード除去を同時にこなせるということで一定の評価は得ていた。が、《罔両「八雲紫の神隠し」》と比べてやや緩慢だったためか、そこまで使用率は高くなかった気がする。
 しかし、セットが追加されていくごとに有用性が上がっているので、今こそ起用の時ではないかと取り上げた次第。
 まず妖々夢では、《桜符「完全なる墨染の桜」》対策になる。撃たれても山札を落とされることはともかく、マイナスカードについてはまったく気にならない。できれば上家が撃った直後に使用したい。そうでないと、どうせ回ってくるのはマイナスカードだと思うので…。永夜抄では《天呪「アポロ13》。こっちに至っては最早「左隣にマイナスカードを渡す」だけのカードと化す。下家がディスカードを選択していたなら、残り少ない手札を自分のクズカードで入れ替えてあげよう。
 しかし相手のアクションカードに合わせて使っているばかりではつまらない。追加セットでアクション+2およびディスカード強要が次々と増えている昨今、自分で他プレイヤーの手札を狭めた上で交換する大技も狙いたい。特に《咒詛「魔彩光の上海人形」》《神祭「エクスパンデット・オンバシラ」》は都合のいいカードを残したくなる性質に加え、自分でドロー+を持っているので、交換候補のカードも増やしやすくなる。アクションカード3枚を食う労作であるけど、これで相手の《御神酒》を奪ってこられたりしたら拍手喝采。
 手札の選択肢が少ないのにつけ込む点では、複数枚の《スターサファイア》や《蓬莱山輝夜》を溜め込んでおくようなタイプのデッキにも有効。また、圧縮タイプのデッキへの妨害能力も高い。せっせと燃やした《お賽銭》が次から次へと回ってくる上に厳選したカードが流れていくのだから、そうおいそれと圧縮なんかしてらんなくなる。
 相変わらず、いらないカードを押し付ける能力としても優秀。自分で廃棄してもいいけれど、それよりはあからさまに下家には不要なカードを送り込んで、テンポを奪う効果を期待したい。圧縮を終えた後に圧縮用カードを流すみたいに。特に自分と相手が「1枚はいるけど2枚以上はいらない」カード(《罔両「八雲紫の神隠し」》とか《祀られる風の人間「東風谷早苗」》とか)を同時に使ってたりすると効果大。往々にして2回目以降の《ミスディレクション》でさらに下家に流れていくわけですが。
 そして、このカードの特異性は、「アタック」カードではないので《パーフェクトフリーズ》などで防げず、さらにカードを渡す効果が「獲得」ではないところ。このため《式輝「プリンセス天狐-Ilusion-」》でさえも通用せず、防御はほぼ不可能。限りなくアタックに近いのに、一方的に通せるのは《ミスディレクション》ならでは。防げると手順として面倒が多いからでしょうが。
 難点は昔っからワカってたことですが、ドロー+2も含めてなお自分の手札が絶好の場合でも交換しないといけない点。手札が《御神札》《豪華な祭壇》《神々が恋した幻想郷》だらけになったりしたら発狂もん。可能な限り手札を増やすカードを重ねた上で使用したいところ。
 カードパワーとしてはやや地味な紅魔郷だけれど、カードプールが広がることによって評価を上げてきているカードもある、これぞメタゲームの面白さって感じですね。この調子で美鈴も何か復権できねえかな。


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東にドミする人あれば#07~The Invitation to SHISOROKU~

 特典で《九代目阿礼乙女「稗田阿求」》がついてくることだし、新宿イエサブにまだ残っていた東方ドミニオンのガイドブック、『The Invitation to SHISOROKU』を買ってきた。

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 この手のガイドブックはMTG然り、モンコレ然り、どうも当たり障りのない書き方が多くて正直あんまり期待していなかった。もっとクリス=ピキュラとジョン=フィンケルのコラムのように、「《スケルトンのゴミあさり》が禁止カードに指定されても不思議ではない、なぜならこいつは誰が使っても弱すぎる」とか容赦ない評価をしたっていいのになあ(例えモンコレが基本セットしかない時代でも、《ストーン・クラブ》の使い勝手ぐらい気づいてたものだろう?)。
 とか思ってたら、予想以上にちゃんとガイドブックしていて面白かった
 カードごとの解説は小さいスペースなりに使用法や長所・短所が書かれていて、好感が持てる。ぱっと見掴みづらい《湖上の妖精「チルノ」》の効果や、《信仰を量る賽銭箱》の持つメタゲーム的影響力を初心者にもワカりやすく簡潔にまとめてある。使いづらいカードや起きやすい事故を忌憚なく書いてあるところもワンポイント。うーん、キャラクターとしては好きなんだけど、確かに美鈴のカードってどっちも使いやすくはないんだよな(彩光乱舞は以後のセットで可能性を広げてきたかな?)。ちょくちょく文章中に出てくるネタ、《博麗神社~間借りの一画~》は私もよく廃棄したり換金したりしている。というか大抵こいつだ。あらためて《博麗神社》を廃棄とか換金というフレーズを考えると、なんというか、その、すまん
 カードの解説だけでなく、「はじめてならこのサプライで遊んでみそ」という組み合わせを紹介してるのもドミニオンならではのガイド。確かに初プレイで《恋符「マスタースパーク」》と《禁忌「レーヴァテイン」》と《神槍「グングニル」》が飛び交うクソゲーを体験したら、どんなゲームかまったくわからないまま終わると思います。ゲームをせずとも、「このサプライなら何買う?」とか聞いて回っても性格が見えて面白そう。
 私はEASY→《チルノ》で肥やして《小悪魔》
 HARD→《レーヴァテイン》で一点突破&《フラン》でマイナス除去
 LUNATIC→断然《賽銭箱》。コレ一枚でマスパもグングニルも怖くねぇ。邪魔をしてこないなら万々歳
 EXTRA→《レーヴァテイン》を取らざるを得ない。防御は《パーフェクトフリーズ》、除去は《阿求》、そしてそれらで足を鈍らせないために《霊夢》
 って感じか。
 リプレイと作戦会議は、私自身そんなに東方キャラを知っとるわけじゃないのでなんとも言えないや。ただチルノが勝利点9をひねくり出したのはむしろ褒めてあげるべきだと思う。あのドローとデッキで《御神酒》に到達してたのが驚きだ。あと、さりげなく《チルノ》を買い占めることでサプライ切れに貢献したと思われる。コレがないと持久戦で《紅魔館地下牢》デッキのレミリアにまだ分があったかもしれない。
 最後に、目玉は全カードイラストをA5サイズで拝めるところ。こうして見てみると、カードに収まったイラストとはまた違う印象になるものです。フトモモさらしてる絵多かったのね。まあイチバンの美脚は《彩光乱舞》で譲りませんよ。逃したプロモ版《レーヴァテイン》を見られるのもうれC。このイラスト集のおかげで、薄い本にガイドブックと特典カードがついてきたと考えれば、1500円も安くあるまい!
 この内容なら、初心者の人が基本セットと一緒に買って読んでおくと安心でしょう……といっても、紅魔郷はとっくに在庫切れになってますが……

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